え、最新スマホを捨ててガラケー回帰!?海外で始まった流行のワケが深すぎた

スマートフォンが生活の中心になった現代、そんな中、アメリカやヨーロッパの若者を中心にスマホ離れの動きが広がっています。

その主役は、かつて時代を席巻したガラケーです。

なぜ最新機能満載のスマホではなく、通話やSMSが中心のシンプルな端末に惹かれるのか?

今回は、その魅力と急速に広がるガラケーブームの裏側を紹介します。

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デジタルデトックス需要

デジタルデトックス需要
画像はイメージです。

近年、欧米ではSNSによる精神的負担が深刻化しています。

TikTokやInstagramを長時間利用することで集中力が低下し、他人と自分を比較して不安を感じる若者が増えており、特にアメリカやイギリスでは、この「SNS疲れ」が社会問題として取り上げられるほどです。

こうした中で注目されているのが、機能を最低限に絞ったガラケーです。

実際、欧米のZ世代の間では、スマホとガラケーの2台持ちという使い分けが広まっています。

平日はスマホで仕事やSNSを利用し、週末のパーティーや旅行ではガラケーに切り替えて人との会話や現地体験に集中、このメリハリある使い方は精神的な余裕を取り戻すための新しいライフスタイルとして評価されています。

また、企業側もこの動きを後押し、ビールメーカーのハイネケンは「The Boring Phone(たいくつケータイ)」を発表、飲み会や友人との時間をスマホに邪魔されたくないというメッセージを込めた製品であり、デジタルデトックス端末として話題になりました。

レトロ文化としてのガラケー

ガラケー人気の背景には「レトロ文化」の流行があります。

90年代〜2000年代のカルチャーが再評価され、ファッションやデザインの文脈で取り入れられているのです。

パタゴニアの古着やフィルムカメラの人気再燃と同じく、ガラケーもおしゃれな小物としての地位を獲得しており、象徴的な事例が「バービーフォン」です。

世界的に愛されるバービー人形をモチーフにした折りたたみガラケーで、ピンクの筐体や特製ストラップなどの限定パッケージがZ世代の心をつかみました。

ベースはHMD製「Nokia 2660 Flip」ですが、デザイン性とレトロ感で単なる通信端末を超えた持ち歩くアクセサリーとして認識されています。

最新スマホの補正された高精細写真ではなく、画質が粗く味のある写真に価値を見出す若者が増えており、ガラケーのカメラも味わい深い画質として歓迎されているのです。

この流れはSNS上で拡散され、「レトロなのに新しい」ガラケー文化を後押ししています。

プライバシー保護と安全性への意識

もうひとつの大きな理由は、安全性とプライバシー保護です。

スマホは常時インターネットに接続され、位置情報や購買履歴、通信内容がアプリやサービス提供者に収集される可能性があります。

特に中国のような国家監視が強い国では、SNSやメッセージアプリのやり取りも監視対象になるため、仕事や私生活を守る目的でガラケーを選ぶ人もいます。

ガラケーは機能が限定されており、不要なアプリやバックグラウンド通信がほぼ存在しません。

このため、セキュリティ意識の高いジャーナリストや企業経営者、政治活動家なども利用しています。

また、HMDが復刻版として発売した「Nokia 2660 Flip」などは4G対応で通話品質も良好なため、現代の通信環境でも安心して使える点が支持されています。

こうした背景から、欧米のガラケー市場はニッチながらも安定成長が予測されており、2030年まで新興国では低価格・長時間バッテリー・高耐久といった利点から需要が続くとみられています。

まとめ

Z世代にとってガラケーは、単なる旧式端末ではなく、精神的な安定や自己表現、安全性をもたらす新しい選択肢として注目されています。

一方で、日本ではキャッシュレス決済や生活インフラがスマホに依存しており、欧米のような大規模ブームは起きにくいと考えられますが、情報過多に疲れた現代人にとって、ガラケー的なシンプルさは今後も魅力を持ち続けるでしょう。

もしかすると、次のトレンドは「スマホとガラケーのハイブリッド活用」になるのかもしれませんね…。

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