小さなお子様を育児中の方は、子供の「出来る」が増えることの喜びの反面、そこに隠れた「危険」をどう教えたら良いか困っていませんか?
大人の声がけに対する理解度は年齢が上がるごとに増していきます。
1〜3歳になったら、段階を踏み「危険」を教えてあげましょう。
そのポイントをまとめました。
目次
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1〜3歳になったら、段階を踏んで「危険」を教えていきましょう。
歩けるようになると、好奇心のおもむくままに、あちこち動き回ります。でも、状況判断や危険を認知する力は未熟なので、危ないことを平気でしてしまいがち。
※こちらの引用ページは「かずえキッズクリニック 院長 川上一恵先生」「こどもの城 管理栄養士 太田百合子先生」監修とされています。
赤ちゃんは、とにかく好奇心旺盛です。筆者の娘(現在0歳11カ月)は今、ハイハイでどこへでも付いてきますし、視野も広がり、大人の行動をよく見ていて、つかまり立ちでいろんなものに触れたり落としてみたり…日々、てんやわんや。
そうです、歩ける前のハイハイの時期ですらこうなので、立つ事が多くなり歩けるようになると、次はどんなことが出来るようになるのか、同時に、どんな「危険」が待っているのか。
きっと、子供のことなので想像していること以外にも色々と「危険」なことをやってくれるのでしょう…筆者、日々、楽しみながら構えています。笑
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【0歳児】危ないよと教えても、まだ大人の言うことは分からない時期。
生後3カ月:ゴムパッチン
ものを掴むようになりました帽子のゴムを伸ばして上機嫌♩…その手、なかなか危険だね!ゴムパッチンすると痛いから、そろそろおしまいにしようか。
※こちらは、Instagramの投稿を一部抜粋したものです。
生後10カ月:魚焼グリルをガチャガチャ
朝…とうとう危ないところまで手が届くように(*_*)グリルがちゃがちゃし始めた。ベビーゲートつけたけど、ゲート前であり得ないほど泣く。笑
※こちらは、Instagramの投稿を一部抜粋したものです。
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生後11カ月:1日のほとんどがつかまり立ち。視野も広がり手を伸ばす場所が増える
via ゆゆまま撮影
初めまして。写真は、筆者の娘(0歳11カ月)です。どこでもつかまり立ち、部屋を散らかすのが得意です。 実際の「危険」な状況を書きたいと思います。 《筆者の娘が実際に起こした危険行為》
- ガスコンロのスイッチに手を伸ばす。
- 筆者が料理中に足につかまり立ちしてくる。
- コンセントの穴に指を入れようとする。
- 洗濯バサミを口に入れてニコニコ興奮する。
- 網戸につかまり立ちをする。
- 扇風機にしがみつき、網に指を入れる。
- ベッドの下、ソファーの下など上から覗き込む。 などなど、挙げればまだまだ出てきます。
そして、結果はこうです。 《いくらダメと言っても、言えば言うほど、ニヤっと笑みを浮かべて嬉しそうにする。》 性格もあるのかもしれませんが、できることが増えて、とにかく嬉しい時期なのだと思います。
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【1歳児】大人の態度(気迫)と表情で伝わる時期。根気よく伝える事で、2歳になった時に効果を発揮する。
1才代の子どもに通じるのは、そのときのママの態度(気迫)と表情。ですから、危険なことをしたら即座に止め、真剣な表情で「ダメ!」「危ない!!」と伝えます。
※こちらの引用ページは「かずえキッズクリニック 院長 川上一恵先生」「こどもの城 管理栄養士 太田百合子先生」監修とされています。
1歳1カ月:得意げに椅子の上に立つ
イスの上に立つの覚えてしまった。ベルトちゃんとしやな。あと、このポーズ最近するけど何?
