「最近、栄養ドリンクを飲んでも回復した気がしない」そんな違和感を抱えていませんか?
仕事に家事に忙しい日々のなか、栄養ドリンクは“頼れる味方”として使っている人も多いでしょう。
しかし、以前ほど効果を感じられなくなってきたら、それはからだからのサインかもしれません。
この記事では、なぜ栄養ドリンクが効かなくなるのか、そんなときに見直したい「整えるケア」について、やさしくご紹介します。
栄養ドリンクが効かなくなったと感じる理由
「前は飲んだら元気が出たのに……」と思うようになったのには、いくつかの理由があります。
疲労が蓄積している
栄養ドリンクが効かなくなったと感じる背景には、疲労が少しずつ蓄積していることが考えられます。
忙しい毎日が続くと「今日は早く寝れば大丈夫」「週末に休めば回復する」と思いながら、そのまま走り続けてしまいがちです。
しかし、十分に回復しないまま次の疲れを重ねていくと、からだに目に見えない疲労がたまっていくことに。
このような状態では、栄養ドリンクで一時的にシャキッとした感覚があっても、すぐに元に戻ってしまいます。
それは、疲れが“一過性”ではなく、慢性的なものに変わってきているサインともいえます。
「休んでもスッキリしない」「朝からだるさが残る」と感じるなら、からだはすでに回復しきれない状態に近づいているのかもしれません。
からだのエネルギーが不足している
もうひとつ考えられるのが、からだのエネルギーそのものが不足している状態です。
栄養ドリンクは、カフェインや糖分、ビタミン類によって“今あるエネルギーを引き出す”働きが中心です。
しかし、からだの中に使えるエネルギーが十分に蓄えられていないと、引き出そうとしても限界があります。
東洋医学では、この状態を「気(き)が足りない」と考えます。
気は、活動するための原動力のようなもの。
これが不足すると、疲れやすい、やる気が出ない、回復に時間がかかるといった状態が続きやすくなります。
つまり、「栄養ドリンクが効かない」と感じるのは、刺激が足りないのではなく、土台となるエネルギーが消耗しているため。
この段階では、無理に元気を出そうとするより、エネルギーを補い、整えていく視点が必要になります。
「整えるケア」に目を向けてみよう
疲れや不調が“当たり前”になってきたら「元気を足す」ケアから「整える」ケアへの意識転換が大切です。
疲れの正体を見つめ直す
東洋医学では、からだの不調を「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の不足やバランスの乱れとして捉えます。
たとえば
- 気が不足している「気虚」タイプは、いつもだるくてやる気が出ない
- 血の巡りが悪い「瘀血(おけつ)」タイプは、肩こりや冷えが起こりやすい
- 余分な水分がたまる「水滞(すいたい)」タイプは、むくみや重だるさが続く
「なんとなくの不調」に見えても、体質をひもといていくと、それぞれに合った改善のヒントが見えてきます。
まずは、自分の疲れやだるさの“原因”がどこにあるのかに目を向けてみましょう。
無理なく続けられる「整える」習慣
からだを整えるケアは、特別なことをする必要はありません。
大切なのは、「毎日少しずつ、できることから続けること」です。
- 朝ごはんを食べる
- 夕方以降はカフェインを控える
- ゆっくり湯船につかる
- スマホの使用時間を意識的に減らす
こうした積み重ねが、自律神経を整え、睡眠の質を上げ、内臓の働きを助けてくれます。
ポイントは、「頑張る」より「ゆるく続ける」こと。
疲れたときこそ、ゆるやかに立て直す視点を持つことが大切です。
体質改善には漢方薬という選択肢も
「整える」ケアを深めたい人は、漢方薬を取り入れるという方法もあります。
漢方薬は「根本から整える」ケア
漢方薬の特徴は「症状を一時的に抑える」のではなく、体質そのものを整えることで、根本から不調の改善を目指す点にあります。
たとえば、「なんとなくだるい」「朝がつらい」といった疲れやすさには、以下のような漢方薬が使われることがあります。
- 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
食欲不振、疲れやすさを感じるタイプに
- 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)
冷え性や貧血傾向があり、虚弱体質のタイプに
どの漢方薬も体質に合わせて処方されるため「誰にでも効く」わけではありませんが、自分の状態に合ったものを選べば、長く悩んでいた疲労感が軽くなることもあるでしょう。
自分に合った漢方薬を選ぶには?
「興味はあるけれど、自分に合う漢方薬がわからない」
そんな人には、オンラインで漢方相談ができる「あんしん漢方」などのサービスがおすすめです。
スマホから体質チェックを行い、薬剤師に相談できるので、漢方薬に詳しくない人でも安心。
自宅に直接届くため、忙しい人でも無理なく始められます。
初めて漢方薬に触れる人こそ、プロに頼ってみることで「整える」ケアがスムーズに進んでいきますよ。
まとめ
栄養ドリンクが効かない——。
それは、からだが「そろそろ無理をやめよう」とサインを出しているのかもしれません。
がんばっても疲れが抜けないと感じるなら、一度立ち止まって「整えるケア」を取り入れてみましょう。
自分の体質に合った方法で、ゆるやかに内側から整えていくことが、これからの元気を育てていく一歩になります。
無理せず、焦らず、あなたのペースでからだをいたわっていきましょう。
<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師|山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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