2025年、ドラマ・映画好きの間でそんな声が一気に増えた若手女優、派手な話題性よりも、演技そのもので評価を積み上げ、気づけば作品の空気を丸ごと支配している存在です。
今回は、演技力が異次元すぎると業界・視聴者の両方から評価が爆上がりしている5人を紹介します。
橋本愛

- 代表作(2025)|映画:早乙女カナコの場合は/大河ドラマ:べらぼう
- 出身地|熊本県
- 生年月日|1996年1月12日
橋本愛さんの2025年は、「静」と「重」を極めた一年でした。
映画『早乙女カナコの場合は』では、女性の内面を視線と間で語る演技が圧巻、台詞がなくても心情が伝わるあの感じ、正直ゾッとします。
大河『べらぼう』では一転、時代劇ならではの所作や声のトーンまで完璧にコントロール、感情を抑えた芝居ほど難しいと言われますが、橋本さんは抑えていること自体をドラマにしてしまう女優です。
- 「一瞬の目線だけで背景まで想像させるの、もはや職人芸」
- 「叫ばないのに一番心に残る。これが本物の演技力」
河合優実

- 代表作(2025)|映画:今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は/連続テレビ小説:あんぱん
- 出身地|東京都
- 生年月日|2000年12月19日
2025年、最も「演技うまっ…」という声を量産したのが河合優実さん、映画ではリアルすぎる温度感で表現、わざとらしさゼロ、なのに感情はフルで伝わってくる不思議な芝居です。
朝ドラ『あんぱん』では、国民的作品の中で埋もれるどころか存在感が倍増、日常芝居の解像度が異常に高く、「この人、本当にその時代を生きてる?」と思わせる説得力があります。
- 「演技してる感が全くなくて、普通に感情持っていかれた」
- 「表情の切り替えがリアルすぎて逆に怖いレベル」
杉咲花

- 代表作(2025)|映画:片思い世界/映画:ミーツ・ザ・ワールド
- 出身地|東京都
- 生年月日|1997年10月2日
杉咲花さんは2025年、演技力の完成形を見せつけてきました。
映画『片思い世界』では、感情の揺れを繊細すぎるほど丁寧に表現、泣くシーンより泣くのを堪えるシーンが刺さる女優です。
映画『ミーツ・ザ・ワールド』では感情の振れ幅が一気に拡張、怒り、戸惑い、希望を全て同時に抱えた芝居が成立するのはこの人ならでは…若手という枠を完全に超えています。
- 「もう若手女優って言葉が失礼なレベル」
- 「どんな役でも杉咲花になるのがすごい」
伊藤蒼

- 代表作(2025)|映画:大きな玉ねぎの下で/映画:今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
- 出身地|大阪府
- 生年月日|2005年9月16日
伊藤蒼さんの演技は、とにかく生々しい、『大きな玉ねぎの下で』では、未成熟な感情の揺れを遠慮なくさらけ出し、観る側の心をえぐってきます。
整っていない感情を、そのまま出せる強さが武器で、同年公開作でも役ごとに空気が全く違う、感情の瞬発力と持続力、どちらも若手トップクラスです。
「上手いというより本気で生きてる感じ」
「感情が荒れてる役をやらせたら天才」
髙石あかり

- 代表作(2025)|映画:夏の砂の上|ドラマ:御上先生|連続テレビ小説:ばけばけ
- 出身地|宮崎県
- 生年月日|2002年12月19日
2025年、確実に次の主役級として名を刻んだのが髙石あかりさん。
映画『夏の砂の上』では、言葉よりも感情が先に来る芝居が印象的、視線、呼吸、間の使い方が異常に上手いです。
ドラマ『御上先生』、『ばけばけ』ではヒロインと話題作が続く中で、作品ごとに印象がガラッと変わるのも強み、まだ伸びる余白があるのが恐ろしいところです。
- 「気づいたら目で追ってしまう女優」
- 「この年でこの表現力、将来が楽しみすぎる」
まとめ
2025年、話題性ではなく芝居そのもので評価を積み上げた女優、正直、数年後には「この人たちが若手だった時代があったんだよね」と語られていそうです。
全員タイプが違いますが共通しているのは、作品を消費させない力を持っていることですね。
これから数年、間違いなく日本の映像作品の中心にいる存在になる女優たちに2026年も注目です。
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