なぜ金箔は食べても平気?知っておきたい素朴な疑問

金箔

金箔がかかったケーキ、日本酒、和菓子、見た目は豪華で特別感たっぷりですが、ふと冷静になると疑問が浮かびます。

これ、もし大量に食べたら体に悪いんじゃない?金属である金を体に入れて本当に問題はないの?今回は、金箔の安全性・限界・そして無意味なのに高い理由を紹介します。

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金箔を食べすぎても基本的に体は何も起きない

結論から言うと、通常の範囲で金箔を食べすぎても、体に大きな悪影響はほぼありません。

理由はシンプルで、金は胃酸でも溶けず体内の酵素とも反応せず、栄養として吸収もされません。

つまり、金箔は体の中で何かの作用を起こすことなく、ほぼそのまま体外へ排出されるのです。

また、食用金箔は信じられないほど薄く加工されています。

厚さは約0.0001ミリ以下、重さはほぼゼロに等しく、物理的な刺激もほとんどありません。

そのため、一般的なデザートや飲み物に使われている量であれば、健康被害を心配する必要はないとされています。

ただし注意点もあり、工芸用や装飾用の金箔には、別の金属が混ざっている場合もあり、それを口にするのは危険です。

安全なのは、あくまで食品用に製造されたものに限られます。

大量に毎日食べるとどうなる?

では仮に、金箔を毎日のように大量摂取したらどうなるのでしょうか。

結論としては、健康効果はゼロのまま、財布だけが確実に軽くなります。

金箔にはビタミンもミネラルもなく、カロリーすらほぼなく、栄養学的に見れば完全に無意味と言っていい存在です。

通常の食用金箔で「食べすぎて体調不良になった」というケースは、ほとんど報告されていません。

つまり、金箔の食べすぎによる最大のリスクは、健康ではなくコストです。

体には何も残らないのに、支払った金額だけが確実に残る、この点を理解せず、「体に良さそう」「運気が上がりそう」と信じて常食するのは、少し危ういと言えるでしょう。

それでも金箔が食文化として残る理由

答えはシンプルで、金箔は栄養ではなく意味を食べる文化だからです。

金は古来より、富・権力・不老不死・縁起の象徴とされてきました。

日本でも、正月や祝いの席など「ハレの日」に金箔入りの料理や酒が登場します。

そこに求められているのは味や健康効果ではなく、今日は特別な日だという演出です。

現代で言えば、ラテアートやSNS映えする盛り付けと同じで、なくても困らないけれどあると気分が上がる、そのために人はお金を払います。

金箔は、究極の演出アイテムなのです。

まとめ

金箔は、栄養ゼロ、効果ゼロ、それでも金箔が使われ続けるのは、味や健康ではなく、特別感や気分、縁起といった意味を楽しむためです。

つまり金箔料理とは、健康を食べているのではなく、物語と演出を食べているもの、そこれほど分かりやすい贅沢もないのかもしれませんね。

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