平成の男子高校生ファッションを覚えていますか?
当時は「これがカッコイイ!」と信じて疑わなかったスタイルも、今振り返ると少し懐かしく感じることってありますよね。
今回は、そんな平成の男子高校生ファッションを5つ紹介します。
流行っていた平成の男子高校生ファッション
ルーズすぎる学ラン&ダボダボ制服
平成初期から中期にかけて、男子高校生の間で流行したのが、オーバーサイズの学ランやブレザーを着こなすスタイルです。
肩が落ちるほどの大きなサイズを選び、ボタンを開けてラフに着ることで、独特の「ゆるさ」を演出していました。
また、スラックスもワイドパンツを選び、裾を引きずるほどの長さにすることで、全体的にダボっとしたシルエットを好んでいましたね。
このスタイルは、当時のドラマや映画にも多く登場し、一種のステータスシンボルとなっていました。
最近のワイドパンツの流行りに相通じる感覚があるのではないでしょうか…。
「前髪命」異常なまでに前髪を気にする
平成の男子高校生にとって、前髪のセットは一日の始まりとも言える重要な儀式でした。
ワックスやヘアアイロンを駆使して、前髪を完璧に整えることに情熱を注いでいました。
少しでも崩れると、トイレに駆け込んで直す姿も日常茶飯事で、特にプリクラを撮る前には友人同士で前髪チェックを行うのが定番でしたね。
このように、前髪へのこだわりは、当時の男子高校生の美意識を象徴していました。
携帯ストラップを大量につける
ガラケー全盛期の平成時代、男子高校生の間では、携帯電話に大量のストラップをつけることが流行していました。
友人や恋人とのお揃いのストラップや、ブランド物のストラップ、さらにはゲームセンターで獲得したプリクラ入りのストラップなど、多種多様なストラップで携帯を飾ることで、自分の個性や交友関係をアピールしていました。
今ではスマートフォンが主流となり、ストラップ文化も薄れつつありますが、当時はストラップの数や種類が一種のステータスとなっていましたよね。
香水やボディスプレーをつけすぎる
平成の男子高校生の間で、香水やボディスプレーを多用することが一種のブームとなっていました。
特に「シーブリーズ」や「ギャツビー」などのボディスプレーは定番で、体育の後や放課後に教室や部室で大量に振りまく姿が見られました。
「いい匂い=モテる」という信念のもと、香りをまとって自信を高めていたのです。
しかし、つけすぎて周囲に強い香りを放つこともあり、今思えば少し過剰だったかもしれません。
やたらとミサンガ&パワーストーンをつける
平成時代、男子高校生の間でミサンガやパワーストーンのブレスレットを身につけることが流行していました。
「願いが叶うまで切れないミサンガ」や、恋人とのお揃いのブレスレット、さらには「モテるために」とパワーストーンを選ぶなど、腕元のアクセサリーにこだわりを持っていました。
また、1993年Jリーグ開幕と共に選手が着用していることで、若者を中心に空前のブームを巻き起こしましたね。
これらのアクセサリーは、ファッションの一部であると同時に、自分の願いや思いを込めたお守り的な存在でもありました。
まとめ
当時は「カッコイイ」と思っていたこれらのスタイルも、時代の流れとともに姿を消しつつあります。
しかし、これらのファッションは、当時の文化や価値観を反映したものであり、振り返ることでその時代の空気感を感じることができますよね。
あわせて読みたい|マタイク(mataiku)