いや、ここ薬局だよね?卵も牛乳もスーパーより安いってどういうこと?ドラッグストアが仕掛ける安さの戦略が想像以上だった!

いや、ここ薬局だよね?卵も牛乳もスーパーより安いってどういうこと?ドラッグストアが仕掛ける安さの戦略が想像以上だった!

最近、スーパーではなくドラッグストアで卵や牛乳、パンなどを購入する機会が増えていませんか?

かつては薬や日用品を買う場所だったドラッグストアは、今では食品の品ぞろえも充実しスーパーより安い商品も珍しくありません。

食品販売が本業ではないはずのドラッグストアが、なぜこれほど安く販売できるのでしょうか。

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ドラッグストアはなぜスーパーより安い?

その理由は、単に大量仕入れによって価格を抑えているからではなく、実はドラッグストアとスーパーでは、利益を生み出す仕組みが大きく異なるのです。

スーパーは食品販売が本業であり、肉や魚、野菜などを販売して利益を確保する必要があります。

一方、ドラッグストアには医薬品や化粧品、日用品といった別の収益源があり、特に医薬品や化粧品には、食品よりも粗利益率が高い商品が多く存在します。

そこで活用されるのが、利益を抑えて販売することでお客さんを呼び込む「ロスリーダー戦略」です。

卵や牛乳などを低価格で提供し、来店したお客さんに医薬品や化粧品も購入してもらうことで、店舗全体の利益につなげようとしているのです。

また、卵や牛乳は購入頻度が高いことも重要なポイントで、薬は必要なときにしか購入しませんが、食品は日常的に買い足す必要があります。

つまり、食品を安く販売することで、月に数回しか訪れなかったお客さんを、週に何度も来店する常連客に変えられる可能性があるのです。

安い食品を買いに来たはずが、気づけばシャンプーや洗剤まで購入していた、そんな何気ない買い物もドラッグストアの経営戦略と深く関係しているのです。

ドラッグストアが食品販売を拡大できる理由

ドラッグストアが食品を安く販売できるには、店舗運営に必要なコストの違いもあります。

ドラッグストアが扱う卵や牛乳、パン、冷凍食品などは、基本的に工場で製造・包装された状態で納品されます。

店内で加工する必要が少なく、比較的低コストで販売できることが強みです。

また、2009年の薬事法改正によって、一定の市販薬は登録販売者でも販売できるようになりました。

こうした制度変更や小売業界の競争激化を背景に、ドラッグストアは薬を販売するだけの店舗から生活必需品を幅広く扱う店舗へと進化してきました。

さらに、近年は生鮮食品や総菜を本格的に扱うドラッグストアも登場、こうなるとスーパーにとってドラッグストアは無視できない競争相手です。

ただし、スーパーには生鮮食品の鮮度や品ぞろえ、店内調理の総菜など独自の強みがあるのには間違いありません。

今後は単純な価格競争だけでなく、安さと利便性のドラッグストアと食の豊かさを提供するスーパーという、それぞれの強みを生かした競争が一層進んでいくのかもしれません。

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