スタジオジブリ作品といえば、プロの声優だけでなく俳優やタレントの起用も魅力のひとつ。
今回は「実はジブリ声優だった!」という意外な芸能人6名を紹介します。
あまりにも自然に溶け込んでいるため、知らずに見ていたという人も多いのでは…?
長嶋一茂

- 作品・役名|耕一役(崖の上のポニョ)
- 生年月日|1966年1月26日
- 出身地|東京都
元プロ野球選手であり、現在はタレントとしても親しまれる長嶋一茂さん。
『崖の上のポニョ』で宗介の父・耕一を演じました。
漁師として海に出る多忙な父親ながら、家族思いでどこか不器用な人間味のあるキャラクターを自然体で好演しています。
- 「一茂さんっていい意味で素人っぽさがあって、耕一のちょっと頼りないけど憎めない感じがピッタリだった!」
- 「後から知ってビックリ!なんだかんだ家庭を思う父親像にハマってたと思う」
高橋一生

- 作品・役名|天沢聖司役(耳をすませば)
- 生年月日|1980年12月9日
- 出身地|東京都
『耳をすませば』で月島雫の初恋の相手・天沢聖司を、中学生だった高橋さんが演じました。
彼の繊細で真っ直ぐな声が、ヴァイオリン職人を目指す聖司の芯の強さを際立たせています。
他にも高橋さんは「おもひでぽろぽろ」にも主人公のクラスメイト役で出演しています。
- 「当時の高橋一生くんの声が、まだ幼くてピュアで…聖司にぴったり!」
- 「今の渋いイメージと違って、すごくフレッシュだった!声だけであのキラキラ感が伝わってくる」
所ジョージ

- 作品・役名|フジモト役(崖の上のポニョ)
- 生年月日|1955年1月26日
- 出身地|埼玉県
『崖の上のポニョ』でポニョの父・フジモトを演じたのは、タレントの所ジョージさん。
元人間でありながら海に生きる魔法使いという風変わりな役を、所さんらしい飄々とした語り口で表現しています。
威厳とユーモアを併せ持つ独特のキャラクターが、作品に柔らかい深みを与えています。
- 「あの独特の語り口、まさに所ワールド!フジモトの変な雰囲気がより際立って面白かった」
- 「キャスティングの妙だよね。所さんだからこそフジモトの怪しさが優しさに変わってた」
大泉洋

- 作品・役名|カブ役(ハウルの動く城)
- 生年月日|1973年4月3日
- 出身地|北海道
『ハウルの動く城』で、大泉洋さんが演じたのは言葉を発さない案山子のカブ。
物語の終盤に人間の姿に戻り、短いながらも印象的なセリフを残します。
セリフは少ないものの、その優しさと存在感は作品に静かな感動を与えました。
- 「あれ大泉洋だったの!?って驚いた。でもあの一言、すごく印象に残るんだよね」
- 「セリフ少ないのにしっかり記憶に残るのがすごい。さすが大泉さんって思った」
山田孝之

- 作品・役名|ルーン役(猫の恩返し)
- 生年月日|1983年10月20日
- 出身地|鹿児島県
『猫の恩返し』で山田孝之さんが演じたのは、猫の国の王子・ルーン。
登場シーンは多くないものの、穏やかで品のある声がキャラクターの優しさを引き立てています。
普段のイメージとは異なる、爽やかで繊細な演技が印象的です。
- 「あんな王子っぽい役ができるんだ!山田孝之ってすごい振り幅」
- 「ルーンの声が柔らかくて癒される。クセ強い役しか知らなかったから、ギャップに驚いた」
長澤まさみ

- 作品・役名|松崎海役(コクリコ坂から)
- 生年月日|1987年6月3日
- 出身地|静岡県
『コクリコ坂から』でヒロイン・松崎海を演じた長澤まさみさんは、しっかり者で思いやりのある高校生役を爽やかに好演。
凛とした声のトーンが、昭和の雰囲気を纏う海のキャラクターにぴったりとハマっています。
自然体の演技が作品の世界観をよりリアルに引き立てています。
- 「長澤まさみの声が昭和の少女っぽい雰囲気にマッチしていて、めちゃくちゃハマってた」
- 「優しさと強さが混ざった声で、すごく惹き込まれた。アニメだけどリアルに感じた」
まとめ
ジブリ作品は、映像や音楽だけでなく「声」にもこだわりがあります。
今回紹介した芸能人たちは、普段の姿からは想像できないほど作品の中で自然に息づいていました。
「声優」としての彼らの一面を知れば、ジブリの魅力がより深く、そして新たに見えてきますね。
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