最近、鏡を見るたびに「老けたな」と感じることはありませんか?
50歳前後の人の多くが抱える悩みですが、若々しさをキープする秘訣が実はあるのです。
この記事では、老化をコントロールするための具体的な生活習慣を紹介します。
「加齢=老化」は間違い?
50歳を過ぎると「最近老けてきたな」と感じる人が増えてきます。
実際に年齢を重ねることは避けられない現実ですが、老化はコントロールが可能。
ここで知っておいてほしいのは、「加齢」と「老化」は別物だということです。
加齢とは、人が生まれてから死ぬまでの時間経過、つまり年齢のこと。
老化とは、加齢に伴うからだの衰えのことです。
同じ50歳でも、見た目も体力も若々しい人がいる一方で、年齢以上に老けて見える人もいますよね。
その違いは、日々の生活習慣にあるのです。
老けない人がやってる5つの生活習慣
老けないための秘訣は、簡単な生活習慣の改善から始めることです。
ここでは、若々しさを保つためにとくに効果的な5つの習慣を紹介します。
さまざまな食品をバランスよく食べている
老けない人は、毎日の食事に気をつかっています。
野菜、果物、魚、肉、豆類など、さまざまな食品をバランスよく摂ることが大切です。
たとえば、抗酸化作用のあるビタミンCやEを多く含む食品は、細胞の老化を防ぐ働きがあります。
果物やナッツ、緑黄色野菜を積極的に取り入れるといいでしょう。
からだをよく動かしている
適度な運動は、老化を遅らせる鍵となります。
老けない人は、からだを動かすことが習慣になっているのです。
ウォーキングやジョギング、筋トレなど、自分に合った運動を続けることで、筋肉量を維持し、代謝を高めることができます。
なかなか運動する時間が取れない人は、普段から階段を使うよう意識したり、帰宅時にひとつ前の駅で電車を降りたりして日常生活に運動を組み込むようにしてみてください。
ストレス管理をしている
ストレスは老化の大敵です。
老けない人は、上手にストレスを管理しています。
趣味に時間を使ったり、友人との会話を楽しんだりすることで、ストレスを発散することができるでしょう。
また、瞑想や深呼吸などのリラックス法を取り入れると、心身のバランスが整い、若々しさを保つことができます。
睡眠に気をつかっている
良質な睡眠は、健康だけではなく老化予防にも効果があります。
眠りの浅さや寝つきの悪さを感じる方は、日光を浴びたり日中運動したりすることで朝晩のメリハリを意識するといいでしょう。
また、寝る前にスマホやパソコンを使わないことも重要です。
画面の強い光が睡眠の質を下げる原因となるため、就寝の2時間前にはスマホやパソコンは使わず、リラックスできる読書や音楽を楽しむのがおすすめです。
禁煙し、飲酒量に気をつけている
タバコは、老化を加速させる要因のひとつなので禁煙しましょう。
タバコを吸うと、体内のビタミンCが失われるため「しみ」「しわ」が増えるのです。
また、飲酒も適量に抑えることが大切。
アルコールの摂りすぎは、肌の弾力を奪い「しみ」「しわ」「くすみ」などを引き起こすといわれています。
毎日の晩酌が習慣になっている人は、ノンアルコールビールや炭酸水などを利用しながら飲酒量を減らしていくといいでしょう。
老化対策には漢方薬も活用できます
日々の生活習慣に加えて、漢方薬も老化対策におすすめです。
老化対策には
「血流をよくしてからだ全体に酸素と栄養を届ける」
「消化・吸収機能を高めて、心とからだを元気にする」
「加齢によるホルモンバランスの乱れを整える」
「水分の循環をよくしてからだに潤いをあたえる」
「自律神経を整え、ストレスを軽減することで意欲を高める」
などの働きをもつ漢方薬を選ぶのがいいでしょう。
漢方薬は心とからだの機能の低下を根本から改善し、今ある不調の改善だけでなく、健康でいつづけることを目的としています。
老化対策におすすめの漢方薬
- 補中益気湯(ほっちゅうえっきとう)
虚弱体質で、元気がなく胃腸の働きが衰えて疲れやすい人に。胃腸の働きを高めることでからだに気力を充実させます。
- 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
四肢が冷えやすく、疲れやすい人に。体をあたためて精をつけることで、加齢により衰えた泌尿器系や生殖器系の機能を高めます。
自分に合った漢方薬がよくわからない、見つけるのが大変、という方はあんしん漢方のようなサービスを利用するのがおすすめです。
オンライン上で、医師や薬剤師に個々の体質に合った漢方薬を選んでもらうことが可能。
購入した漢方薬は自宅に郵送してくれるので、興味がある方はぜひ活用してみてください。
まとめ
加齢は避けられませんが、老化はコントロールできます。
老けない人が実践している5つの習慣、「バランスの取れた食事」「適度な運動」「ストレス管理」「良質な睡眠」「禁煙と適量の飲酒」を取り入れることで、実年齢よりも若々しい外見と体力をキープできます。
また、漢方薬も老化対策におすすめです。
今日からできることばかりなので、ぜひ実践してみてください。
公式|あんしん漢方
<この記事の監修者>
あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師|碇 純子(いかり すみこ)
薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。
世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。
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