「真面目な男」が危ない?男性更年期になりやすい人の特徴はコレ

最近、話題になっている男性更年期。

実は、更年期は女性だけの悩みではなく、男性にとっても大きな悩みのタネです

女性更年期とは異なる部分も多い男性更年期について、今回はわかりやすく解説します。

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他人事じゃない男性更年期

今まで、「更年期症状」は、女性特有のものと思われてきましたが、最近の研究では、男性にも更年期症状があることがわかってきました。

男性更年期症状の経験者は10人に1人、潜在患者600万人ともいわれます

その原因は男性ホルモンであるテストステロンの減少にあります。

テストステロンの分泌量は10代後半から20代がピークで、その後40代から80代にかけて、徐々に減少。

女性のように、閉経を挟み急激な減少をすることはないものの、40代くらいからテストステロンの減少が目立つようになります。

そういった身体的要因とは別に、心理的な要因も挙げられます。

中間管理職としてストレスを抱えるようになる年代で、さまざまなプレッシャーに晒され、それが男性更年期の原因のひとつになっている可能性があるのです。

男性更年期になりやすい人の特徴

ここからは、男性更年期になりやすい人の特徴を5つご紹介します。

1.真面目で責任感が強い

普段から真面目で、責任感が強い人は男性更年期の症状が出やすいといわれています

少しの失敗も許せず、感情を抑えがちでストレスをそのまま抱えてしまう気質のため、精神的・肉体的に負担になり、それがそのまま男性更年期という形で出てしまいます。

2.焦りやすい・不安を抱えやすい

精神的に余裕がなく、常に何かに焦っている人や、不安を抱えやすい人もストレスをためがちで、男性更年期になりやすい場合が多いといわれています。

予定通りに物事が運ばないと過剰にイライラしてしまい、ミスが増える人は要注意です。

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3.人間関係でストレスを抱えている

家庭や仕事などで人間関係のストレスを抱えている人も、男性更年期の症状を発症しやすいタイプです。

テストストロンは別名を「社会性ホルモン」といい、家庭や会社などのコミュニティで認められることで、分泌量が増えます

逆に、自己肯定感が低く、家庭や会社で認められていないと感じていると、テストステロンの分泌も減少しやすくなります。

4.肥満気味である

肥満や高血糖など、メタボリックシンドローム因子が増えている人はテストステロン値が減少しやすく、男性更年期を発症しやすいといわれています。

また、テストステロンが減ると太りやすくなるため、悪循環になってしまいがちです。

肥満が解消するとテストステロン値は上昇するので、肥満にならないための体重管理が重要になります。

5.生活習慣が乱れている

テストステロンは、生活習慣の乱れによっても低下します。

たとえば、夜更かしや飲酒喫煙などの悪習慣は代表的です。

慢性的な運動不足や油物の多い食事など、不健康な生活習慣の影響がテストストロンの低下を招いている可能性があります。

男性更年期の相談先は?

男性更年期の場合の相談先について、2つご紹介します。

1.泌尿器科

女性と違い、男性の更年期は何科を受診すればいいのか迷ってしまいがちですが、まずは泌尿器科を受診することをおすすめします。

男性更年期の主な症状は身体症状、精神症状、性機能障害の3つに分けられ、泌尿器科で診察してもらえます。

まずは診察ののち、生活習慣の見直しを行いましょう。

ストレスチェックや睡眠、運動や食事習慣の改善など、生活療法を通して、改善を図っていきます。

それでもなかなか改善が見られない場合は、テストステロン注射による男性ホルモン補充療法を行う場合もあります。

2.漢方相談

男性更年期の症状には漢方薬も用いられます。

漢方薬は心とからだ全体の機能回復を目的とするため、男性更年期のさまざまな不調を同時に根本改善できるというメリットがあります

男性更年期の生殖泌尿器機能や体力の低下に対しては

「ホルモンバランスの乱れを整える」

「血流をよくし、生殖泌尿機能を回復させる」

「からだを温め、内臓の機能を回復させる」

「消化・吸収の機能をよくして疲れをとる」

などの作用がある漢方薬を選びましょう。

また、「自律神経を整える」「睡眠の質を上げてストレスを改善する」などの作用のある漢方薬を選ぶことで、精神的な不調にもアプローチすることができます。

<男性更年期が気になる人におすすめの漢方薬>

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

全身にエネルギーを補うことで、疲労を回復し、気力を充実させる漢方薬です。

強い倦怠感やだるさが目立つ人に用いられます。

  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう

不眠や不安を落ち着かせ、精神を安定させる漢方薬です。

気の巡りをよくして、動悸などを伴う更年期のイライラなどを改善します。

  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)

泌尿器系・生殖器系の機能を高めることで、頻尿、気力・精力の減退、腰痛、かすみ目など老化に伴う症状によく用いられます。

漢方薬は体質との相性もとても大事です。

医師や薬剤師などのアドバイスを受け、適切な漢方薬を処方してもらいましょう。

オンライン上で体質診断から漢方薬の購入まで完結できる「あんしん漢方」もとてもおすすめです

漢方に精通した薬剤師とAIが、あなたに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。

まとめ

男性更年期は潜在患者600万人といわれ、その原因も、生活習慣の乱れや運動不足など、多岐にわたります。

そして、生活習慣の改善や、男性ホルモン補充療法、漢方薬など、さまざまな治療方法があります。

ひとりで悩まず、まずは病院を受診してみましょう。

公式|あんしん漢方

<この記事の監修者>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師|碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

公式|あんしん漢方(オンラインAI漢方)

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