【低出生体重児の出産】りこママの壮絶ドタバタ出産体験記

りこママの壮絶ドタバタ出産

マタイク公式ライターりこママが体験した低出生体重児の出産体験記。

予定日より早くきた破水、陣痛室から分娩台…まさかの緊急帝王切開と、妊娠中と出産時のエピソードや貴重な体験をしたNICUについて綴っています。

もしかしたら検診で「お腹の赤ちゃんが小さい」と言われて心配なママの励みになるかもしれません。

マタイク読者の皆さん、こんにちは!りこママです。
今回は、タイトルの通り「低出生体重児」がテーマで、私が実体験した「低出生体重児の出産・育児についての体験記」になります。
妊娠中や出産時のエピソード、急に出産することになったドタバタ劇について書きました。
また、普通の出産ではまず関わることのない”NICU”についての経験談も交えてお伝えしていきます。
ただし、個人的に経験したことですので、赤ちゃんが小さいと言われた妊婦さんが皆同じ道のりになるかのかどうかはわかりません。
その点はご理解いただいて読んでくださると幸いです。
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低出生体重児とは?

りこまま2

体重が2500g以下で生まれてきた赤ちゃんを”低出生体重児”と呼びます。
他にも下記のように体重が極端に少ない赤ちゃんもいます。
  • 極出生体重児(体重1500g以下)
  • 超出生体重児(体重1000g以下)
近年では低出生体重の赤ちゃんの出産が増加傾向なんだそうです。
考えられる要因としては、先天性のものやママの状態が挙げられますが、一概にコレだということはありません。
ですが、医学の進歩と、熱意ある医師や看護師のケアによって、小さく生まれても健やかに成長できる赤ちゃんがいることも事実です。
ちなみに、平成22年(2010年)に厚生労働省が調査した「乳幼児身体発育調査報告書」によると、男児の平均体重は2.98kg、女児は2.91kgでした。
詳細について知りたい方は、下記のボタンをクリックしてくださいね。
 

りこママが体験したNICU(新生児集中治療室)

りこママが体験したNICU(新生児集中治療室)

NICU(新生児集中治療室)とは、ICU(集中治療室)の赤ちゃんバージョン。
緊急に完全看護が必要な新生児が医師と看護師による24時間体制で治療を受けるところです。
ちなみにNICUの入院患者は新生児しかいません。
こちらに入院する理由としては、主に下記のいずれかに該当します。
  1. 低出生体重児(体重2000g以下)
  2. 極出生体重児(体重1500g以下)
  3. 超出生体重児(体重1000g以下)
  4. 生まれたときから重い病気にかかっている

NICUには入室制限があります

赤ちゃんに直接面会できるのは、赤ちゃんのパパとママだけです。
NICUは無菌室。外部からの菌を侵入させないために、厳重な管理が施されています。
入室するまでには二重の扉が設けられていて、まず一つ目の扉を入ったところで、手先から腕までを消毒し、防護服とキャップ、マスクを身につけます。
余計な荷物は入れられません。(確かロッカーがあって、そこにバッグなどを入れたかな)
そこまでしたらようやく入室です。
祖父母は窓ガラス越しですが、気を利かせてくださる看護師さんがいると、赤ちゃんを抱っこして連れてきてくれて間近で見ることが可能です。
祖父母も感激してました。
 
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【低出生体重児の出産】りこママの出産体験記

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妊娠後期に入って産婦人科医に言われたこと

妊娠後期に入り、定期検診のエコーを受けていたところ、「赤ちゃん小さいね」と言われました。
妊娠前の私はかなり細かったです。身長が170㎝近くあるのに対し、当時の体重50kgもなく、見るからに「ほっそーい」人でした。
ですが、妊娠してお腹の子は普通に育っているものだと思っていたので、少なからずショックでした。
しかし、思い返せば「7カ月?その割にお腹出てないね」と義姉や友人に言われた記憶も……。
出産・育児のために退職をした頃には、「出産まで食っちゃ寝して、できるだけ安静に。赤ちゃんの体重を増やして」と言われてしまいました。
妊婦の体重制限は厳しいと聞いていたので、この言葉は相当ですよね。

お腹の子は活発に動いていました

妊娠が判明してからは、たくさんお腹に向かって話しかけていました。胎児ネームって言うんですか?私は「ぴよちゃん」と命名してました笑。
「ぴよちゃん、今日は暑いよ」
「ぴよちゃん、お仕事忙しいよ」
「ぴよちゃん、パパがもうすぐ帰ってくるよ」
そのたびにお腹を蹴ってきたり、ぐるぐる動いたりと活発に動いていたので、小さくたって元気だし、普通に生まれてくるものだと思っていました。

予定日まだまだ先なのに、破水しちゃった!

