この人、こんなところに出てたの!?今では主役級の大物俳優が、実は無名時代に人気ドラマや映画のちょい役として出演しています。
セリフ一言だけ、背景に映るだけ…そんな役どころであっても、後の活躍に繋がる貴重な経験となっているのではないでしょうか。
今回は、思わず「巻き戻して見返したくなる」ような、有名作品にこっそり出演していた大物俳優5人を紹介します。
鈴木亮平

- 出演作品|『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(2007年)
- 誕生日|1983年3月29日
- 出身地|兵庫県
今や大河主演まで務める俳優・鈴木亮平さんも、デビュー間もない頃に、花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜に「明石総一郎」として出演。
第一寮の一員として数秒単位でしか映らない場面も多く、セリフもほぼなし、本人は当時「無名なりに映る努力をしていた」と語っており、その経験が後の重厚な演技へと繋がったのかもしれませんね。
- 「昔からスタイルは抜群だった。顔立ちも整ってたけど、今の大人の色気はやっぱりキャリアの証!」
- 「見返してみたら、あの鈴木亮平が本当に映っててビックリ!ちゃんと芝居してるのが好感持てた」
広瀬アリス

- 出演作品|『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』(2009年)
- 誕生日|1994年12月11日
- 出身地|静岡県
広瀬アリスさんが出演していたのは、特撮ヒーロー映画の1シーン、岬ユリコ役として登場しセリフはごくわずかでした。
エキストラに近い扱いながら、今では映画やドラマで主演を張る女優へと飛躍しましたね。
- 「笑った顔が昔から可愛かった。スタイルも良いし、目の印象が強くて記憶に残るタイプ。」
- 「まさかライダー映画に出てたとは…!こういう小さな経験の積み重ねが今に繋がってるんだなと感じた」
綾野剛

- 出演作品|『クローズZERO II』(2009年)
- 誕生日|1982年1月26日
- 出身地|岐阜県
綾野剛さんが演じたのは、不良高校・法政学園の生徒・漆原凌役、目立たないポジションながら、ビジュアルと佇まいのインパクトで強烈な印象を残しました。
しかもこの役はオーディションではなく、監督からの推薦で抜擢されたもので、後の綾野の快進撃はここから始まったと言っても過言ではありません。
- 「雰囲気だけで、この人ただ者じゃないって伝わるのがすごい。若い頃から独特の魅力があった!」
- 「一瞬しか出ないのに目が離せなかった。あのときから芯が通った演技をしてたのが印象的」
星野源

- 出演作品|『ウォーターボーイズ(ドラマ版)』(2003年)
- 誕生日|1981年1月28日
- 出身地|埼玉県
今では音楽・演技・文筆など多方面で活躍する星野源さんも、2003年のドラマ版『ウォーターボーイズ』にちょい役として出演。
当時はシンガーでもなく、俳優でも無名の舞台役者、メインの生徒たちに混じってシーンに登場するものの、ほとんど気づかれない存在でした。
- 「昔から不思議な存在感があったよね。顔立ちは素朴だけど、見れば見るほど味が出てくる!」
- 「ウォーターボーイズ見返して、これが源さん?って叫んだ(笑)気づかなかった人も多いはず」
吉田羊

- 出演作品|『そして父になる』(2013年)
- 誕生日|1974年2月3日
- 出身地|福岡県
是枝裕和監督作品に登場した吉田羊さんは、福山雅治さん演じる野々宮の部下役で、セリフは「ピザかカカオ豆か」のワンフレーズのみでした。
シーンも短く、完全な脇役でしたが、この出演が後の朝ドラ『純と愛』やドラマ『HERO』出演へと繋がる足がかりになったのではないでしょうか。
- 「大人の女性の色気と品があって、年齢を重ねて魅力が増してる。声も素敵!」
- 「どんな小さな役でも手を抜かない姿勢が素晴らしい。吉田羊さんの役者魂に惚れた」
まとめ
今では名実ともに主役級とされる俳優たちも、かつてはセリフ一言・登場数秒の世界で奮闘していました。
その姿勢や積み重ねが、今の存在感や演技力に繋がっているのだと思うと、どんな小さな役にもチャンスが宿っていると感じられます。
これからも「この人、昔あんな役やってたんだ!」という発見を楽しみながら、名作を見返してみてはいかがでしょうか。
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