あの人だけ黒いエプロンをしていたけど、なにが違うの?
スターバックスでそんな疑問を抱いたことはありませんか?
実はスタバのエプロンには、ただのデザインや気分ではない、深い意味があるんです。
今回は、知っているとちょっと得する、スターバックスのエプロンに隠された秘密を紹介します。
スターバックスのエプロンには階級がある?
スターバックスの店員さん=グリーンエプロン、そんなイメージを持っている方が多いと思います。
でも、実はスタバのエプロンには複数の色があり、それぞれに役割やスキル、経験が反映されているのです。
色によってバリスタの格がわかるなんて、ちょっと面白いと思いませんか?
ここでは、スタバのエプロンの色とその意味を、わかりやすく紹介していきます。
グリーン(緑色)エプロン
これはすべてのスタッフが最初に着用する基本のエプロンで、スタバの顔とも言える存在です。
新人からベテランまで幅広いスタッフが身につけており、スタンダードなユニフォームとして世界中のスタバで共通して使用されています。
店舗で見かけるほとんどのスタッフがこの緑を着けているため、「スタバ=グリーンエプロン」の印象が強いのも納得ですね。
ブラック(黒色)エプロン
これは社内の「コーヒーマスター認定試験」に合格した者だけが着用できる特別なエプロンです。
コーヒー豆の知識や抽出方法、風味の違いなどに精通したプロフェッショナルで、お客様の好みに合わせた一杯を提案できるスペシャリストでもあります。
日本でもこの制度は導入されており、ブラックエプロンを着たスタッフに出会えたら、それだけでちょっとラッキーですね。
レッド(赤)エプロン
こちらはクリスマスや年末のホリデーシーズンに使用される特別仕様のエプロンで、スタバならではの華やかな季節感を演出します。
店内がホリデームードに包まれる中、赤いエプロンのスタッフがサービスしてくれる様子は、見ているだけでもちょっとワクワクしますよね。
一方、イギリスを中心に話題となったのが「ブルーエプロン」、これはTikTokでも紹介されたもので、ハッピーアワーなど、特定のイベントプロモーション時に着用されたとされています。
ただし、これはイギリス限定の取り組みであり、日本国内のスタバでは採用されていないようです。
こうしたプロモーションカラーは国や地域により異なる場合があり、現地スタバの個性が表れている点も面白いですね。
ブラウン(茶色)のエプロン
「アンバサダーエプロン」とも呼ばれるこのブラウンのエプロンは、スターバックスが年に一度開催するバリスタの頂上決戦、「アンバサダーカップ」を勝ち抜いた者だけに与えられる、超レアな称号とエプロンなのです。
ブラウンエプロンで注目すべきは、胸元に丁寧に刺繍された「歴代アンバサダーの名前」。
これこそが、このエプロンがどれだけ特別であるかの証明です。
実際にブラウンエプロンを着けたバリスタに会える機会はあるのでしょうか?
正直に言うと、かなりレアです。
ブラウンエプロンを手にする人は、全国の店舗の中でもほんの数店舗にしか存在しません。
ただし、アンバサダーとして1年間、社内外のイベントや啓発活動に参加することが多く、タイミングが合えばセミナーやスペシャルイベントなどで出会える可能性がありますよ。
黒エプロンを見かけたらチャンスかも…?
スタバを頻繁に利用していても、ブラックエプロンのバリスタに出会うのはレアです。
もし見かけたら、自分好みの味わいやおすすめの豆を相談してみてはいかがでしょうか?
「苦味が少なくて、すっきりした味が好きなんですけど」なんて話しかければ、ピッタリの一杯に出会えるかもしれません。
ちょっとした「通の楽しみ方」として、エプロンの色に注目してみるのもスタバ通への一歩ですね。
まとめ
スターバックスのエプロンには、色ごとにバリスタのスキルや役割が反映されています。
普段見慣れた緑のほかに、黒や赤といった特別なエプロンも存在し、それぞれに意味があるのです。
とくに黒のエプロンを着けたバリスタは、知識豊富なコーヒーのプロ、次にスタバへ行くときは、エプロンの色にも注目してみてくださいね。
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