旅行や出張で九州に行ったら観光スポットだけでなく、その土地でしか食べられないローカルチェーンもぜひ味わいたいと思いませんか?
九州には地元民に愛され、観光客からも絶賛される飲食チェーンが数多く存在します。
うどんやちゃんぽん、弁当、寿司、焼きそばなど、バリエーションも豊富で、まさに「九州グルメの縮図」といえる存在です。
今回は、九州の厳選した激うまローカルチェーン5選を紹介します。
福岡県「釜揚げ牧のうどん」
福岡を代表するうどんチェーンといえば「釜揚げ牧のうどん」。
通称「牧のうどん」は、1970年代に創業して以来、地元民のソウルフードとして愛されています。
最大の特徴は、極太で柔らかく、時間が経つほどにスープを吸って膨らみ続ける麺、食べても食べても減らないため、観光客の間では「無限うどん」として話題になっています。
人気メニューは「肉ごぼ天うどん」。
ごぼう天のサクサク食感と甘辛い肉が、優しい出汁と絶妙に絡み合います。
また、うどんに合わせて、かしわ飯や天ぷらを注文するのが福岡流。
価格も庶民的で、観光客にも地元サラリーマンにも人気です。
ラーメンだけではない福岡の粉もの文化を象徴する存在といえるでしょう。
佐賀県「井手ちゃんぽん」
佐賀県武雄市発祥の「井手ちゃんぽん」は、九州全域から訪れる人が後を絶たない有名ローカルチェーンです。
豚骨ベースの濃厚スープに、山盛りの野菜を豪快にのせたちゃんぽんが看板メニュー、丼からあふれるほどのボリュームは圧巻で、初めて見た人は必ず写真を撮りたくなるほどです。
スープは濃厚でありながらもマイルドで飲みやすく、野菜の甘みと豚骨の旨味が絶妙に調和しています。
地元の学生から観光客まで幅広い世代に支持されており、ランチタイムには行列ができるほどの人気ぶりです。
長崎ちゃんぽんが全国区で知られる一方で、佐賀発のソウルフードとして独自の地位を築いているのが「井手ちゃんぽん」です。
熊本県「お弁当のヒライ」
熊本県を中心に展開する「お弁当のヒライ」は、弁当・惣菜・麺類まで幅広く扱う総合食堂チェーンです。
特に人気なのが名物「ちくわサラダ」。
ちくわの中にポテトサラダを詰めて天ぷらにした料理で、熊本県民のソウルフードとして知られています。
家庭的ながらもクセになる味わいで、観光客にもファンが多い一品です。
ヒライの強みはメニューの多様さとコスパの良さ。
ワンコインで満腹になれる定食や、麺類と弁当を同時に楽しめるセットも充実しています。
地元では、とりあえずヒライに行けばなんでもあると言われるほどの存在感、熊本旅行の際に立ち寄れば、きっとその人気の理由を実感できるはずです。
長崎県「若竹丸」
長崎県諫早市発祥の「若竹丸」は、九州を中心に展開する回転寿司チェーンです。
特徴は、回転レーンに流すスタイルではなく、注文が入ってから寿司を握る方式を採用している点、これにより回転寿司でありながら鮮度の高い寿司をリーズナブルに楽しめます。
地元で水揚げされた新鮮な魚介を使った握りはもちろん、子どもから大人まで楽しめる豊富なメニュー展開も魅力、全国チェーンの寿司店とは一線を画すクオリティと、地元食材を活かしたメニューが人気の理由です。
長崎観光の際には、海の幸を手軽に堪能できる「若竹丸」を訪れてみる価値があります。
大分県「想夫恋」
大分県日田市で生まれた「想夫恋(そうふれん)」は、日田焼きそばの元祖とされる名店チェーンです。
最大の特徴は、鉄板でじっくり焼かれたパリパリ食感の麺、香ばしさと独特の歯ごたえがクセになり、一度食べると忘れられない味わいです。
具材はシンプルに豚肉ともやし、そして濃厚ソース、これらを強火で焼き上げることで、香ばしいおこげが生まれます。
名前が「恋愛小説のようだ」と話題になることもありますが、実際の味はインパクト十分、大分県内だけでなく、福岡や九州各地に展開しており、焼きそば好きなら絶対に外せないローカルチェーンです。
まとめ
九州には、全国展開していないものの地元で圧倒的な支持を集める飲食チェーンが数多く存在します。
観光の合間に立ち寄るだけでなく、これらを目的に旅をするのもおすすめですよ!
九州グルメの奥深さを体験したいなら、ぜひ一度訪れてみてください。
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