3歳、4歳(年少)になると物語を理解できるようになると同時に、男女の興味の違いが明らかになってきます。女の子は小さいころからおしゃれや甘い物やキラキラしたものが大好き!今回はそんな女子におすすめの絵本を4冊紹介したいと思います。
目次
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3,4歳の年少さんはどんな絵本が好き?
年少さんになる3歳、4歳ぐらいになると物語を理解できるようになってきます。それまでの絵を見て言葉を覚えていた時代が終わり、物語の因果関係や登場人物の気持ちが分かるようになってくるのです。 それと同時に、この頃になると、男の子らしさや女の子らしさが顕著になってきます。男の子は強いものに憧れ、女の子はキラキラとした可愛いものを好むようになります。 絵本をより楽しんでもらうためにも、子供の年齢や興味にあったテーマの絵本を選んであげたいものです。 絵本の読み聞かせが好きで、図書館にも足繁く通う筆者が、今回は3歳、4歳の女の子におすすめの絵本を紹介します!
わたしのワンピース にしまきかやこ(作・絵)
via amzn.to
あらすじ
空から落ちてきた真っ白い布で、うさぎさんがワンピースを作りました。それを着てお花畑を通るとワンピースは花模様に、雨が降ると水玉模様に…、次々と柄が変わります。日本を代表するファンタジー絵本。
女の子は小さくてもオシャレが大好き!年少さんになると「スカートしか履かない」「ピンクの服が好き!」など洋服へのこだわりが出てくる子も多いです。 この絵本はそんなオシャレな女の子におすすめの一冊です。お話の中で、主人公のうさぎの真っ白なワンピースは7回も模様が変わります! 可愛い洋服は年齢問わず、女子のハートを鷲掴みにするのです。ほのぼのとした絵もメルヘンで可愛いですよね。
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しろくまちゃんのほっとけーき わかやまけん(作・絵)
via amzn.to
あらすじ
しろくまちゃんがホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて…。焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は、子どもたちに大人気。
こぐまちゃんの絵本は、こぐま社の代表的なロングセラーシリーズです。色使いがビビッドで絵がシンプルなので、赤ちゃん向けの絵本としても大人気。 対象年齢は3歳ぐらいまでと割と簡単な絵本ですが、3、4歳になれば、実際にこぐまちゃんのように親子でホットケーキ作りを楽しめるでしょう! 「女の子が産まれたら一緒にお菓子作りをしたいなぁ」と夢見ていたお母さんも多いのでは?絵本を読んで、一緒に作って、一緒におやつに食べたら素敵な休日の午後になりますよ!
おいしいふくやさん あま~いダンスパーティー のしさやか(作・絵)
via amzn.to
あらすじ
「はごろもや」は、おいしい服屋さん。食べ物たちが身に着ける服をあつらえるお店です。今夜は、あま~いダンスパーティーがあるので、お店はあま~くなりたいお菓子たちで大賑わい。店主のはごろもさんは、つぎつぎにお菓子たちに服を選んで着せてあげました。そしてパーティーが始まるころ、しょんぼりとお店にやってきたのは醤油せんべいちゃん。あま~くなる自信のない醤油せんべいちゃんに、はごろもさんが着せてあげたのは…?!
ダンスパーティーに参加するため、お菓子がはごろもさんの店にやってきます。 スポンジケーキが試着室に入り、クリームを塗ってもらい、苺を飾り付けてもらって「ショートケーキ」に、プリンは色とりどりのフルーツを着せてもらい「プリンアラモード」に。甘いお菓子がおしゃれをするという女の子ウケ必至の一冊です。登場するお菓子たちがきらびやかでおいしそうなこと!! 昨年(2017年11月)発行されたばかりの、新しい絵本ですが、私も大好きな一冊です。ストーリーも可愛いし、絵も細かく描かれているので、どのお菓子がどの服を着たのかなどじっくりとみちゃいます。
はじめてのおつかい 筒井頼子(作)・林明子(絵)
via amzn.to
あらすじ
みいちゃんはママに頼まれて牛乳を買いに出かけます。自転車にベルを鳴らされてどきんとしたり、坂道で転んでしまったり、ひとりで歩く道は緊張の連続です。坂をあがると、お店につきました。お店にはだれもいません。みいちゃんは深呼吸をして、「ぎゅうにゅうください」と言いました。でも、小さな声しかでません。お店の人は、小さいみいちゃんには気がつかないみたい……。小さな女の子の心の動きを鮮やかに描いた絵本です。
筒井頼子さんと林明子のタッグが描く女の子ってとても健気でかわいいんです! 物語のはじめ、お母さんにおつかいを頼まれたみいちゃんは初めての経験にワクワクします。ですが、一人でのおつかいはやっぱり心細くなり… ファンタジーなことや大事件は起こりませんが、「初めてのこと」って幼い子にとっては大冒険ということがひしひしと伝わってきます。 みいちゃんの気持ちが丁寧に細かく描かれているので、読んであげているお母さんも聞いている子供も感情移入してしまうこと間違いなし!
まとめ
いかがでしたか?今回は女の子におすすめの絵本を集めてみました。かつて女の子だったお母さんも幼心を思い出して一緒に楽しめるのでは? 3、4歳は社会性が身につき、心身ともに大きく成長する時期です。そんな成長をサポートしてくれるのが絵本です。絵本を通じて色々な世界を体験させてあげてください!!