9月末、育児に専念するために会社を退職し、悠々自適な生活を満喫してやろう!と意気込んでいました。(仕事+家事じゃなくて、家事だけの生活が楽ちんだろうと思っていた)
予定日は10月後半だったので、お買い物をしたり、友人とランチしたり。専業主婦生活を満喫していた10月に入ったばかりの頃の早朝、下腹部に違和感を感じて目覚めました。
急いでトイレに行くと、尿とともに何か出た……ティッシュで拭くと血が付いている!驚き!
とりあえずナプキンを当てて寝室に戻り、寝ている夫を起こし、「すごくお腹が痛いよ。血が出ちゃってる」と告げました。
ベッドに横になった直後、バリバリバリと下腹部が鳴り、ジョ~っと温かい液体が大量に出てきたのがわかりました。
驚いた夫は飛び起きて、産婦人科へ電話をかけていました。すると「すぐ連れてきてください」と言われ、私を抱えて車に。
夫はどういう心境だったのか不明ですが、心穏やかではなかったでしょうね苦笑。私はというと、「アイタタタ」と言いながらも病院へ向かっている最中、まさか自分がこのまま出産に至るなんて思ってもみなかったです。
今思えば、「破水したら出産」という常識がなかったという、自分の恐ろしい知識のなさに呆れます。

内診すると…

病院に到着すると即、内診。そこでも無意識にジョ~。看護師さんが「先生!破水です!」と言ったのを鮮明に覚えています。
先生は「破水したから、このまま出産だよ」「赤ちゃん育ってるといいけど」と言いました。
自宅へ帰れると思っていた私は、「今日は漫画を読もうと思っていたのに」とのんきでしたね笑。のんきな妊婦は、この後起こるドタバタ出産劇なんて予想することもなく陣痛室へ入りました。

いざ出産!分娩台から手術室に移動…

陣痛室から分娩室に移り、陣痛の間隔も短くなりました。
傍らには、立会出産する夫。陣痛の合間に夕食を取ることもできていました。
私のお腹には胎児の心拍を測るためのモニターが装着され、何回も助産師さんが見に来て、モニターと子宮口の確認(これがものすごく苦痛ですよね)
夫が「もうすぐ生まれるかもしれないって実家へ電話をしてくる」と部屋を出ていった後、入れ替わりで先生が入室してきました。
すると、しばらくモニターを見つめると、突然無言でいなくなり、別の先生を引き連れて再度入室してきました。
二人の先生がモニターを見ながら、あれやこれや討論を始め、やがて陣痛で苦しむ私に「赤ちゃんの心拍がかなり弱まっているから、帝王切開に切り替えます」と言いました。
マジかー!!です…正直ここまでの頑張りは何だった?と思いました。
そして、一人の先生が「お父ちゃんはどこ行った?」「手術の同意書準備して!」
急にバタバタ…普通分娩でもうすぐ我が子に対面できると思っていたのに…私は自力歩行で手術室へ移動。

腰椎麻酔が効かない!からの気絶…

いよいよ下半身だけを麻痺させるための腰椎麻酔です。
そんな太い注射器を刺す?!と思いました。
これがまた…想像をはるかに絶する痛みでした。
我が人生で痛いことベスト5に入るかの痛み!それが全然効かないのです。
痛すぎるのに何回も刺されました。
先生は何度も時計を見ながら焦っていました。
そして「もう効いてなくても切るよ!」 なんですってぇーーー!! と思った瞬間、私は完全シャットダウン状態に陥ったのです。
思い返すとこれは気絶?!自分の身を守ったのでしょうか。

気絶している間に取り上げられた息子

「〇〇さん!〇〇さん!」
うつらうつら目を開けると、看護師さんが「赤ちゃん生まれましたよ!」
 
……生まれたのね……
 
なぜか私は「手はちゃんと5本ありますか?足もちゃんと5本ありますか?」と聞きました。
「ありますよ!おめでとうございます!」と看護師さんの言葉を聞いて、またシャットダウン突入。
次に目覚めたのは個室に移動してから。
夫の顔と、私の両親の顔がぼんやり見えました。
そして、看護師さんが透明なケースに入れられた息子を連れてきたのがチラッと見えました。
「今から救急車で搬送します」 んん?!と思ったけど、またまたシャットダウン……。

え?・・・別な病院に搬送するって??!

