100均って本当に儲かってるの?安さを支えるカラクリが想像以上にすごかった

100均って本当に儲かってるの?安さを支えるカラクリが想像以上にすごかった

日用品から食器、文房具、収納グッズまで、さまざまな商品が110円(税込)で購入できる100円ショップ、便利でお得な存在ですが、「これだけ安く販売して、お店は本当に儲かっているの?」と疑問に思ったことはありませんか?

今回は、100円ショップの利益率や安くても経営が成り立つ理由を解説します。

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100円ショップの利益率はどのくらい?

100円ショップの商品は、1個売れるとどのくらいの利益が出るのでしょうか。

公開されている企業の決算情報などを参考にすると、商品を販売するための仕入れ費用は、売上の6割程度となるケースがあります。

例えば、税込110円の商品なら税抜価格は100円、仮に仕入れ費用が60円であれば、残りの40円が粗利益となります。

40円も儲かるなら十分では?と思うかもしれませんが、ここから従業員の給料や店舗の家賃、電気代、物流費など、仮にこれらの経費が35円かかるとすれば、最終的に残る利益はわずか5円、利益率にすると5%程度です。

つまり、100円の商品を100個販売しても、最終的な利益は500円という計算になります。

100円ショップは大量の商品を販売することで利益を積み重ねる薄利多売のビジネスで、客数が少し減っただけでも利益が大きく減少する可能性があります。

身近で便利な100円ショップですが、その経営は想像以上に厳しいものなのです。

赤字覚悟の商品にも隠された利益を生む仕組み

100円ショップは、すべての商品で同じように利益を出そうとしていないことです。

例えば、ガラス製のコップや陶器の食器などは、材料費や輸送費がかかるため、利益を確保しにくい商品と考えられます。

それでも100円で販売するのは、こんな商品まで100円なの?という驚きが集客につながるからです。

一方、シールや保存袋、プラスチック製の小物などは、軽量で大量生産しやすく比較的利益を確保しやすい商品で、利益の少ない商品でお客さんを呼び、利益率の高い商品で収益を確保するという仕組みとなっています。

さらに、全国に多数の店舗を展開していることも強みで、同じ商品を大量発注すれば、製造に必要な金型代などの初期費用を多くの商品に分散でき、1個あたりの製造コストを抑えられます。

また、最近では300円や500円の商品が増えていますが、これは円安や原材料費、人件費の高騰によって、100円では採算が合わない商品が増えていることも背景にあります。

価格帯を広げることで、商品の品質や種類を維持しながら利益を確保しようとしているのです。

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