やっと寝てくれた…さぁ布団へ置きましょうかね…「ギャー!」よくある光景ですね。赤ちゃんを寝かせつけて布団に下ろそうとすると、まるでスイッチが入ったように泣きだす。寝てくれたら家事をする時間もできるのに…ため息をついて、また抱き上げる。赤ちゃんを起こさずに布団におろすテクニックをまとめてみました。なんと、スイッチは背中ではなかった。
目次
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赤ちゃんの「背中スイッチ」って?
背中スイッチとは、授乳中に寝てしまったり抱っこで寝かせた赤ちゃんが、布団に寝かせた途端に起きてしまう現象。 腕の中ではスヤスヤ寝てくれているのですが、布団に下ろした途端に泣き出してしまう。一度起きるとなかなか寝付いてくれないこともあり、寝かしつけに苦労します。
なぜ「背中スイッチ」が発動するの?
新生児期から生後2~3ヶ月頃までの赤ちゃんは眠りが浅く、少しの刺激ですぐ目を覚まします。 赤ちゃんは、大人に比べて睡眠全体に占める浅い眠り(レム睡眠)の割合が高く、そのことも目を覚ましやすい原因になっています。 赤ちゃんの「背中スイッチ」がなぜ発動してしまうのか?その原因を探ってみましょう。
温度差
ママの腕の中と布団の温度や感触の違いを、背中で感じ取ってしまう。ママの腕の温かさで心地よくなっているところにお布団がひんやり。赤ちゃんはこの「ひんやり」に敏感。 夏はシーツの上にバスタオルを敷いておいたり、冬は布団を暖めておくといいですね。部屋によっても気温差があるため、寝かしつけをする場所と寝かせる場所は極力部屋を変えずに行うことも大事かと思います。
赤ちゃんの姿勢(体制が変わる刺激)
寝かせるときに、体が丸まった状態から、背中や股関節が伸びると、その刺激で目が覚めやすいと考えられます。
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本能の表れ
眠った赤ちゃんを布団に下ろすとき、背中がまだ布団についていないのにママの身体から赤ちゃんのおなかが離れると、赤ちゃんは落ちてしまうのではと感じ、急に心拍数が上がり、目を覚ますと考えられます。 こんなに小さな赤ちゃんですが、やはり布団に下ろされると不安を感じてしまうのでしょうか。泣くことで「一人にしないで!」と訴えているのでしょうか。
「背中スイッチ」を押さずに抱っこから布団へ寝かせる方法を考えてみよう
ママも疲れている…赤ちゃんが寝ている間しか家事の時間がないというママも多いはず。それなのに、抱っこのままでお昼寝が終わってしまう。これはもう辛すぎます。 しっかり布団の上で寝てもらい、家事の時間、ゆっくりする時間を確保していきましょう。
赤ちゃんを布団に下ろすときの着地方法、どのようにしてますか?
足(お尻)から下ろす方法
赤ちゃんの下半身をお布団に起き、赤ちゃんの首下にあるママの腕をゆっくり静かに抜く。この方法で失敗を重ねてしまったママ。別の方法を試してみましょう。
頭から下ろす方法
赤ちゃんの頭を先に起き、首、背中と少しづつ下ろしながら片手を放す。(支えていた腕は体を撫でるようにゆっくりと足の方へと抜く) 最後にお尻を下ろします。え?頭から下ろすの?と思ったママもいらっしゃるかとは思いますが、足から下ろすのに失敗したときは試してみてください。
「背中スイッチ」が発動する原因の”温度差”や”落ちてしまう感覚”の対処法として効果的な対処法が「包み込む」ということ。
おくるみやバスタオルにくるんで抱っこして寝かしつけ、そのまま布団におろす、スワドル巻きというおくるみの巻き方、聞いたことありますか? おくるみで赤ちゃんの腕を巻いて固定してあげるとモロー反射(両腕を広げたり脚をビクッと痙攣させたりする原始反射)で目がませてしまう事を防ぐ事ができるので、赤ちゃんは深くぐっすりと眠ってくれると言われています。
⚫︎赤ちゃんの両腕をまっすぐの状態で固定するようにして巻く
⚫︎呼吸が苦しくならない程度に軽く締め付けて巻く
(足や首は固定しないように注意する)
⚫︎呼吸が苦しくならない程度に軽く締め付けて巻く
(足や首は固定しないように注意する)
以上2点がポイント。
足は固定させてしまうと、股関節脱臼の心配があるので、注意してくださいね。 赤ちゃんが眠るクッションごと抱っこするという方法も効果的。いつも使っている赤ちゃん用布団やクッションに赤ちゃんを乗せて抱っこして寝かしつけ、そのまま布団の上におろす。 特に、クッションに乗せて抱っこする場合、赤ちゃんが抜け落ちて落下することがないように充分注意してください。
足は固定させてしまうと、股関節脱臼の心配があるので、注意してくださいね。 赤ちゃんが眠るクッションごと抱っこするという方法も効果的。いつも使っている赤ちゃん用布団やクッションに赤ちゃんを乗せて抱っこして寝かしつけ、そのまま布団の上におろす。 特に、クッションに乗せて抱っこする場合、赤ちゃんが抜け落ちて落下することがないように充分注意してください。
今までは「背中スイッチ」と言われてきましたが最新の研究で、赤ちゃんの覚醒スイッチは背中ではなく、おなか側とわかりました!
★眠った赤ちゃんを布団に置くときのポイント 「赤ちゃんのおなかとママの体を密着させたまま、そっと布団におろす。」布団におろしたら、赤ちゃんが寝ていることを確認してから、ゆっくりと体を離していきましょう。目を覚ますスイッチがあるのは背中ではなく、おなか側ですよ。
そうだった。確かにそうやってました。 体を密着させて、そのまま布団に下ろししばらくそのまま覆いかぶさって…筆者はその時に耳元で深い呼吸をしてあげてました。ママが隣に寝ているという安心感があるんじゃないかなぁと思って。 で、しっかり寝ているのを確認してそーっと離れる。 赤ちゃんにはしっかり寝てもらいたいですが、どんな工夫をしても寝てくれない時もあります。パパや周りの助けも借りつつこの大変な時期を乗り切ってくださいね!