昭和のアイドル黄金期に、人気絶頂のまま結婚を理由に芸能界を去った女性がいます。
今のように結婚後も活動を続ける時代とは違い、当時は引退=完全消滅というケースが一般的でした。
今回は、昭和アイドルの中から結婚を機に引退しなければもっと売れていたはず…と惜しまれる3人を紹介します。
山口百恵

- 旦那|三浦友和
- 活動期間|1973年〜1980年
昭和アイドルを象徴する存在として、山口百恵さんの名前を外すことはできません。
14歳でデビューすると、可憐さと大人びた色気を併せ持つ唯一無二の雰囲気で瞬く間にトップアイドルになり、その存在感は「百恵が出ると空気が変わる」と言われるほどで、映画・ドラマ・歌番組あらゆる場面で時代を動かしていました。
代表曲『プレイバックPart2』『さよならの向う側』では芯の通った表現力を見せ、1980年のラストコンサートでマイクを静かに置いた姿は日本の芸能史に残る伝説の瞬間です。
- 「21歳で引退なんて早すぎる。もっと百恵さんの歌声を聴きたかった」
- 「活動期間が短いのに、昭和No.1の存在感。令和にいてもトップになっていたと思う」
高井麻巳子

- 旦那|秋元康
- 活動期間|1985年〜1988年
おニャン子クラブ全盛期、清楚で優しげな雰囲気と透明感で圧倒的支持を集めたのが高井麻巳子さん、派手すぎない自然体の美しさと柔らかい声質で、ソロ曲『シンデレラたちへの伝言』『約束』でも存在感を発揮しました。
学校にひとりいそうなのに絶対に手が届かない可愛さという稀有な魅力で、男性女性問わず人気を獲得、しかし人気がピークに達した22歳のとき、当時おニャン子クラブのプロデューサーだった秋元康さんと電撃結婚しました。
結婚当日に芸能界から完全に姿を消し、潔すぎる引退として大きな話題となりました。
- 「もっと歌ってほしかった!あの透明感は令和でも通用するレベル」
- 「おニャン子の中でも別格の可愛さ。復帰したら今でも話題になると思う」
佐野量子

- 旦那|武豊
- 活動期間|1984年〜1994年
柔らかい笑顔と優しい雰囲気で人気を集めた正統派アイドルが佐野量子さん、デビュー当時から清楚で品のある佇まいが目を引き、ドラマやバラエティでも自然体の魅力を発揮していました。
控えめなのに心に残るアイドルとして、女性からの支持も高かった稀有な存在でしたが、1995年競馬イベントをきっかけに出会った武豊騎手と結婚し芸能界を引退します。
以降、ほとんどメディアに姿を見せないものの、その慎ましい生き方に「奥ゆかしくて素敵」と今も評価が続いています。
- 「佐野さんは続けていたら絶対に女優として大成していた」
- 「引退後も変わらず美しいと噂されるのがすごい。本当に惜しいアイドル」
まとめ
結婚を機に芸能界を去った3人は、活動期間こそ短かったものの、その存在感は今も色あせることがありません。
山口百恵さんの圧倒的オーラ、高井麻巳子さんの清楚な魅力、佐野量子さんの透明感、いずれも続けていたら間違いなくさらに大きなスターになっていたと語られる伝説的存在です。
昭和という時代の中で、自らの人生を選び取った彼女たちの決断は、今なお多くの人の心をつかみ続けています。
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