2025年10月は、新作の社会派サスペンスやホラーから、心に残る恋愛映画、さらにジブリの金字塔的名作のリバイバル上映まで、幅広いジャンルの作品が揃います。
まさに「映画の秋」にふさわしいラインナップ、今回は10月公開のおすすめ映画6本を徹底紹介します。
火喰鳥を、喰う

- 公開日|2025年10月3日
- キャスト|水上恒司、山下美月、宮舘涼太
平凡な日常を送っていた教師・久喜雄司は、ある日を境に火喰鳥と呼ばれる存在に人生を揺るがされていきます。
妻・夕里子との関係や、生徒を取り巻く不可解な出来事が重なり、現実が少しずつ歪んでいく恐怖、人間の欲望や罪とどう向き合うのかを鋭く問いかける濃厚なサスペンスです。
白石和彌監督らしい緊張感あふれる演出で、観客を最後まで釘付けにします。
ワン・バトルアフター・アナザー

- 公開日|2025年10月3日
- キャスト|レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ
暴力と不正が蔓延する街で、抗うように生きる若者たちの闘いを描いた社会派ドラマ。
主人公ボブが仲間たちと共に組織や差別に立ち向かいながら、真の自由と居場所を模索していきます。
友情、裏切り、そして希望と絶望が交錯する物語は、観客に問いを突きつける強烈なメッセージ性、アメリカ社会の闇を映し出す映像も圧巻です。
秒速5センチメートル

- 公開日|2025年10月10日
- キャスト|松村北斗(SixTONES)、高畑充希、森七菜
新海誠監督の名作アニメを実写化、幼なじみの遠野貴樹と篠原明里の初恋は、時と距離によって少しずつすれ違っていきます。
やがて大人になってもなお心に残り続ける届かない想いは、観る者の胸を締めつける切ないラブストーリー。
美しい映像とリアルな人間描写が融合し、アニメ版とはまた異なる余韻を残す一作となっています。
ファイナル・デッドブラッド

- 公開日|2025年10月10日
- キャスト|ケイトリン・サンタ・フアナ、テオ・ブリオネス、リチャード・ハーモン
予測不能な惨劇が連鎖する、大人気ホラーシリーズの最新作。
偶然助かった若者たちに死の運命が襲いかかり、逃げ場のない恐怖が始まります。
観客は次の瞬間に何が起こるかわからない緊張感に最後まで息を呑むことでしょう。
シリーズファンはもちろん、初めて観る人でも楽しめる構成で、恐怖と衝撃の渦に巻き込まれます。
もののけ姫

- 公開日|2025年10月24日
- キャスト(声優)|松田洋治、石田ゆり子、美輪明宏、森繁久彌
スタジオジブリの傑作がスクリーンに帰ってくる。
呪いを受けた青年アシタカは、西方の地でもののけ姫と呼ばれる少女サンと出会い、人間と自然、神々が激しく対立する中で、共存の道を探し求める姿が描かれています。
普遍的なテーマと壮大な映像美、そして久石譲の音楽が織りなす世界観は、時代を超えて心に響くでしょう。
さらに今回は、全国のIMAX劇場で期間限定上映が実施、スタジオジブリ監修の4Kデジタルリマスター版で、鮮明な映像と迫力ある音響により物語の世界に没入できる体験が可能です。
まさに劇場で観るべき一本といえるでしょう。
盤上の向日葵

- 公開日|2025年10月31日
- キャスト|坂口健太郎、渡辺謙、土屋太鳳
山中で発見された白骨死体と将棋盤の謎を追う刑事たち、やがて明らかになるのは、天才棋士の過去と将棋に人生を懸けた人間たちの執念でした。
棋譜に隠された真実が暴かれる緊迫感は、観客を強烈に引き込みます。
原作小説の重厚さを、豪華キャストの熱演で映像化した本格サスペンスです。
まとめ
2025年10月は、緊迫のサスペンスから切ない恋愛、絶叫ホラー、そして名作ファンタジーまで、バラエティ豊かな映画が揃う充実の月です。
いずれの作品も劇場で観ることで、その迫力と感動が一層深まる、映画館でしか味わえない体験をこの秋ぜひ楽しんでください。
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