不登校という言葉に、どんな印象を持つでしょうか?否定的で後ろ向きな響きを感じる人も少なくないかもしれません。
そんな中、群馬県が不登校という言葉を「ユニパス」へと言い換える方針を打ち出しました。
単なる言葉の置き換えに見えますが、その背景には学校に通わない子どもたちの存在を、問題ではなく多様な生き方・学び方の一つとして捉え直そうとする明確な意思が込められています。
不登校からユニパスへ、群馬県が示した新しい価値観
群馬県は2026年1月、不登校という言葉を今後は「UniPath(ユニパス)」と呼ぶ方針を発表、ユニパスとは、unique(ひとりひとりの)とpath(道)を組み合わせた造語で、「それぞれが自分なりの道を歩んでいい」という意味が込められています。
従来の不登校という表現が持つ、学校に行けない=悪いことという否定的な印象を払拭し、子どもたち自身が自分の状況を肯定的に捉えられるようにしたいという狙いがあります。
この名称は、知事に政策提言を行うリバースメンターとして活動する高校生の提案がきっかけとなり、県教育委員会との検討を経て正式に採用されました。
つまり、大人が一方的に決めた言葉ではなく、当事者世代の感覚が反映された点も大きな特徴です。
山本一太知事は記者会見で、「学校に通わないことは決して悪いことではない。子どもたちが自分の道を肯定できる社会にしたい」と語り、将来的には不登校という言葉が持つネガティブな印象そのものを全国からなくしたいという考えも示しました。
群馬県内では現在、小学生1783人、中学生2948人が、ユニパスに該当するとされています。
県はこうした子どもや保護者を支援するため、電話相談窓口の設置やメタバース空間で学びや交流ができる「つなぐんオンラインサポート(つなサポ)」の運用など、学びの選択肢を広げる取り組みも進めています。
ただし、国の統計などでは引き続き不登校という用語は使われるため、制度上すべてが一気に変わるわけではありません。
それでも、呼び方を変えるという一見小さな改革は、学校に行かない子どもたちを見る社会のまなざしを変える第一歩とも言えるでしょう。
SNSの声は…
「いじめ被害者じゃなくて加害者を守るための言葉じゃないの?」
「学校に行けてるやつじゃなくて、行ってない人に考えさせろよ」
「不登校は不登校だろ!甘やかすな」
「これでユニパスで注目される不登校もかわいそう」
「この考えはいいと思う」
「通えないと通わないは違う」
「横文字にして現状をフワッとさせて責任逃れするなよ」
「じゃあイジメの名称もかえろよ」
「行政が率先してする必要があるの?」
「半分バカにしてるだろ」
「不登校って日本人の子供だよね?」
など、多くの反響の声が寄せられています。
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