普段の生活で当たり前に手に入るものが、実は海外では高嶺の花となっているケースも少なくありません。
今回は、そんな「日本では普通だけど、海外では高額になる商品」を4つ紹介します。
海外で買うと高額になる商品4選
中古品
日本では、中古品の市場が非常に発展しており、ブックオフやハードオフといったリサイクルショップが全国各地に存在します。
これらの店舗では、書籍、家電、衣類、玩具など、多種多様な中古品が手頃な価格で販売されており、商品の状態も良く、店内も清潔であるため、消費者は安心して購入することができます。
一方、海外では中古品市場が日本ほど整備されていない国も多く、品質の高い中古品を手に入れることが難しい場合があります。
そのため、日本の中古品は海外で高値で取引されることもあり、特に東南アジア諸国では日本製の中古家電や衣料品が人気を集めています。
日本のリサイクルショップを訪れた外国人観光客が、その品揃えや品質の高さに驚くことも少なくありません。
百均アイテム
日本の100円ショップ、特に「ダイソー」は、日用品から文房具、キッチン用品、ガーデニング用品まで、多岐にわたる商品を100円（税抜）で提供しています。
そのコストパフォーマンスの高さから、国内外で高い評価を受けていますが、海外のダイソーでは同じ商品が日本円換算で200円以上となる国もあります。
日本の100円ショップの商品は「高品質でデザイン性が高い」として外国人旅行者に人気で、お土産としても喜ばれています。
この価格差の背景には、輸送コストや関税、現地の物価などが影響しています。
歯医者
日本では、保険制度により、歯科治療を含む医療サービスを比較的低価格で受けることができます。
例えば、虫歯の治療やクリーニングなども保険適用となり、患者の負担は軽減されますが、アメリカなどの国では公的な医療保険制度が限られており、歯科治療費が高額になる傾向があります。
例えば、アメリカでは虫歯の治療や歯のクリーニングが1回で数万円かかることも珍しくありません。
そのため、初めて日本の歯科医院を訪れた外国人が、その治療費の安さに驚きます。
ドリンクバー
日本のファミリーレストランや一部のファーストフード店では、定額で多種類のソフトドリンクを自由に楽しめる「ドリンクバー」システムが一般的です。
コーヒー、紅茶、ジュース、さらにはカフェラテやハーブティー、日本茶など、多彩なラインナップが魅力ですよね。
しかし、海外ではこのようなドリンクバーのシステムは一般的ではありません。
例えば、アメリカではドリンクのおかわりシステムはあるものの、日本のように多様な種類の飲み物を提供するドリンクバーは珍しいとされています。
また、フランスでは炭酸飲料への課税により、無制限のソフトドリンク提供が禁止されているため、ドリンクバーのシステムが存在しません。
まとめ
日本では当たり前のように手に入る商品やサービスが、海外では高額であったり、そもそも存在しなかったりする例をご紹介しました。
これらの事例から、海外との文化や経済の違いを理解する事ができたら幸いです。
あわせて読みたい｜マタイク（mataiku）
