Jリーグは23日、FC町田ゼルビアの黒田剛監督およびクラブに対し、けん責処分を科したと発表しました。
処分理由として、2023年頃から黒田監督が所属選手やスタッフの前で不適切な発言を繰り返していたことが認定されています。
FC町田ゼルビアの黒田剛監督にけん責処分
懲罰決定について
この度、公益社団法人 日本プロサッカーリーグより、黒田剛監督および当クラブに対し、 下記のとおり懲罰が決定されましたのでお知らせいたします。
詳細はこちら🔽 https://t.co/AubIWCJMcK#FC町田ゼルビア #zelvia
— FC町田ゼルビア (@FcMachidaZelvia) December 23, 2025
Via|X「FC町田ゼルビア/@FcMachidaZelvia」公式より引用
Jリーグの発表によると、黒田監督は自らの意向に沿わない選手に対し「造反者」といった表現を用い、排除する意図を持った発言をしていたほか、練習中に特定のコーチへ大声で怒鳴る行為、懇親会の場でスタッフへ暴言を吐くなどの行為が確認されました。
一方で、暴力などの有形力の行使が認められなかったことから、パワーハラスメントとしての正式認定には至らなかったとしています。
この発表を受け、SNS上では「やっぱりあったんだ」「本人に自覚がないのが一番問題」といった厳しい声が相次ぎ、特に注目を集めたのは、4月に一部メディアがパワハラ疑惑を報じた際、クラブが公式サイトで「事実無根」と否定し、「第三者委員会でも確認済み」と声明を出していた点です。
今回の処分内容との食い違いから、組織ぐるみの隠蔽と言われても仕方ない、クラブのガバナンスの問題ではないかと、クラブの姿勢そのものを問う声も広がっています。
町田は同日、公式ホームページで謝罪声明を発表。
「本件は当該監督個人の問題にとどまらず、クラブとして適切な管理・監督体制を構築できていなかったことに起因する」とし、ハラスメント相談・通報体制の再構築や、管理監督責任の明確化を進めると表明しました。
「失った信頼を回復するため、クラブ一丸となって誠意ある行動を積み重ねる」とする町田、結果を残してきた指揮官とクラブに突き付けられた今回の処分は、Jリーグ全体にとっても、組織運営と指導者の在り方を改めて問い直す出来事となっています。
SNSの声は…
「処分どうこうより最初の町田ゼルビアの調査発表がおかしいってことになりますが、、、これ大丈夫か」
「ゼルビアお抱え弁護士が事実無根です!って発表してなかったっけ?」
「青森山田時代から、何も変わってないな」
「黒田はクロだ」
「天皇杯優勝がくすみますね」
「黒田監督の偉大なところは、このような高校サッカーレベルの指導をプロでも立派にやりきったところ。革命的だ。」
「反省してまーす て作文書いて終わりってこと?? このクラブ、ヤバない?」
「これってけん責で済む話?コレは一発アウトなのでは…」
「まぁ一般的な会社と同じだよ、成績優秀者はパワハラしても理由をつけて守りたがる」
「町田サポーター以外の気持ち「やっぱりそうだよなぁ」」
など、多くの反響の声が寄せられています。
あわせて読みたい|マタイク(mataiku)