※こちらは、Instagramの投稿を一部抜粋したものです。
1歳8カ月:自ら箱の中に入り、ひっくり返る
「危ないよ」と言った矢先…思いっきりひっくり返りました。入れ物も後ろに飛んじゃった。号泣でした。
※こちらは、Instagramの投稿を一部抜粋したものです。
1歳11カ月:道路で寝そべり動かなくなる
止まった。#止まれ#車来るよ#危ないよ#イヤイヤ期#言って聞くわけない#保育園帰りあるある
※こちらは、Instagramの投稿の一部を抜粋したものです。
1歳児は、言葉の理解力がまだ未熟です。それでも「危険行為」によって「結果」どうなったのかを説明してみましょう。
例えば、熱いものを触った時に「あちちだったね」と説明します。
その時は分からなくても、子供のした「体験」について大人が「共感的」な言葉がけをすることで、「行為」と「言葉」が結びつきやすくなると言われています。
根気よく伝え続けることで、2歳以降の理解度が上がるでしょう。
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【2歳児】大人からの言葉かけの理解度が高まる時期。疑似体験も効果的。
2才代になると、言葉の理解力が高まってきます。1才代から熱いものを触ったときに「あちちだよ」と説明してきた場合は、言葉かけの効果が出てくる時期。
※こちらの引用ページは「かずえキッズクリニック 院長 川上一恵先生」「こどもの城 管理栄養士 太田百合子先生」監修とされています。
2歳2カ月:手を繋ぎたがらず一人で階段を昇り降り
いつも手を繋ぎたがらない娘。特に階段は1人で歩きたがる。#魔の2歳児 #いやいや期
※こちらは、Instagramの投稿を一部抜粋しています。
2歳4カ月:箸を鼻の穴に入れる
やるな…と、構えていたら… #はいやった #期待を裏切らない
※こちらは、Instagramの投稿を一部抜粋しています。
2歳7カ月:体験して危険を疑似体験させてみるのもアリ
ボク、ごはん炊いたよ。ポテトサラダを作ったよ。包丁も、レンジも、ガス火も、タワシ洗いも、デビュー。#やりたいってエプロン持ってきた #やらせてみた #出来た #危ないこを知る事 #熱い #痛い #大切な事 #意外と工程が多かった #食育
※こちらは、Instagramの投稿を一部抜粋しています。
2歳になると、言葉の理解力が上がってきます。
例えば、大人がポットを持って「これは、あちちだからね」と伝えると、実際に触らなくても《ポット=あちち(危険なもの)》という結びつきが生まれます。
さらに理解力を高めるために、火傷しない程度のお湯をボウルに入れて触らせてあげる事で、《あちちの疑似体験》をさせてあげるのも効果的です。
【3歳児】「危ない」だけではなく「なぜ危ないのか」等、理由を加えた言葉かけが大切な時期。
3才代になったら「車が来るから出たら危ない」など、より具体的な言葉かけを。今までのように、ただ「危ない」と伝えるのではなく、「なぜ危ないか」を教えることが、言葉の理解力が高まった3才代には必要です。
※こちらの引用ページは「かずえキッズクリニック 院長 川上一恵先生」「こどもの城 管理栄養士 太田百合子先生」監修とされています。
3歳:車の背もたれシートの上に寝そべる。何故?な行動。
保育園に行く途中。何をしているのかこの2人は(^-^; #三歳女児 #五歳男児 #危ないよ
※こちらは、Instagramの投稿の一部を抜粋しています。
3歳:浴槽に寝そべってお湯をため始まる!一歩間違えたら溺れちゃう。
なんか、いきなりお風呂にちょとだけお湯入れだして、みたらコーレー。ん?ワロスすぎる、謎(笑)3歳何するか分からん。謎すぎるのが、またこれ楽しいよね〜
※こちらは、Instagramの投稿を一部抜粋しています。
3歳8カ月:買い物カートに正しく乗りたがらない。狂気の目つき。
狂気の目。乗り方斬新!!!#カートの乗り方#斬新#危ないよ
※こちらは、Instagramの投稿の一部を抜粋しています。
3歳は、わざと危険な行為をしたがる時期と言われています。
また、言葉の理解力がぐんと上がるので「危険」という事実に加え「なぜ危険なのか」という「理由」まで教えることが大切になってきます。
そのため、大人が表情でしっかり伝えることは続けますが、「自分で危険を回避する力」を身につけさせる必要もあるので、先回りして危険を大人が防ぐのではなく、子供に「状況判断」をさせるということも大事な時期です。
【結論】何をするか予想できないのが子供。「危険」は年齢にあった教え方で伝えましょう。
いかがでしたか?0〜3歳児の育児ママは、共感する事例もあったのではないでしょうか?
子供は、想定外のことをするので、まわりを楽しませたり和ませたりしてくれますが、一方で危険も多く隠れています。
- 1歳児には…大人の態度(気迫)と表情で「危険」を伝える。根気よく!
- 2歳児には…「危険」の疑似体験も効果的。大人の言葉がけの理解度が高まる時期。
- 3歳児には…「危ないよ」というだけでなく「なぜそれが危ないのか」という理由まで教えてあげる。
以上の点を抑えて、年齢にあった「危険」の教え方で子供の成長を支えていきましょう!