アウトレットに行くと、なぜか予定外の買い物までしてしまう…そんな経験はありませんか?
それは単なる衝動買いではなく、人間の心理に深く関係したある仕組みが影響している可能性があります。
サンクコスト効果が生む買わなきゃ損な心理
アウトレットで予定外の買い物をしてしまう最大の理由は、時間やお金を無駄にしたくないという、サンクコスト効果(埋没費用効果)にあります。
アウトレットは多くの場合、郊外にありアクセスが不便で、車で長時間かけて移動しガソリン代や高速代を払い、休日の時間を使って訪れる人も多いでしょう。
この時点で、私たちはすでにコストを支払っています。
すると人は無意識に、ここまで来たんだから何か買わないと損だ!という心理に陥り、サンクコスト効果によって「別に今すぐ必要ではない服」「安いからという理由だけの商品」など、本来なら買わないものまで手に取ってしまうのです。
つまりアウトレットで、なんでこの商品買ったんだろう?って感じたときは、価格の魅力だけでなく心理的なプレッシャーによって引き起こされていると言えるでしょう。
アウトレットは本当に安いのか?
では、アウトレットの商品は本当にお得なのでしょうか。
結論から言えば、すべてが安いとは限らない、が正しい答えです。
アウトレットの商品には、大きく分けて2種類あります。
ひとつはシーズン落ちや在庫処分品、そしてもうひとつが、最初からアウトレット用に作られた商品です。
後者は、ブランド名こそ同じでも、素材や製造工程を簡略化しコストを抑えて作られているケースがあり、定価の高い商品が安くなっているのではなく、安く作られた商品が安く売られている可能性もあるのです。
さらに、前述のサンクコスト効果が加わることで、冷静な比較ができなくなり、安い気がするという感覚で購入してしまうことも少なくありません。
本当にお得かどうかは、価格ではなく、自分にとって必要かどうか?で判断することが重要です。
まとめ
予定外の買い物をしてしまう背景には、サンクコスト効果という心理が大きく関係しています。
本当に賢く買い物をするためには、ここまで来たから、という感情ではなく本当に必要か、を基準に判断することが大切だと言えるでしょう。
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