産後なんだかすぐに疲れる・元気がでない・倦怠感がひどいといった不調に悩まされてはいませんか?休む暇もなく、家事に育児に奮闘しているママさんは疲れが原因で身体が弱っている可能性が高いです。授乳中でも安心・継続して飲んでも副作用がでにくいとされる漢方で身体の中から元気になりましょう。
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ママはとにかく体力勝負
仕事には休みはあっても、母親業は年中無休です。 赤ちゃんが生まれたその日から24時間365日働きっぱなしということです。睡眠不足や、寝ても寝ても疲れがとれない・日中の倦怠感がひどいなど、産後ママはもうボロボロ状態なのです。 そこで、栄養ドリンクやビタミン剤・サプリメントのお世話になっているという方も多いのでは?栄養ドリンクには多量の糖分が含まれておりますので、頻回に摂取しすぎるのは非常によろしくないです。 また、ビタミン剤やサプリメントも、医薬品ではありませんので効果が必ずでるとは約束されていません。授乳中は服用できないものも多く存在します。 そこでおススメしたいのが『漢方薬』です。漢方薬には産後の体力回復を効能としているものもあるって知ってましたか?
漢方ってなに?
漢方は「病気ではなく病人をみる」と言われています。 つまり、身体全体を見るということに重きを置いて、全体のバランスを整えるといった特徴があります。それに対して、病気を見ることに重きを置き、ミクロな視点で分析をし、治療を行うのが西洋医学といえるでしょう。 両者の大きな違いとしては、漢方は「病名がつかない不調(未病)にもアプローチできる」という点があげられます。 身体全体のバランスの乱れからくるSOSサインが悩み症状につながっているという考えの元、診察や治療を行います。
産後ママにオススメの漢方
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
via www.qlife.jp
効能、効果はツムラによると以下となっています。『消化機能が衰え、四肢倦怠感著しい虚弱体質者の次の諸症:夏やせ、病後の体力増強、結核症、食欲不振、胃下垂、感冒、痔、脱肛、子宮下垂、陰委、半身不随、多汗症』 筆者が処方してもらった時は、「毎日寝不足で、家事育児仕事に追われて疲労困憊である・休んでも疲れがぬけず倦怠感がひどい」という症状での受診の際でした。 夏バテなどで、弱った人や私のように産後の寝不足から限界がきている人に使われる漢方のようです。
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十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
via www.qlife.jp
こちらも先ほどと同じく、体力や気力を補う働きがある漢方です。 体がだるくなっている状態を改善させるのです。『病後の体力低下・疲労倦怠、食欲不振・ねあせ・手足の冷え・貧血』といった、明らかに弱っている・心身が素弱している方に処方される漢方です。
加味逍遙散(かみしょうようさん)
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漢方的にいうと「気血両虚・肝気鬱結」といった症状で処方される代表薬です。 簡単に説明すると、上記2種類よりも精神的にイライラしたり気が滅入っている方向けの漢方です。『疲れ・イライラ・元気がでない・頭痛・睡眠が浅い・PMS』などの際に使われる薬です。
頼れるかかりつけ医を見つけよう
漢方薬というと、漢方薬局のようなところで保険が効かず高価だというイメージがあるかたもいらっしゃるはずです。しかし現在、漢方薬をメインとして処方する病院は増加傾向にあります。 妊娠中・産後授乳中ということもしっかりと話した上で、体調改善に親身になって対応してくれる信頼できる医師を見つけられるようにしましょう。 お近くの「漢方処方の病院」をぜひチェックしてみてください。