えっ、あのキャラの声ってまさかあの人!?
アニメやゲームで耳にしていたあのキャラクターの声が、実は有名俳優によって演じられていたことが後になって話題になることがあります。
実は知らずに聞いていたかもしれない「あの声の正体」とは…?
今回は、意外にも人気キャラの声を担当していた5人の実力派俳優をご紹介します。
堺雅人

- 声優役|白鳥麗次『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
- 出身地|兵庫県
- 誕生日|1973年10月14日
半沢直樹やリーガル・ハイなどで知られる堺雅人さんが、アニメ『こち亀』で演じたのがナルシストなセレブ・白鳥麗次。
普段の理知的で落ち着いたイメージとは正反対のキャラでしたが、抜群の間の取り方と芝居の抑揚で見事にハマりました。
声だけでもキャラのクセの強さが伝わり、演技力ってここまで幅広いのかと後に感嘆の声が上がりました。
- 「白鳥の変人っぷりが最高に面白いのに、堺雅人が演じてたと知ってさらに驚き。今思えばあのテンポ感、確かに堺さんだった!」
- 「真面目な役の印象が強かったけど、こち亀で見せたハイテンションな演技に笑った。声だけでも世界観を壊さず自然なのはさすが」
松本まりか

- 声優役|リュック『ファイナルファンタジーX/X-2』
- 出身地|東京都
- 誕生日|1984年9月12日
独特な声質と、あざと可愛いキャラでブレイクした松本まりかさん、実は声優デビューは2001年、国民的RPG『FF10』の人気キャラ・リュック役でした。
元気いっぱいで明るいが、どこかミステリアスさもある難しいキャラを当時10代とは思えない表現力で好演しました。
FF10-2でも続投し、キャラクターの存在感を決定づけました。
- 「FF10のリュックが松本まりかだったなんて…!あの特徴的な声と元気なテンション、ハマり役すぎて感動しました」
- 「X-2のリュックが再登場したとき、『やっぱりこの声じゃないとダメ!』って思った。まりか節の原点だと思う」
中村獅童

- 声優役|リューク『DEATH NOTE』
- 出身地|東京都
- 誕生日|1972年9月14日
DEATH NOTEの死神・リュークを演じたのは、歌舞伎界の実力派・中村獅童さん、アニメ版と実写映画の両方で声を担当し、不気味さと遊び心を併せ持つキャラを圧倒的な存在感で演じ切りました。
普段は舞台で鍛えた発声を活かしつつ、アニメでは少し抑えた演技で絶妙なバランスを表現しています。
声だけでも恐ろしさとユーモアを同時に感じさせる希少な演技です。
- 「リュークのあの軽くて怖い感じ、中村獅童さんの声だったからこそ成立したんだと思う。唯一無二の死神像です」
- 「最初にアニメで聞いて、その後映画であの声だ!と興奮した。実写とアニメをつなぐ存在ってすごい」
風間俊介

- 声優役|武藤遊戯『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』
- 出身地|東京都
- 誕生日|1983年6月17日
俳優として『純と愛』や情報番組など幅広く活躍する風間俊介さんが演じたのは、アニメ『遊☆戯☆王DM』の主人公・武藤遊戯。
正義感にあふれる少年と、冷静沈着な闇遊戯の二重人格を一人で演じ分けた技量には脱帽です。
感情の起伏や緊張感の表現は声優ファンからも高評価で、「あの遊戯の声が風間くんだったの?」と後に知って驚く人も多い作品です。
- 「遊戯の繊細な感情と、闇遊戯の低音ボイスの切り替えが完璧。まさか10代でこの演技力とは…」
- 「風間くんが声優だったなんて信じられなかった。でも知ってから聞き直すと、演技の細やかさに気づいて感動した」
市村正親

- 声優役|ミュウツー『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』
- 出身地|埼玉県
- 誕生日|1949年1月28日
ポケモン映画の中でも屈指の人気を誇る『ミュウツーの逆襲』、その中でミュウツーの声を担当したのが、舞台俳優としても一流の市村正親さんです。
人間を超えた存在でありながら、苦しみや悲しみを抱えるミュウツーの心情を深く響く声で表現!
制作者も「威厳と孤独感を声に乗せられるのは市村さんしかいなかった」と語るほどの圧巻の演技でした。
- 「ミュウツーのセリフ一つひとつが重くて、子ども向けとは思えないほど心に刺さった。大人になって聞き直して泣きました」
- 「市村さんの声が作品全体の格を上げていたと思う。その後のスマブラの声もしてくれたのはエモすぎる」
まとめ
今回紹介した5人はいずれも、俳優としてのスキルを声優としても存分に活かし作品の魅力をさらに高めていました。
普段見ている作品の中にも、思いがけない声のサプライズが隠れているかもしれません。
今こそ、もう一度聞き直してみたくなりますね。
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