デトックスとは老廃物などの毒素を体内から体外へ排出する健康法です。
最近疲れを感じやすかったり、からだの怠さがとれなかったりするのは、体内の毒素がたまっているからかもしれません。
そんな人におすすめしたいのが「ヨガ」です!
毎日忙しいとどうしても健康に対する意識が薄れてしまいがちですが、今回はそんな人にもおすすめの、家で簡単にできるおすすめのヨガポーズを2つご紹介します。
ヨガのデトックス効果
そもそも、ヨガとストレッチの違いは何でしょうか。
ポイントは「呼吸」です。
ヨガは呼吸と連動させながらからだを動かします。
そのため、ストレッチ要素に腹式呼吸が加わることで、効率よく代謝を上げることができます。
老廃物などの毒素が体外に排出されることで、疲れがとれやすくなるのはもちろん、むくみなどの不調にも効果が期待できますよ。
また、自律神経を整える効果も期待できるので、疲れたからだを整えるのにピッタリなのです。
ヨガの嬉しいメリット
ヨガの大きなメリットは「からだと心を整えられること」です。
身体面では、ヨガはエクササイズやストレッチの要素があるので、筋力と柔軟性が向上しやすくなります。
その結果「からだの引き締め」「姿勢改善」「肩こり・腰痛・むくみなどの不調解消」といった効果が期待できるのです。
一方、精神面では自律神経を整えるといったメリットがあります。
日頃からストレスが多い人や気分が晴れない人は、ヨガの呼吸法やポーズ、瞑想をとりいれることでその症状が少し緩和されるかもしれません。
デトックスに効くヨガポーズ
ここからは、デトックスにおすすめのヨガポーズを2つご紹介します!
三日月のポーズ
- 四つん這いになり、両手の間に片足を置く。
- 後ろの脚を可能な限り後ろにずらす。(足の甲は寝かせる)
- 上半身を起こして、上体が安定したら両手を天井に向かって伸ばす。
前のひざがかかとより前に出ないようにする。 - 反対も同様に行う。
上半身を起こしたときに、からだが安定しない場合は、後ろの脚を少し外側に置きます。
また、からだが反ると腰を痛めてしまう可能性があるので、おなかに力を入れて上半身をしっかり支えましょう。
ワニのポーズ
- 仰向けに寝る。
- 右脚を持ち上げて、ひざは90度に曲げる。
- 両腕を肩の高さに広げる。
- 息を吐きながら、右脚を左に倒して30秒ほどキープする。
右の肩が床から浮かないところまで右ひざを床に近付け、顔を右に向ける。 - 反対も同様に行う。
不安でなければ目を閉じるとリラックス効果が高まります。
なお、腰が反りすぎると腰痛が悪化する可能性があります。
ひざを床につけるよりも、肩が床から浮かないように意識しましょう。
デトックスには漢方薬もおすすめ
体内の老廃物を排出するには、ヨガに加えて漢方薬をとりいれるのもおすすめです。
漢方薬は体質改善を得意としているので、老廃物がたまりにくい健康体を目指せます。
決められた分量を飲むだけなので、忙しい毎日でもとりいれやすいのが嬉しいポイントですよ。
デトックスしたい場合には、次の働きのある生薬を含む漢方薬から選びます。
- 水分代謝をよくして余分な水分や老廃物を排出する
- 便通をよくして老廃物を排出する
- 精神を安定させ、過食を防ぐ
デトックスにおすすめの漢方薬
- 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
便秘ぎみで脂肪がたまりやすい人におすすめです。
食べ過ぎによる体内の余分な熱を取り除き、脂質代謝を促進し、蓄積した脂肪を減少させることで、肥満症に働きかけます。(※1)
- 大柴胡湯(だいさいことう)
気持ちを落ち着かせることで、ストレスによる過食を落ち着かせます。
また、胸部(胆のう、膵臓、肝臓)の熱をとり除き、働きを整えることで脂肪代謝を促し、肥満症に働きかけます。(※2)
漢方薬は一般的には西洋薬より効果がマイルドで副作用も少ないですが、何を選べばいいか悩む人もいるでしょう。
そんな人はオンライン個別相談サービスがおすすめです。
「あんしん漢方」は、漢方に詳しい薬剤師がその人の体質に合った漢方薬を提案してくれ、お手頃価格で自宅まで郵送してくれますよ。
まとめ
ヨガは自宅で簡単にできるデトックス方法のひとつです。
ぜひ、お風呂上がりや寝る前など、少しの時間を見つけて試してみてくださいね。
公式|あんしん漢方
参考サイト
(※1)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ防風通聖散エキス顆粒(医療用)」
(※2)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ大柴胡湯エキス顆粒(医療用)」
<この記事を書いた人>
ヨガインストラクター・ライター|高橋かなこ
2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとしてオンラインを中心に幅広い年齢層へのヨガレッスンを担当。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験から、美しい体を作るためには食の大切さや思考も大切だと痛感。同じように悩む人に向けて精力的にメディアでの情報発信を行う。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。
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