毎週洗っていてもなかなか白くならない上靴。
それどころか黒さが増していって驚くこともあります。
夏休み明けの新学期はキレイな状態で持たせてあげたいですよね。
ガンコな汚れで困ってしまう上靴を白く洗っていく方法をご紹介します。
目次
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マメに洗っているのに…上靴を白くしたい!
忙しいから洗濯機で洗ってしまう!というご家庭もある「上靴」。
いつもの週末は親がサッと洗ったり、子どもに任せて洗わせているというケースも多いでしょうが、洗い上がりが思ったように白くならなかったり、洗濯機で洗ってしまって靴の表面がガタガタになってしまうこともあります。
なにより夏休み明けの新学期は、キレイな状態で持たせてあげたいですよね。
ガンコな汚れで困りものの上靴を白く洗っていく方法をご紹介します。
参考にしてみてくださいね。
▼専用洗剤で頑固な黒ずみを白くする!
足の裏からかく汗の量は、1日でコップ一杯分にもなると言います。
ドロ・砂などの汚れに加えて、長時間履いている上靴が汚れてしまうのも仕方ありません。
雨の日の靴箱ゾーンだけでも十分に真っ黒になってしまう環境です。
毎週持ち帰って洗っているのにだんだんと黒ずんでくる上靴。
家にある洗剤類を活用してきれいにしていきましょう。
▼漂白剤でつけおき洗い
白くするには漂白剤が一番に思い浮かびますよね。
中性洗剤で先に下洗いをして「酸素系漂白剤」を使うと、においも気にならず白くできます。
洗剤は台所用の中性洗剤でもOKで、先に汚れを洗って、しっかりと洗い流しておきます。酸素系漂白剤を10g程度バケツに水と入れて溶かし、上靴をつけて1~2時間おきましょう。
流水ですすいで、漂白剤をしっかり洗い流すとすっかり白くなります。
どうして酸素系?
漂白剤の「塩素系」を使用すると生地が傷みやすく、上靴のゴムに影響したり変色する可能性があるのです。
そのため漂白剤は消臭効果も期待できる「酸素系」がおススメです。
酸素系漂白剤は粉末タイプの製品だけでなく、液体の「ワイドハイター」や「ブライト」も酸素系になります。
一方、キッチン用漂白剤「ブリーチ」「ハイター」などは塩素系となります。
使用の際は混ざらないように注意しましょう。
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黄ばみを防ぐ日陰干し
粉末の酸素系漂白剤は上靴洗いにピッタリなのですが、弱アルカリ性ですので洗い残しがあると黄ばみの原因となります。
黄ばみはアルカリ性の物質が日光(紫外線)と反応して出てくるのです。
そのためしっかり洗い流し、風通しの良い日陰で干すのが白さのコツになります。
つけ置きしていると、バケツを倒されそう…
つけおきの際はバケツがなくても大きめのビニル袋で代用できます。
ビニルの口を結んでおくと、バケツのように倒れる心配もありません。
つけ置きしているのを忘れないようにタイマーをセットしたり、子どもに「〇時になったら洗い流すから教えてね」と連携をお願いしておきましょう。
▼セスキ炭酸ソーダ
掃除に洗濯に、マルチに使えるセスキ炭酸ソーダも上靴洗いにピッタリです。
バケツに温かいお湯を入れ、大さじ2のセスキ炭酸ソーダを溶かします。
上靴を入れて30分つけ置き。
その後、軽くブラシでこすり洗いするだけで真っ白になります。
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▼重曹も使いやすい
掃除アイテムでおなじみの重曹も、上靴洗いに優れています。
重曹はアルカリ性なので油汚れを良く落とし、園や学校で付いてしまうクレヨン汚れにもピッタリ。
溶かして使えばつけ置き洗いができ、粉のままこすり洗いもできます。つけおき洗いの後は石鹸で洗ってみましょう。
臭いもさっぱりです。
食品グレードの重曹ならベーキングパウダーと同じですので、汚れ落とし作業の際も、洗った後も、成分的に安心ですね。
▼日光で干すと白くなる!専用洗剤
セスキ炭酸ソーダや重曹など、成分としてはアルカリ性のため、洗い流しの際に残っていると紫外線で黄ばみの原因になってしまいます。
靴洗いは洗濯機のすすぎ機能と異なり、手で洗うためどうしても流し残すことがあります。
でも日光に当ててカラっと乾かしたいものですよね。
くつ専用の洗剤「おひさまの洗たく」は泡タイプのスプレーで、洗い流した後に日光の力で白くなる効果があります。
光漂白成分が配合されていて、明るい所に干す事によりニオイも分解してくれます。
日当たりの良い場所に干すことが多い家庭では、このような専用洗剤を使ってみてはいかがでしょうか。
▼乾かす前のひと手間 2選
洗ってから「乾かす前」にできる工夫ポイントを併せてご紹介します。
1つ目は「糊付け」です。
上靴を洗い終わったら、水10:糊1の割合で洗濯糊を水に溶かし、しみ込ませてから乾かす方法です。乾いた後は汚れがしみ込むのを防いでくれるため、次に洗う際も汚れを落としやすくなります。
2つ目は意外ですが、髪の「リンス」です。
髪用リンスを水に溶かし、洗い終わった上靴を浸してから乾かします。
同じように汚れを落としやすくなる効果がありますよ。
▼乾いた上靴にできる工夫
キレイに洗いあがった上靴。
乾かす時は新聞紙を丸めて入れておくと乾きが早くなります。
雨がちの時期で外に干しても乾かない時は、丸めた新聞紙を何回か入れ替えていくことで、しっかり乾いてくれます。そして乾いた後、次の靴洗いがラクになるポイントが他にもあるのです。
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▼防水スプレーで汚れを弾く
上靴の汚れ防止に防水スプレーが役立ちます。
雨水だけでなく汚れもはじいてくれるのです。
ただしスプレーする際は屋外で吹き付けるようにして、決して吸い込まないように注意してくださいね。
防水スプレーには種類があり、一般的な「シリコン系」は通気性も遮断してしまいます。
上靴には「フッ素系」の防水スプレーがおススメです。
また、靴の裏にはスプレーしないよう注意が必要です。
▼手軽なベビーパウダーをはたいておく
その他手軽にできる対策がベビーパウダーです。
洗ってよく乾かした上靴にベビーパウダーをはたいておくと、粒子の細かいベビーパウダーが繊維の間にしっかり入り込んでくれるため、ほこりや泥の侵入を防いでくれる効果があります。
家で上履き全体にはたきつけたら、余分なパウダーはきれいに落としてから靴袋に入れましょう。
残った粉が園や学校の廊下に落ちないよう注意です。
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▼ラバー部分は消しゴムで綺麗に
上靴のゴムの部分は乾いた後で消しゴムを使うときれいになります。
ゴム部分まできれいになっていると、お子さんも洗った白さを実感できますので「上靴を汚さないようにしなきゃ」という意識づけになります。
メラミンスポンジを使う方法もありますが、メラミンスポンジは濡らして使いますので、乾かす前に使うことになりそうです。
こすっているとモロモロが出てきますので、ゴミの面でも消しゴムの方が使いやすそうですよ。
まとめ
汚れやすい上靴は、持ち帰ったら毎週洗うことが汚れを防ぐ近道のようです。
白くなると気持ちの良い上靴。きれいに洗って新学期を迎えましょう。