お子さんが保育園や幼稚園、小学校から帰ってきたら何を話しますか?今日あったできごとや、テレビの話にご飯の話など親子は毎日たくさんの会話をします。そんな日常の会話をするときに、ちょっとしたポイントをおさえて話をすることで、子供の脳をどんどん成長させることができるのをご存じですか?
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賢い脳にそだてたい!
勉強が得意な子・運動が得意な子・本が好きな子・小さい子に優しくできる子、こんな子になってほしいという親の願いにも様々な理想像があるはずです。 その中で、「賢い子になってほしい」という親御さんも多いのではないでしょうか。 筆者は、勉強がとてもできる!という意味での「よい子」というよりも、自分の気持ちをきちんと言葉にできる・自分できちんと考えて行動できるという意味の「よい子」になってほしいと願っていました。
普段の会話はどんな感じですか?
お子様と普段どのような会話をされていますか? 3歳くらいになると、ある程度会話のキャッチボールができるようになるのではないでしょうか。 まだまだ想像やちょっとよくわからない言葉の使い方をしてくる子もいらっしゃると思いますが、「今日どんなことがあった」「何をして遊んだ」など言えるようになってきたら、チャンスです。
脳トレ会話のやり方
賢い子を育てるために大切なのは、『情報をアウトプットする能力を育てること』です。 日常生活を送っていれば、様々な情報や刺激が頭の中に入ってきます。子供であれば、朝ごはんを食べて美味しいと思った・幼稚園でお友達と喧嘩した・先生がほめてくれた・工作がうまくできたなど、毎日たくさんの刺激をうけて生活しています。 その刺激を「言葉にして人に伝えることを得意とすること」が今回の「話ながら脳トレ」の目的です。
入ってきた情報をアウトプットする能力がつけば、様々な点で役に立ちます。 文章を書くとき、絵を書くとき、人前で話すとき、物を作るとき、新しいアイディアを考えるとき、これから我が子が大人になってもずっと続いていく「アウトプット」の能力を子供のころから養うお手伝いをしてあげましょう。 方法はとっても簡単。『子供に考えさせて答えさせる』これだけです。 基本的には5W1H(誰と・いつ・なぜ・どのように・どこで・なにを)を聞いてあげればおのずと子供は頭の中で思い出して答えてくれます。 この思い出して伝えるのがポイントです。
毎日何気なく続けていくことが大切!
たとえば「今日は○○ちゃんと遊んだの」「そうなんだ、楽しかった?」ではちょっともったいないのです。 「何をしてあそんだの?」「他には誰か一緒だった?」「どんなところが楽しかったの?」など掘り下げて聞いてあげましょう。その答えに対してもどんどん掘り下げてあげてください。 過度にやりすぎても親も子も疲れてしまいますので、思い出した時だけでもよいので『記憶をたどりながら、言葉にして伝える』練習をしていきましょう。