1話だけ観るつもりが、気づいたら朝だった…あるあるではないでしょうか。
中でも6話前後で完結する短編シリーズは、スキマ時間や週末の一気見にも最適です。
Netflixには、展開のテンポが早く、感情を揺さぶる良作が揃っています。
今回は、思わず次のエピソードボタンを押してしまうような「中毒系ドラマ」を5本厳選して紹介します。
悪縁

- 放送年|2025年
- 話数|全6話
- 出演者|キム・テリ、ナム・ジュヒョク、キム・ヘスク
クフェ市の廃墟で大規模な火災が発生し、医師ジュヨンは火傷を負った生存者の男性パク・ジェヨンを治療します。
ジェヨンはジュヨンと過去に因縁のある人物でした。
火災の15日前、仮想通貨で失敗したサ・チェナムは闇金業者に追い詰められ、父の保険金を得るために殺人を依頼、しかし犯行には思わぬ目撃者が現れ計画は狂い始めます。
さらに韓方医のハン・サンフンも事故を起こし、その目撃者ボムジュンの要求に追い詰められていきます。
火災をきっかけに、過去の悪縁が次々と明らかに…。
殺意の道程

- 放送年|2020年
- 話数|全7話
- 出演者|バカリズム、井浦新、堀田真由
会社員の吉田(バカリズム)は、理不尽な理由で父を死に追いやった元上司に復讐を決意します。
だが、殺人経験などあるわけもなく、幼なじみの市川(井浦新)と共に「どうやって殺すか」を本気で計画する日々が始まります。
ターゲットの生活パターンを観察し、アリバイや凶器の選定に悩みながらも、2人は真剣に殺意のプロセスを積み重ねていきますが、その姿は滑稽でありながら妙にリアルで共感すら覚えるものです。
全編にわたりブラックな笑いが散りばめられ、視聴者を「共犯者」のような気分にさせられます。
そして、果たして2人は本当に殺人を成し遂げられるのか…。
アドレセンス

- 放送年|2025年
- 話数|全4話
- 出演者|スティーヴン・グレアム、アシュリー・ウォルターズ、エリン・ドハーティ
早朝、郊外に暮らす一家の自宅に警察が突入し、13歳の少年ジェイミーが殺人容疑で逮捕されます。
被害者はジェイミーと同じ学校に通う女子生徒ケイティ・レナードで、遺体は駐車場で発見されました。
ジェイミーは無実を訴えますが、警部のバルコムは、父親のエディとともに彼に決定的な証拠を突きつけます。
少年の供述と証拠の矛盾、そして家族の関係が複雑に絡み合っていきます。
果たして真犯人は誰なのか?予測不能な展開が待ち受けています。
弱いヒーロー

- 放送年|2025年
- 話数|全4話
- 出演者|パク・ジフン、チェ・ヒョンウク、ホン・ギョン
表向きは成績優秀で静かな男子高校生ヨンシンは、ずば抜けた頭脳と観察力を秘めています。
いじめに立ち向かうため、彼は知性という武器で戦いを挑みます。
暴力が支配する学校の中で、自分らしく生きる方法を見つけていく姿は、観る者に勇気を与えてくれます。
躍動感ある演出と心理戦が融合した、新感覚の学園ドラマです。
瞳の奥に

- 放送年|2021年
- 話数|全6話
- 出演者|シモーナ・ブラウン、イヴ・ヒューソン、トム・ベイトマン
シングルマザーのルイーズは、精神科医である上司デイヴィッドと関係を持ちます。
しかし彼は既婚者であり、妻アデルとの奇妙な関係が次第に明らかになります。
アデルと偶然友人になったルイーズは、やがて彼女の抱える闇に気づき始めます。
三角関係に見えるストーリーは、後半で想像を絶する展開へと変貌し、結末に向かうにつれ予想外の方向へ…。
最後には驚きとともに深い印象を残します。
まとめ
今回ご紹介した5作品は、どれも6話前後という短さながら、深いテーマと緻密な構成で観る者の心を離しません。
ストーリー展開のテンポもよく、まとまった時間がなくてもサクッと完走できるのも魅力です。
一気見後の喪失感すら楽しめるような、濃密なドラマ体験をしたい方にこそおすすめです。
次の週末は、Netflixでドラマの沼にハマってみてはいかがでしょうか。
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