みなさん「前置胎盤」という言葉はよく聞くと思いますが、「低置胎盤」という言葉はあまり聞き覚えがないかと思います。
低置胎盤がどのような症状なのか?何が原因なのか?前置胎盤との違いは何か?
と疑問に思う妊婦さんのために、低置胎盤がどのようなものなのかをまとめてみました。
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低置胎盤とは
via www.thebump.com
低置胎盤とは、本来、子宮の出口から離れたところにある胎盤が、子宮の出口のすぐ近く(2センチ以内)にあることをいいます。
低置胎盤と前置胎盤のちがい
低置胎盤と前置胎盤の大きな違いは、子宮の出口に胎盤がかかっているか、かかっていないかです。
前置胎盤は子宮の出口を胎盤が塞いでしまっている状態で、低置胎盤は子宮の出口のすぐ近くに胎盤がある状態です。
低置胎盤は、子宮が大きくなるにつれて胎盤の位置が上に上がっていくこともあるため、経過観察が必要です。
出産まで位置が変わらず、子宮の出口から2センチ以内の場所に胎盤がある場合は、ほとんどが帝王切開での出産となります。
経膣分娩の場合は、分娩時の出血に注意しなければなりません。
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低置胎盤になる原因はあるの?
低置胎盤になるこれという原因はありません。
受精卵が着床したところに胎盤を形成していくため、たまたま子宮の出口の近くに着床しそこに胎盤が形成されてしまうのです。
ですが、出産経験がある方や、子宮や子宮周辺で炎症を起こしたり、傷がついた経験がある方などは低置胎盤になりやすい傾向にあります。
いかがでしたか?
低置胎盤と聞いて不安なことばかりですよね。
でも赤ちゃんが大きく成長して、元気に産まれてくれれば、それだけで幸せです。
低置胎盤に負けずに、赤ちゃんを守り抜いてくださいね。