日曜劇場『御上先生』の最終回（第10話）が2025年3月23日に放送され、多くの視聴者が涙を流しました。
中でも話題の中心となったのが、3年2組の生徒・千木良遥（高石あかりさん）の告白シーンでした。
「つらすぎて息ができない」
高石あかりさんの圧巻の演技力に、SNSでは「泣いた」「鳥肌が立った」「心が震えた」と感想が続出。
＜※ネタバレ注意＞
「御上先生」千木良遥（高石あかり）の演技
この投稿をInstagramで見る
Via｜Instagram @a_akari1219（公式より引用）
物語の舞台は、名門・隣徳学院と霞が関、そして永田町を巻き込む裏口入学の不正疑惑。
御上（松坂桃李さん）率いる3年2組の生徒たちは、真実を追い求める中で、ある名簿に辿り着きます。
そのリストに記されていたのが、クラスメイトの千木良遥（高石あかりさん）の名前。
実は千木良は、自分が裏口入学であることを既に知っていました。
成績優秀で周囲の信頼も厚かった彼女は、過剰な努力で「正当な生徒」であろうとし続けていたのです。
最終回のクライマックス。
クラスメイト全員が見守る教室で、千木良がついに口を開きます。
「私のお父さんがやってはいけないことをやって…神崎がそれを知っているということです」
その場にいた誰もが息を飲む中、千木良は言葉を詰まらせながら告白を続けます。
「苦しいよ。この話をしているこの瞬間も…家族を売ってるっていう罪悪感で消えてなくなりたい。つらすぎて息ができない…」
このシーンは、あまりにもリアルで、高石あかりさんの息づかいや目の動き、声の震えひとつひとつに、「役を超えた感情」がにじみ出ていました。
「逃げ場なんてない。だとしたら逃げないしかない」
千木良は、報道部の神崎（奥平大兼さん）に向けて、ある意味「覚悟」を託すように言います。
「私にはできないことをやって。報道とはなにかってことだけ考えて」
このセリフは、視聴者にも多くの問いを投げかけました。
「正義とは何か」「家族とは」「責任とは」……。
令和の時代に生きる高校生の言葉が、社会そのものを揺さぶるような強さを持っていたのです。
高石あかりさんは、最終回まではセリフの少ない役どころでした。
しかし、それがかえって「言葉の重み」を引き立たせることになり、最後の教室での告白シーンは、まさに圧巻の演技でした。
SNSの反響
「息遣いがリアルすぎてこっちも苦しくなった」
「今年の朝ドラヒロインって、この人なんだよね…納得すぎる」
「演技というより、ドキュメンタリーを見ているみたいだった」
「みんなが口を揃えてすごかったと共演者の方達が絶賛してたあかりちゃんのシーン。圧巻すぎた」
「このシーンの演技は人一倍違うものがありました。さすが朝ドラヒロイン抜擢女優」
「繊細な役を演じ切ることができるのって、やっぱりあかりちゃんの魅力だと思う」
「それまでの沈黙を破り、ラスト2話で全てを持っていった印象です。」
「べびわるの時も思ってたけどあかりちゃんの泣く演技も含め全てお上手すぎて」
「髙石あかりさんの、卓越した演技力！何より、揺るぎない存在感と眼力が凄い！」
「最終回のヒロインであった千木良遥の演技を観て、もう半年後の朝ドラが待ち遠しくなりました。」
「ちぎちぎが妹の前で一瞬泣きそうになっても妹の方向く時には笑顔になるとこまじですごかったな」
「「息ができない」って言った直後の過呼吸気味の演技惹き込まれた。」
「あの苦しいけど言葉を出したい、出さなきゃいけないという気持ちの中での表情と言葉。本当に上手すぎた。」
「やっぱ髙石あかりさんのお芝居凄すぎる。天才と再確認。ありがとう。」
「圧倒的存在感すぎた。そりゃ朝ドラヒロイン選ばれる訳だ。」
など、放送終了後たくさんの称賛の声が寄せられています。
まとめ
高石あかりさんの圧巻の演技に、ただただ引き込まれた方も多かったのではないでしょうか。
「御上先生」は、ただの学園ドラマではなく、視聴者一人ひとりの胸に問いを残してくれた、珠玉の作品でした。
あわせて読みたい｜マタイク（mataiku）