結局出生時の体重は1790gでした。
やはり一般的な生まれたての赤ちゃんよりも、腕も足も細かったです。
出産した産婦人科医院では「2000gあったら、うちでも大丈夫だったんだけど…」と言われ、私が生んだ子どもは救急車で隣市の総合病院のNICUへ搬送されていきました。
大事を取ったんだと思いますが、わずか210gの壁が高かったですね。

生んだ我が子がそばにいない寂しさ

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帝王切開でも、2000g以上あれば同じ病院にいて、当然赤ちゃんのお世話を開始します。
ところが私の場合は、生んだ我が子は別の病院に行ってしまったので、個室で一人ぼっち。
抱っこも触ることすらできていない状況でした。
夫がNICUでビデオや写真撮影してきてくれた保育器の中の我が子。
そばにいれない悲しみ、切なさ、くやしさ……少し泣いたかな。
「早く抱っこしたい!!」痛む帝王切開の傷口をさすりながら、自分も早く退院して会いに行きたいと切望していました。

(ほぼ)初対面の我が子!!

ドタバタ出産劇から1週間後、私自身の退院の許可がおりました。
ようやく我が子に会える日がやってきました。
ドキドキ、ワクワク、まるで大好きな人と初デートするかのような緊張感笑。
それもそのはず、帝王切開時の麻酔が効きすぎたせいで、産声もほとんど聞けず、カンガルーケアもできず、触れることすらできなかった我が子と初対面するのですから。
いよいよ夫と共にNICUへ。主治医の先生に挨拶をし、我が子がいる保育器へ案内されました。
なんてかわいいの……早くも親ばか炸裂で「かわいい!連れて帰りたい!」と思わず口に出して言ってしまいました笑。

また210gの壁が立ちふさがる

主治医の先生からは「2000gを超えたら退院になります」と言われました。
210g増えれば一緒にいられる!と、そこからほぼ毎日、搾乳して冷凍した母乳を届けました。
すぐにでも退院できると思っていましたが、退院は約1カ月かかりました。
 
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現在の我が子

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「小さく生んで大きく育て」という言葉通り、低出生体重児で生まれた我が息子、現在の身長は175cm、体重は58kgとなっています。
夫も私も高身長でやせ型の部類なので、息子もほっそーい男子です。両親に似てよく食べますが細いです。
健康状態は極めて良好。元気に成長できています。
NICUに入院していたことが嘘のよう。
ここまで健やかに成長してくれたことに感謝です。
手が掛からなくなったとは言え、今でも子育ては続いていますが、基本的に見守るスタンスです。
正直、じれったくて歯痒くて、口を出したくなることが多々あります。
でも、息子には自分で道を切りひらいていって欲しいという願いがあるので、敢えて口うるさくすることはしていません。
子育てに行き詰ったときは、NICUで息子に初対面したときのことを思い出すようにしています。
あの瞬間の感激を思い出すと、現在健康でいてくれることへの感謝だったり、時折見せる笑顔がどれだけ大切なものなのかが心にじわっと染みてくるのです。
 
 

まとめ

今回は私自身の出産体験記を書かせていただきました。
かなり長編作になってしまいましたが、いかがでしたか?
妊娠中の検診では、「体重増えすぎ」「塩分摂りすぎ」「赤ちゃんが小さい」など、かなりへこむことも言われがちで、検診のたびにガッカリする妊婦さんも多いんじゃないかな?と思います。
とにかく私が言えることは…妊娠中は『ストレスを溜めてはいけない!』『仕事や家事は精一杯手を抜く!』『冷えは禁物!』の3つです。 プレママは、周りにいる経産婦からたくさんの話を予備知識的な意味で聞き、「そういうこともあるんだ~へぇ~」くらいの気持ちでいて欲しいなと思います。
妊娠も出産も育児も十人十色で、何が起きるかわからないのです。
視野を狭くしないでくださいね。
それでは長々とお読みくださりありがとうございました。
これからもマタイクを応援してください!りこママでした

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