娘に嫌われたくないと思うお父さん、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?
家族のためを思って取った行動や、娘と仲良くしたいと頑張った結果、思わぬところで「キモい」と思われている可能性があるんです。
今回は、現役中高生のリアルな声をもとに、娘たちが鳥肌が立つ瞬間を5つ紹介します。
中高生に「キモい」「寒気がする」と思われるお父さんの行動
SNSで絡んでくる
SNSは、今の女子高生にとって「友達だけの世界」。
そこにお父さんが踏み込むと、娘はプライバシーを侵害されたように感じることがあります。
■具体例
- 娘のInstagram投稿に「いいね!」を連打して、さらにコメントまで残す。
- 娘の友達の投稿を勝手にフォローして、「お前の友達、面白いな」など話題に出す。
■中高生のリアル意見
- 「学校の文化祭の写真を投稿したら、お父さんが『文化祭いいね!俺も行きたかった!』ってコメントしてて、本当に恥ずかしかった」(高校2年生)
- 「友達から『お父さん、フォローしてきたんだけど…』って言われて顔から火が出そうだった」(中学3年生)
→ アドバイス: SNSは娘にとって「自分だけの世界」。関わりたくても、控えめに「いいね」だけに留める、コメントは控えるのが無難です。
若者言葉の使い方が間違っている
娘と話題を共有しようと流行語を使いたい気持ちはわかりますが、間違った使い方をすると逆効果です。
■具体例
- 「それ、めっちゃエモいじゃん!」と言いながら、全然エモくない場面で使う。
- 娘に「お前もマジ卍とか言うんだろ?」と昭和の感覚で茶化す。
■中高生のリアル意見
- 「パパが『それエモいね』って言ったけど、意味全然違うし、説明したら『そういうのか』って苦笑いされてた…やめてほしい」(高校3年生)
- 「未だに『卍ってなんなの?』とか聞いてくるの、本当に面倒くさい」(中学2年生)
→ アドバイス:流行語を無理に使おうとせず、娘が教えてくれるのを待つか、自然な会話を心がけましょう。
彼氏のことを事細かに聞く、評価する
娘が初めて彼氏を連れてきたとき、お父さんがつい「どんな子か知りたい」と思うのは自然なことです。
しかし、あまりに質問攻めをすると、娘も彼氏も居心地が悪くなります。
■具体例
- 「どこの学校?成績は?将来はどう考えてるの?」などの質問を連発。
- 娘に「もっといい人がいるんじゃないか?」と彼氏を否定するような発言をする。
■中高生のリアル意見
- 「彼氏を初めて家に連れて行ったとき、お父さんが『この子は部活やってるの?』とか質問攻めしてて、彼氏が引いてた…」(高校3年生)
- 「お父さんが『あいつ、頼りなさそうじゃない?』とか言ってきたとき、マジで怒りそうになった」(中学3年生)
→ アドバイス:知りたい気持ちは抑えて、彼氏のことは娘に任せる心構えが大切です。どうしても話す場合は、彼氏を評価するのではなく、ただ普通に会話を楽しむ姿勢を見せましょう。
母親とのラブラブアピール
夫婦仲が良いのは素敵なことですが、家族全員がいる場で過剰にラブラブな姿を見せると、娘にとっては「気まずい」を通り越して「鳥肌モノ」です。
■具体例
- キッチンでハグをする。
- 母親を褒める言葉を、家族全員の前で何度も言う。
■中高生のリアル意見
- 「リビングで普通にテレビ見てたら、お父さんが『ママ、今日も可愛いね』って言い出して、居場所がなくなった」(高校1年生)
- 「お母さんの肩を揉みながら『いつまでも綺麗だよ』とか言ってるの、本当にやめてほしい」(中学2年生)
→ アドバイス:夫婦の仲の良さは、控えめに。家族が集まる場では自然体でいることがベストです。
昭和の価値観を押し付ける
自分の経験や価値観を語りたくなる気持ちはわかりますが、現代の感覚と大きくズレていると娘から反発されることも。
■具体例
- 「部活やってるなら、全力でやるのが当たり前だ!」と熱弁する。
- 娘の選択肢を否定し、「俺の頃ならこうした」という自慢を交える。
■中高生のリアル意見
- 「お父さんが『バイトなんかしてる暇があったら勉強しろ』って言ってくるけど、今はバイトも大事な経験なのにって思う」(高校2年生)
- 「『お前らは恵まれてるんだ』とか言われても、時代が違うし…って感じ」(中学3年生)
→ アドバイス:娘の価値観や時代背景を理解し、無理に押し付けず、共感を意識しましょう。
まとめ
娘にとって「キモい」と思われる行動の多くは、親子の距離感や価値観のズレが原因です。
しかし、根本には「お父さんが自分を理解してくれていない」という気持ちがあることを忘れないでください。
娘との関係を良好に保つには、自然体で接し、彼女の感覚を尊重することが大切です。
お父さんが少しだけ気をつけることで、娘との信頼関係はきっと深まりますよ!
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