「絵本」が大好きな子どもはたくさんいると思いますが、それ以上に「歌う」ことが大好きな子どもってたくさんいますよね。音楽は生活を豊かにしてくれます。小さいうちからたくさんの音楽と親しませたい!そう思ったときにお勧めしたいのが「歌のついた絵本」です。
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子どもって本当に歌が好き!
子どもって本当に音楽が好きだなぁと感じることはありませんか? 幼稚園や支援センター、あちこちで歌が溢れています。 この時期にたっぷりと絵本を読んであげたいと思うのと同じくらい歌も歌ってあげたい…。そう思ったときに絵本と歌とがセットになった名作絵本がいくつもあるので読んでみてはいかがでしょうか。 昔から「ももたろう」や「うさぎとかめ」のように歌のついた物語はたくさんありました。 子どもは歌が大好き。音楽が大好き。たくさん読んでたくさん歌って、お気に入りの1冊がみつかるといいですね。
「ねこのピート だいすきなしろいくつ」エリック・リトウィン
「かなりさいこう!!」が口癖のスーパーポジティブキャットのお話。 ピートの履いているお気に入りのまっしろのくつ。冒険を重ねるたびに汚れたり、濡れたり。それでもピートに言わせれば「かなりさいこう!」なわけです。 前向きであることって本当に素敵と改めて感じるとともに、現代的な音楽がまたグッとこのお話を魅力的なものにしてくれています。 最後の言葉が響きます。 「なにがあっても うたをうたって まえにすすむ それがだいじ」 単純明瞭なストーリーの中で読んでいる大人もハッとするような瞬間がある…そんな絵本です。
ねこのピート 絵本ライブ ~だいすきなしろいくつ~
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「大阪うまいもんのうた」長谷川義文
「大阪にはうまいもんがいっぱいあるんやで」 関西弁の楽しさとともに簡単な手遊びもついていて、楽しさ倍増!ほっこりあたたかくなって、そしてなんだかお腹がすいてくる…。 さすが食い倒れの町・大阪。 次々とおいしそうなものが出てくるし、各ページには大阪の名所がしっかり描かれていて、通天閣や太陽の塔などおなじみの建物がずらりとちりばめられています。 さらりと歌える歌とともに見ごたえ満載のイラストが目にも楽しませてくれます。ちなみに関西ならではのノリツッコミもきちんと入っていますよ。 大阪のうまいもんが並べられている中で「もんじゃ焼き」が入っていて「おや??」と思ったらすかさず「なんでやねん!」 これでツッコミの正しい使い方もきっと覚えられる!? そのほか姉妹本として、「名古屋うみゃあもんのうた」「東北んめぇもんのうた」というものもあるようなので、併せて読んでみたいですね。
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「できるかな?あたまからつまさきまで」エリック・カール
歌に合わせて「わたし、できるよ!」と体を動かしたくなる絵本です。 「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カール。 この絵本では彼の描く生き生きとした動物が次々と出てきます。そのユーモラスさはもちろん、そんな動物たちのまねっこを一生懸命にする我が子にもクスッと心癒されますよ。 歌って踊ってそして目でも楽しんで。エリック・カールの魅力を余すところなく詰め込んでいます。 幅広い年齢で楽しめる1冊ではないでしょうか。
絵本と歌『できるかな?あたまからつまさきまで』
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歌とともに残る記憶をいつまでも大切にしたいから
いかがでしたか。 子どもが大きな声で歌う様子は本当に無邪気で幸せ気分になりますよね。そして大好きな歌、大好きな1冊はその子にとってこの先も続く宝物になることでしょう。 見守っている周りの大人も、「この歌小さい時によく歌ったなぁ。」「この絵本、いつも読んでとせがまれたなぁ」といつまでも記憶に残ることと思います。 歌とセットになった絵本。一緒に歌って読んで体を動かして…。ハッピーな記憶を刻む素敵な1冊を探してみてください。