寝ても疲れがとれないのはなぜ?慢性的な疲れは「気の不足」が関係かも

「しっかり寝たはずなのに朝からだるい」「休みの日も疲れが抜けない」そんな状態が当たり前になっていませんか?

疲れがとれないと感じると、栄養ドリンクやサプリメントについ頼りたくなってしまいますよね。

今回は、慢性的な疲れを感じている人に向けて、気虚(ききょ)という考え方と、疲れにくいからだづくりのための東洋医学的な視点をご紹介します。

スポンサーリンク

寝ても疲れがとれない人とは?

「しっかり休んでいるはずなのに疲れが抜けない」そんな状態は、からだのエネルギーが足りていない可能性があります。

東洋医学では「気」が元気の源と考える

東洋医学の世界では、人のからだを動かすエネルギーのもとを「気」と呼びます。

気は、呼吸や食事、睡眠によって生み出され、からだを温めたり内臓を動かしたり、ウイルスから身を守ったりと、生命活動のあらゆる場面で使われています。

「気虚」は、この「気」が不足した状態を指し、以下のような不調が特徴です。

  • 疲れやすい
  • 風邪をひきやすい
  • やる気が出ない
  • 声が小さくなる

「寝ても疲れがとれない」という状態は、まさに気が足りていないサインかもしれません。

忙しい現代人は要注意

現代のビジネスパーソンは、睡眠不足、ストレス、運動不足、不規則な食事と、気を消耗しやすい生活を送りがちです。

とくに気をつくるには「よく食べて、よく寝て、深く呼吸する」ことが必要ですが、それができていない人は多いのではないでしょうか。

気を消耗し続けると、疲れが抜けにくくなり、気力や集中力までも低下しやすくなってしまいます。

疲れをためない暮らしの工夫

「気虚体質」を改善するには、日々の生活のなかで気を生み出す・巡らせる習慣を意識することが大切です。

スポンサーリンク

朝食を抜かない

忙しい朝、つい何も食べずに出かけていませんか?

朝は一日の始まり。

朝食で栄養をしっかり摂ることで、気が生まれやすくなります

とくにおすすめなのは、温かいスープやおかゆなど、胃にやさしくて消化吸収のいいもの。

具材を工夫すれば、栄養を豊富に摂取できますよ。

逆に、朝食を抜くとエネルギー不足のまま活動を始めることになり、午前中からぐったりしてしまう原因にもなるため、朝食はしっかりと摂るようにしましょう。

深呼吸と軽い運動で「気」を巡らせる

気は、からだの中をスムーズに巡ってこそ本来の力を発揮します。

ただし、激しい運動やたくさん汗をかくような運動は、かえって気を消耗してしまうため、気虚の人には逆効果になることもあります。

ラジオ体操やウォーキングなど、軽くからだを動かすだけでも十分

楽しみながら無理なく続けられるものがおすすめです。

また、ゆっくりと深呼吸するだけでも、気の巡りを促す効果があります。

疲れやすい体質はエネルギーの土台から整える

その場しのぎの対策では、からだは根本から変わりません。

疲れにくい体質を目指すには、エネルギーの土台から整えることが大切です。

その対策、根本改善にはならない

疲れを感じたときに、つい手が伸びるのがカフェインや栄養ドリンク。

たしかに一時的にはシャキッとしますが、カフェインの過剰摂取はめまいや不眠、心拍数の増加といったさまざまな症状を引き起こします。

また「とにかく休めば回復する」と思っていても、気を生み出す力そのものが弱っていると、いくら寝ても疲れが取れない状態に。

だからこそ、“根本からのエネルギー補給”という発想が大切になります。

「気を補う」漢方薬で、からだの基盤を整える

漢方薬では疲れに対して、足りない栄養を補うだけでなく、消化・吸収の機能を改善し、必要なところに栄養を届ける手助けをしていきます。

漢方薬なら、根本から疲れやだるさの改善を目指すことができるでしょう。

代表的なのは以下のような漢方薬です。

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

胃腸の働きを高めることで気を補い、疲れやすさ、倦怠感、食欲不振などを改善します。

  • 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

胃腸の働きを高めて気を補うとともに、血流をよくすることで、体力の回復や食欲不振、貧血、冷え症を改善します。

自分に合った漢方を見つけるには、専門家への相談が安心。

オンラインで手軽に相談できる「あんしん漢方」のサービスを活用するのもおすすめです。

あんしん漢方は、漢方薬に詳しい薬剤師が一人ひとりの体質や症状をもとにぴったりの漢方を提案してくれるオンラインサービス。

スマホから質問に答えるだけでOKなので、忙しい人でも気軽に始められます。

体質に合わせた漢方薬が自宅に届く仕組みで、ドラッグストアで選ぶ手間もありません。

「何を選んだらいいかわからない」と迷っている人は、まず一度相談してみると安心です。

まとめ

「寝ても疲れがとれない」と感じるのは、単なる気のせいではありません。

東洋医学では、気が不足している「気虚」の状態が続いていると、どれだけ寝ても疲労感が抜けないとされています。

疲れをその場しのぎでごまかすのではなく、からだの土台から整えることが大切です。

朝食をしっかり摂る、深呼吸や軽い運動を取り入れるなど、気を生み出す暮らし方に加えて、「気を補う」漢方薬の力を借りるのもひとつの選択肢です。

日々の疲れがじわじわと積み重なっている人は、まずは自分のからだに目を向けて、“エネルギーのベースづくり”を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

あんしん漢方薬剤師|中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

あわせて読みたい|マタイク(mataiku)

【LCラブコスメ】「膣トレ」と「感度」の両方を磨けるアイテム『さくらの恋猫 NUKUNUKU』
・SNSでも話題!次世代の「イける」膣トレ!
・インナーボールタイプのラブグッズで、膣圧アップ・感度アップを目指せる!
・インナーボールなので、『膣トレ』をして膣を引き締めることができます。
・スマホ連動で、今までに味わったことのない体験がきる!

公式|≪TV・雑誌でも話題≫2分に1個売れているニオイ・おりものケア!

最新情報をチェックしよう!