歯を磨いたのに子供の口がにおうかも…気が付いたことはありませんか?
歯みがきしていても歯のトラブルは起きるもの。その他にも口臭の原因があるのです。
子どもだから大丈夫、と思い込まずに対策してあげましょう。
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磨いたのに
毎日歯磨きするように子どもに言っているし、時々仕上げ磨きもしている。磨いてから寝たはずなのに…朝、子供の口が臭うことに気が付いたことはありませんか。
朝は誰でも就寝中に雑菌が増える影響で口が臭いやすいものですが、日中の様子はどうでしょう。
磨いていたらそのうち臭わなくなるはずと思っていても、やっぱり臭いが気になる! そういう時は、見えない小さなむし歯やストレスなど、他の原因があるのかもしれません。
むし歯がなくても歯肉炎などの歯周病になることだってあるんです。
まだ子どもだから大丈夫だよね…と思い込まずに対策してあげましょう。
隠れた むし歯
しっかり毎日仕上げ磨きしていても、むし歯になったり歯垢が溜まることがあります。
虫歯の初期は歯の色が変わる程度で、絵本のような黒いむし歯になるまで時間がかかります。
そして黒いむし歯になってしまったら、子供の歯は小さいので治療も大変なのです。
歯にトラブルがあるかも、と気づいた時点で歯医者に行ってみましょう。
治療が必要な段階かどうかを見てもらえますし、早期であれば簡単な治療で治りますよ。
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子供の歯肉炎
厚生省の調査では、子供の4割に歯肉炎が見つかったというデータもあります。
歯肉炎を含む歯周病は大人だけではないのです。
むし歯菌のように親から子供にうつる可能性もありますし、歯みがきが足りなくて歯茎で菌が増殖し、歯肉炎を起こすこともあるのです。
歯磨きの習慣は大切ですし、子供の歯は歯並びもまだ整っていなくて磨きにくいので、親が時々磨いてあげましょう。
その際にさりげなく歯や歯茎の様子をチェックするようにしましょう。
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ストレス?行事が目白押しの時期
実は子供もストレスが原因で口臭が出てくることがあります。
2学期になると運動会やマラソン、音楽会などの練習も始まり、ダンスやリレー、持久走、楽器の練習がスタートします。
つい先日まで夏休みだったのに…行事が目白押しの2学期です。
子ども達にとって素晴らしい経験になる行事関係ですが、鍛錬であると同時に大きなストレスにもなるのです。
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鼻のトラブル
また、子供ならではの口臭の原因もあります。
鼻水や鼻詰まりです。 急な気温の変化で風邪を引いたり、学校によっては久しぶりに使うエアコンのホコリによって鼻水が出てきたりアレルギーを起こすお子さんもいます。
秋口のアレルギーとしてイネ科のアレルギーもあります。
春先の花粉症と同じように、イネ科の花粉でアレルギー症状が出ることがあるのです。
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お腹の調子は大丈夫?
お腹の調子が良くなく便秘していると、腸内の老廃物からガスが発生してガスが腸から血管に入ってしまいます。
血管に乗って肺を通して口から臭いとして出てくることがあるのです。 また、下痢をしている時も下痢のために腸内が悪玉細菌優位になってしまい、ガスが発生しやすくなります。
腸内のバランスは病気への抵抗力にも関連があり、口の臭いのことだけでなく健康面にとっても重要なのです。
お子さんの便通の調子に気を付けてあげるようにして、食事にヨーグルトや納豆などの乳酸菌を取り入れるようにしましょう。
「野菜!野菜!」と言っているとお子さんも嫌になってしまいます。
野菜はお味噌汁にたっぷり入れてあげるなど、食べやすい方法で工夫してみましょう。
外では鼻をかみにくい
いろんな要因で鼻が詰まり、口呼吸になると乾燥して口臭の原因になります。
口の中は唾液の自浄作用で清潔に保たれているのですが、鼻が詰まって口呼吸が多くなると乾燥した口にバイ菌も入りやすくなり、悪循環になります。
学校にはティッシュの箱はありませんし、ポケットティッシュを持っているお子さんでも友達の前で鼻をかみにくいため、すすり上げることが多くなります。
家庭では鼻を丁寧にかむようにして、できるだけ小児科等を受診し、早めに服薬などで治療するようにしましょう。
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口呼吸している時
鼻水や鼻詰まり、アレルギー症状の鼻炎は小児科のお薬で次第に良くなってきます。
でも、気が付いたら口を開けてる!そういう時は口呼吸がクセになっているのかもしれません。
お子さんに強く指摘しないようにして、口が開いていることを時々教えてあげましょう。
風船を膨らませたり、鼻から深呼吸をする練習をしていると、口を閉じる筋力が付いて口を閉じやすくなります。
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もうすぐ誕生日
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”口の力”をつける「あいうべ体操」
口呼吸の改善に役立つのが、口の力を養う「あいうべ体操」です。
「あー、いー、うー」と 発声しながら大きく口を動かし、最後の「ベー」に合わせて舌を思い切りべーと出す運動です。
舌や口周辺の筋肉を鍛えて口呼吸が無くなってきます。
大人も一緒に取り組んでみましょう。
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大人も口臭に注意
子供の口の臭いが気になりましたが、もちろん大人も口臭には注意です。
お子さんが歯医者に行くときは、家族で一緒に診てもらいましょう。
大人もストレスや胃腸の不調、便秘などの体調変化によって口臭がきつくなることがあります。
女性の場合はホルモンバランスの変化によって口臭が出てくることもあるのです。
胃腸や生活習慣など、家族で改善に取り組むことで親子で口のにおいをスッキリ解決していきましょう。
まとめ
お子さんの口臭に気が付いたら家族のサポートが必須です。
できれば友達から指摘される前に口臭は解決してあげたいもの。
みんなの前で口のにおいの事を言われて悲しいことにならないよう、健康面を含めてケアしていきましょう。
食事も野菜を増やすことで便通が良くなり、家族みんなの体臭対策にもなります。