結婚式に元カノを呼ぶって普通なの?そう思わず首を傾げたエピソードを紹介します。
結婚式の準備をしていたとき、旦那さんが元カノを招待したいと言い出し、大きな揉め事になりました。
嫉妬深いタイプでもない彼女が、珍しく心を乱し涙まで見せた理由…花嫁の本音とは?
本当に傷ついた理由は元カノではない
最初に相談を受けたとき、彼女はただ一言、どうして?とつぶやきました。
元カノが結婚式に来ること自体が嫌なのではなく、旦那さんが呼びたいと思ったその気持ちが理解できなかったのです。
彼女は嫉妬しやすいタイプではなく、過去の恋愛話にもむしろ笑って聞けるほど寛容でした。
それでも今回だけは心がザワついたと言います。
問題は元カノの存在ではなく、旦那さんの価値観です。
結婚式は二人の未来を祝う日、その日に過去の象徴でもある元カノを呼ぼうと考えること自体が、彼女にはどうしても理解できなかったのでした。
妻としての自分が守られていないと感じた瞬間
彼女はある日、ぽつりと本音を漏らしました。
「もし当日、親族が元カノを見つけたらどう思うかな。比べられたら嫌だな…」
これは、本当に女性ならではの感覚だと思います。
結婚式は花嫁が主役になれる大切な舞台、その日に誰かと比較されるかもしれないという不安は、想像以上に精神的負担になるでしょう。
さらに彼女はこう続けました。
「私の気持ちを最優先に考えてほしい日なのに、なんでこんな不安を抱えないといけないんだろう」
この言葉には胸が締めつけられました。
結婚式は一生に何度もあるものではありません。
その人生の節目に、自分の気持ちより元カノとの関係性が優先されてしまったように感じたのです。
思いやりの形とは
最終的に彼女は覚悟を決めて旦那さんとしっかり話し合い、元カノの招待は取りやめになりました。
旦那さんは単に、昔の友人として呼びたかっただけで悪気は本当に無かったようです。
ただ、彼女が傷ついた理由を説明すると「そんなに嫌な思いをしていたなんて気づかなかった」と謝ってくれたそうです。
それを聞いて少し安心しましたが、彼女はこんな本音も漏らしました。
「言われなきゃわからないっていうのも、少しショックだった。」
これは決して責めているわけではなく、想像してほしかった、気づいてほしかったという正直な気持ちでしょう。
結婚は気持ちの想像力が試される場でもあります。
今回の件は二人にとって、価値観をすり合わせる大切な経験になったのだと思います。
まとめ
結婚式は、これからの二人のための大事な儀式、そこで不安を抱える花嫁の気持ちは決して小さなものではありません。
思いやりとは、相手の立場を想像すること、その一歩を踏み出せるかどうかが、夫婦の未来を大きく左右する、彼女を見ながら強くそう感じました。
あわせて読みたい|マタイク(mataiku)