何気ない行動が、寿司職人に嫌われているかもしれない…?
普通に寿司を食べるつもりが、実は…寿司職人をモヤモヤさせてしまうことも。
今回は、そんなNG行動を「これだけは知っておきたい!」という視点でまとめました。
寿司職人が嫌がるNGマナー

お茶を「上がり」と呼ぶ
上がりは、本来寿司屋の内部用語で、最後に提供されるお茶を指します。
しかし、店に入ってすぐ「上がりください」と言われると、職人側は内心で「誰かに聞いかじめた知識ですね…」とやや不快感を覚えることもあります。
これは、店のマナーや隠れたルールを守り、客に美味しく楽しんでほしいという思いから来ています。
普通に「お茶をいただけますか?」と言う方が自然で、しっかりとした好印象を与えられます。
会計を「お愛想」と呼ぶ
お愛想という表現は、店側がホールスタッフへ向けて「お客さんを愛想よく送り出してね」と伝えるサインです。
しかし、これを客側が使うと、店を向けて「ここに愛想が尽きた」と読めてしまうことも…。
小さな不幸でも少しずつ穏やかな空気を損なう原因になりかねません。
「お会計お願いします!」と明るく顔を上げて言うのが、最も気持ちよく終われる事でしょう。
醤油をベタベタつけすぎる
寿司の味は、職人の精質な技で素晴らしく調和されています。
そのままで完璧な味のバランスを成り立たせているので、醤油をたっぷり付けると味が完全に壊れてしまいます。
さらに、シャリが醤油を吸ってべちょべちょになり、手や竹葉が溜れるのもマナー違反!
醤油は「ネタ側」に軽く付ける、自信がないときは、そのままで食べる方が寿司を最も美味しく食べられます。
写真ばかり撮って食べない
最近はSNS用に、寿司や食べ物を美しく写真におさめる人が増えていますが、貴重な作りたての寿司を撮影に執着して食べるのを忘れるのは大変失礼です。
出されたら一括撮影してさっさと食べる、または「写真撮影してもよろしいでしょうか?」と確認を取るのがマナーです。
まとめ
難しいことを覚える必要はありません、自然な態度で職人の技と意思を感謝しながら、一次一作の寿司を大切にする、それだけで、「素敵な寿司好き」として覚えられるはずですよ。
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