2026年北中米ワールドカップでは、日本代表をはじめ多くの国の選手がピンク色のスパイクを着用し、大きな話題となっています。
なぜこんなにピンクばかりなの?実はこの現象は偶然ではなく、スポーツメーカー各社の戦略や近年のトレンドが大きく関係しています。
W杯でピンク色のスパイクが増えた理由とは?
今大会では、日本代表対オランダ代表戦で日本の先発11人中10人、オランダも9人がピンク系スパイクを着用するなど、多くの試合でピンク色が目立っています。
これは主要メーカーの戦略で、大会前に各社が新作を発表した際、どのブランドもピンクを採用していました。
最大の理由は視認性、近年はスーパースロー映像や足元を映すカメラが増え、スパイクが映る機会も大幅に増加しており、芝生の緑とのコントラストが強いピンクは、テレビやSNSでも目立ちやすく、メーカーにとって高い広告効果が期待できます。
各メーカーは、鮮やかな色には自信を高める効果があると説明しており、選手のモチベーション向上にもつながると考えています。
SNS時代ではスパイクも自己表現の一部となっており、プレーだけでなくファッション性も重視されているのです。
白を選んだミズノの戦略
一方で、各メーカーが似たようなピンクを採用したことで、ブランドの個性がなくなったという声もあります。
以前のワールドカップではメーカーごとにカラーやデザインの違いを楽しめましたが、今回は似た配色が多く、スパイクコレクターからは少し物足りないという意見も見られる中で、異なる戦略を取ったのが、日本のメーカー「ミズノ」です。
ミズノは他社がピンクを採用すると予測し、あえて白を基調としたスパイクを発売、日本代表の田中碧選手らが着用するモデルは、白いスパイクが逆に目立つこととなり存在感を放っています。
また、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手も白を基調とした特注スパイクを履いており、多くのピンク色の中でひときわ目を引いています。
性能だけでなく、色やデザインでもメーカー同士の駆け引きが行われているのは、ワールドカップならではの見どころと言えるでしょう。
試合だけでなく、選手たちの足元に注目すると、ワールドカップをより楽しめるかもしれません。
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