「最近、なんだか疲れやすい」
「からだがだるいけれど、原因がよくわからない」
こんな体調不良に悩んでいませんか?
もしかしたら、舌を見ることで不調の原因がわかるかもしれません。
実は、舌には体調の変化があらわれるとされています。
この記事では、簡単に自分でできる「舌診断」について解説します。
記事を読むことで、自分の体調を見極める方法がわかり、体調管理に役立てることができるでしょう。
舌にはからだの状態があらわれる
舌は、体調をうつし出す鏡のような存在です。
東洋医学では、舌の色や形、表面の状態を見て、内臓や体調の異常を判断することがあります。
舌は、粘膜に覆われていて血管がたくさん集まっているため、血液や体液の状態があらわれやすい場所です。
たとえば、舌が赤くて乾いている場合は熱がこもっていることがわかり、表面にひび割れのような亀裂が入っている場合は水分不足のサインです。
舌をチェックすることでからだの不調に早く気づくことができるでしょう。
正常な舌とは?
正常な舌は、薄いピンク色で、表面に適度な湿り気があります。
舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の表面についている舌の苔は薄く、白く、均一に広がっている状態が理想です。
また、舌の位置は前歯の内側に全体が収まっているのが正常です。
まずは正常な舌の状態を覚えておくといいでしょう。
舌でわかる体調診断
舌を観察することで、自分の体調を知るヒントがたくさん得られます。
朝、歯を磨いたあとに鏡の前で舌を見る、といった習慣を身につけると忘れずにチェックすることができるでしょう。
普段からチェックしておくことで、不調の前兆や急な体調不良に早めに気づくことができますよ。
赤い舌は「熱のサイン」
舌の赤みが強く縮こまっている場合は、からだの中に熱がこもっている可能性があります。
たとえば、熱があったり、気持ちの乱れや疲れがたまったりしているときにみられます。
逆に、舌が青紫色の場合は冷えや運動不足による血行不良のサインです。
舌が乾いているのは「水分不足」
舌がカサカサして乾燥しているときは、からだが水分を必要としているサイン。
表面にひび割れのような亀裂が入ることもあります。
運動後や水分補給が不十分なときにみられるサインです。
自分では喉の渇きを感じていなくても、こまめに水を飲むことが大切です。
舌苔が多いなら「食べ過ぎ」
舌に白い苔がべたっと豆腐のカスのようについている場合は、消化器系の不調や体内に余分な水分がたまっていることをあらわしています。
とくに、食べ過ぎや胃腸が弱っているときにこの状態があらわれやすいです。
舌苔が地図状のまだら模様なのは「疲れ」
舌が白っぽく、舌苔が地図のようにまだら模様になることがあります。
その場合は体力や気力が弱っている可能性があります。
風邪をひきやすい、眠気や疲労感がある、食欲がない、下痢気味、だるいなどの症状があらわれやすい状態です。
体調管理には漢方薬がおすすめ
毎日の体調管理で大切なことは、不調が出たらケアすることだけではなく、体質を改善して不調にならないからだを作っていくことです。
そんなとき、漢方薬はからだ全体のバランスを整えるのに役立ちます。
個々の体質に合った漢方を選ぶことで、不調を根本から改善できる可能性があります。
自分に合った漢方薬を選ぶには、医師や薬剤師などの専門家に相談する方法がおすすめです。
最近では、オンラインで自分に合った漢方薬を簡単に見つけられる「あんしん漢方」というサービスもあります。
漢方に精通した薬剤師がAIを駆使し、あなたの体質や症状に合わせて漢方薬を提案。
自宅にいながら、体質に合った漢方薬をリーズナブルな価格で受け取れるサービスなのです。
興味のある方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
舌をチェックすることで、体調の変化にいち早く気づき、適切な対処ができるようになります。
毎日鏡の前で舌を観察し、からだのサインを見逃さないようにしましょう。
体調管理に役立つ漢方薬なども上手に取り入れ、健康的な生活を心がけてください。
公式|あんしん漢方
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師|山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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