子供が成長して言葉の「爆発期」がくると、いつでもどこでもおしゃべりが止まらないことがあります。
しだいに「ひとり言」も増えていきますので家族はウンザリしてしまったり。
実はそういう時、言葉を発しながら耳で聞いて言語を獲得している時間なのです。
大切な瞬間なのですが、時には「静かにすること」を意識させてあげましょう。
目次
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おしゃべりが止まらない
子どもの言葉の「爆発期」がくると、どこでもいつまでも、おしゃべりが続いて止まりませんよね。
そのうち「ひとり言」も増えていきますので、家族はウンザリしてしまうこともあります。
声が大きい、ずっとしゃべっている…そういう時、子ども達は言葉を発しながら耳で聞いて、言語を獲得している瞬間なのです。
子どもの「おしゃべり」は脳の成長の証拠
子どもの「おしゃべり」や「ひとり言」にはたくさんのメリットがあります。
【メリット】
- 言語を反復しながら習得している
- 頭の中で、少しずつ論理的に整理している
- ことばの響きを確認している
- 問題の解決策を探している
一人で遊びながらしゃべっている時も、試行錯誤しながら考えをまとめている瞬間であることもあります。
「おしゃべり」や「ひとり言」には、このような脳の成長が表れているのです。
「言葉」や「発語」は脳をフルに使う作用ですので、子どもの脳の発達に必須の過程。そして脳の発達の深さには、言葉の「量と質」が深く関係しています。
だからこそ「量」をたっぷり発している時はお子さんを見守ってあげ下ましょう。
でも…困ってしまうおしゃべり
脳の発達にとって大切な「おしゃべり」。できれば自由にさせてあげたいものです…。
でも分かっていても、時には静かにしてほしい。 静かにしなくてはならない時間や場所もあります。
子どもは場の雰囲気に気づかず、大きな声を出したり、いつまでもひとり言の世界にはまってしまうため、雰囲気で察知するのは難しいものなのです。
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「静かにすること」に気づいて、しっかり意識させてあげるには、まず親子で合図を決めてみましょう。
ジェスチャーで「シー」「お口をチャック」など、声を小さくする合図を親子で決めておきます。
事前に決めておかないと「どうして?」「なんでー?」が始まります。 人からの強制ではなく、「そうだった」と思い出して行動できる方がスムーズです。
自主的に「静かにできる」気持ちになることがポイントです。
声が大きい時には、子ども本人が話し声を意識できるように「今、どのくらいの声?」と聞いてみましょう。
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時計やタイマーが分かるようになったら
時計やタイマーの意味が分かるようになってきたお子さんの場合は、一定時間、静かにする約束をしてみましょう。
最初は家の中で、ほんの短い時間に決めて静かに過ごせたらしっかりほめてあげます。
一定の時間だけ「静かにする」を意識できるようになると、小学校入学の対策にもなりますよ。
成長すれば聞き分けも良くなると言うけれど
大人でも、「ヨシっ」とかけ声を言ってしまったり、物事を確認しながらブツブツひとり言を言って、周囲からウルサイと指摘される人がいますよね。
大人でもそういうものですので、脳がしっかり成長中の子どもの場合はできるだけ多目に見てあげましょう。
ただし、静かにすべき場所と時間については少しずつ親子で練習していく過程が必要です。
まとめ
子どもが騒ぐことを気にしていると、「だんだんと聞き分けもよくなるもの」と言われることともあります。しかし脳の成長は人それぞれですので、年齢の小さな頃は差が大きいものなのです。
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