アイスの「ピノ」のピックに数字が刻まれていることに気づいたことありますか?
実は形、名前、ピック、さらには過去のキャンペーンまで、あちこちに遊び心とこだわりが詰まったトリビアの宝箱だったんです。
今回は、知っているようで知らないピノの裏話を3つを厳選、ちょっと得する情報をお届けします!
ピノの基本トリビア

ピノという名前、響きは可愛いけど、どこから来てるか知っていますか?
実は「Pino」はイタリア語の松の木が語源とされています。
そこから連想される「松ぼっくり(pigna)」のような形状をヒントに名付けられたという説があり、実際にコロンとしたピノの形は、自然の恵みのような素朴さと可愛らしさを感じさせます。
そしてもうひとつ見落としがちなポイントが、ピックの刺す場所です。
普段、何気なく上から刺していませんか?
実はピノの底には、小さな丸い穴が空いていて、そこにピックをまっすぐ刺すと落ちにくく、割れにくいという構造になっているんです。
パッケージには書かれていませんが、ピノマニアの間では「裏の穴を狙え!」が常識!ぜひ次回試してみてください。
ちなみに、ピノ1粒の重さは約10g。チョコが2g、アイスが8gで、チョコとアイスの比率は黄金の8:2、このバランスが口に入れた瞬間のパリッとなめらかの絶妙な調和を生んでいるのです。
知る人ぞ知るピック占い
ピノを食べ終わったあと、ピックの根元をよく見てみてください。
そこにはなんと1〜72の数字が刻まれているんです!
実はこれ、「ピノピック占い」と呼ばれるちょっとした遊び要素で、公式サイトでも紹介されており、この数字で「今日の運勢」を占うというのがファンの間で広まりました。
公式サイトで占った人は「今日はラッキーな数字!」「恋愛運アップっぽい♡」といった投稿が飛び交い、自分だけの占い結果を楽しむ文化として愛されています。
さらに、まれに登場する「星型ピノ」「ハート型ピノ」はラッキーピノと呼ばれており、見つけた人はぜひ、SNSに「#ラッキーピノ」とつけて投稿してみてください。
運勢がググッと上がる…かも?
知って得するレア企画
ピノは時代とともに、さまざまな特別企画やキャンペーンを展開してきました。
その中でも印象的なのが「当たり付きピノ」、これはピノの箱の内側に「当り!」と書かれていたら、もう1箱もらえるという企画でした。
現在は終了していますが、2000年代に一部地域や期間限定で実施され、当選者には引き換え券などが贈られました。
また、2006年には木村カエラさんとの限定コラボパッケージも登場、ポップでカラフルなデザインが話題を呼び、「ピノ=カワイイ」のイメージを定着させる一因となります。
他にも、アーモンド味や抹茶、期間限定のショコラなど、常に新しいピノの世界を届けてくれる進化系フレーバーにも注目が集まっています。
一見、変わらないように見えて、ピノは密かに時代ごとの流行や文化とコラボしながらアップデートされているのです。
まとめ
ピノは、そのすべてが、「小さいけど奥深い」というブランドの哲学を体現しています。
私たちが何気なく食べているその一粒に、森永乳業のこだわりと遊び心がぎゅっと詰まっています。
次にピノを食べるときは、ピックの数字を見て、裏からそっと刺して、ラッキーピノが入っているかちょっと期待してみてください。
そうすればきっと、いつものピノが少しだけ特別な存在に感じられるはずですよ。
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