なんで親はわかってくれないの？親の愛情や心配も、高校生にとっては「干渉」と感じられることも…。
成長する中で自分の世界を大事にしたいからこそ、親にやめてほしいことが増えるのは自然なことです。
今回は、高校生が特に「これだけは本当にやめてほしい！」と思う行動を5つ紹介します。
高校生が切実に思う、親にやめてほしいこと
進学や将来の期待を一方的に押し付ける
親としては子どもの将来を思ってのことかもしれませんが、「医者になれ」「有名大学に行け」といった理想を押し付けられるのは、多くの高校生にとって大きなストレスになります。
- 17歳 女子：「私の夢を話しても、すぐに『それよりこの大学がいい』って言われると、自分の選択肢を否定された気分になる。」
- 18歳 男子：「親は将来のことを考えてくれるのは分かるけど、俺の人生だから自分で決めたい。」
親の期待が重荷になると、子どもは自分の進路や夢を話しづらくなり、家庭内のコミュニケーションがぎくしゃくする原因にもなります。
SNSのチェックやコメント
SNSは今の高校生にとって友達との重要なコミュニケーションツール。
親が投稿を監視したり、コメントを残すと、子どもにとっては「見られたくない！」という気持ちが強くなります。
- 16歳 女子：「親が私のインスタにコメントしてくると、友達に見られて恥ずかしい。」
- 15歳 男子：「スマホを勝手にチェックされた時は、本当に信じられないって思った。」
親の愛情からの行動でも、プライバシーが侵害されたと感じると、高校生は反発しがちです。
ファッションや髪型を批判する
流行が世代ごとに違うのは当たり前！それを理解せず「不良みたい」「ダサい」と親に言われると、高校生は傷つきます。
- 17歳 男子：「髪を染めただけで『そんなの許せない』って怒られて、なんでそこまで？」
- 16歳 女子：「親は古い価値観のままだから、何着ても文句ばっかり言う。」
親としての心配もわかるけど、自分らしいおしゃれを否定されるのは、多感な時期の高校生にとって大きなダメージになります。
親の機嫌で態度が変わる
親の気分次第で家の雰囲気がガラッと変わるのも、子どもにとっては大きなストレスです。
機嫌が良いときと悪いときの落差があると、子どもはどう接すれば良いのか戸惑います。
- 18歳 男子：「怒るときは無視するくせに、機嫌が良くなると急に優しくなるのが不公平だって思う。」
- 16歳 女子：「親が不機嫌だと家に帰りたくなくなる。こっちも影響されるからしんどい。」
親の気持ちが不安定だと、子どもも安心できる場所がなくなり、精神的に疲れてしまいます。
突然部屋に入ってくる
自分の空間を大切にしたい高校生にとって、ノックもなしに部屋に入られるのは最悪な経験です。
プライバシーを守ってほしいという気持ちが強くなります。
- 15歳 男子：「勉強してる時でもゲームしてる時でも、突然入ってくるのはやめてほしい。」
- 17歳 女子：「大事な電話をしてるときに親が入ってきて、全部台無しになったことがある。」
親は「家族なんだから」という気持ちかもしれませんが、子どもには子どもなりのプライベートがあることを理解する必要があります。
まとめ
高校生は、親からの愛情や心配を「過干渉」と感じることが少なくありません。
干渉が多すぎると、自分の居場所を見つけられなくなり、親子の距離が広がってしまいます。
親としては、心配する気持ちはあっても、子どもを尊重し、見守る姿勢が大切です。
親子関係はお互いの理解と信頼があってこそ築けるもの。
高校生の自立を温かく見守りながら、距離感を大切にすることが、親子の良い関係につながる事になるでしょう。
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