【流行注意】インフルエンザにかかりたくない人のための最強予防策

毎年流行するインフルエンザ。

「かかってつらい思いをしたくない!」という人のために、今回は、インフルエンザの最適な予防方法をご紹介します。

最新のインフルエンザの感染状況や、インフルエンザの基礎知識、予防のためのポイントも合わせて解説します。

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2024年インフルエンザ感染状況は?

インフルエンザの流行時期は、通常、12月下旬から3月上旬です。

しかし、去年は異例の早期流行で、8月下旬からインフルエンザ患者が拡大していました。

一方、今年は去年のように流行時期が早いわけではなさそうですが、10月頃には罹患者が散見されるようになりそうです。

患者数自体は9月の報告時点では目立った数値ではありませんが、ピーク時の感染者数は例年通り、ないしは例年に比べ増加するとみられています

インフルエンザの特徴

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こる呼吸器の感染症です

症状の進行は急激で、38度以上の高熱を伴います。

また、乳幼児や高齢者が重症化しやすく、肺炎などの合併症を起こすと命に関わることもあります。

インフルエンザを大きく分けるとA型、B型、C型の3種類で、毎年のように流行するのはA型です。

とくにA型、B型のインフルエンザは感染力が非常に強いのが特徴です。

感染経路は、ウイルスがくしゃみやせきで飛び散ってうつる「飛沫感染」、直接的・間接的接触でうつる「接触感染」があります。

インフルエンザ予防3つのポイント

インフルエンザを予防するための3つの方法について解説します。

手洗い・うがい・マスク

外出後は必ず手洗いを徹底しましょう。

ウイルス除去には石鹸が効果的です。

指の間や爪の間、手首もしっかり洗いましょう。

また、うがいも忘れずに。

水または食塩水を口に含んで、口の中をクチュクチュとゆすぎ、上を向いてのど奥を意識し、ガラガラとゆすぎ、吐き出します。

仕上げのうがいも行いましょう。

マスクは、ウイルスの侵入を完全に防げるわけではないものの、せきやくしゃみによる飛沫の拡散を防ぐことが期待できます。

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室内の湿度管理

空気が乾いているとウイルスが活発化しやすく、感染力も高まります。

加湿器などで室内の湿度を管理することで、感染を予防できます。

湿度は40%以上、ウイルスの生存率を低下させるには50~60%くらいが適切です。

湿度が70%を超えてしまうと、今度はカビやダニが発生しやすくなるので気をつけましょう。

栄養と睡眠

生活習慣を整え、免疫力や抵抗力を落とさないことが重要です。

食事は栄養バランスを意識しましょう。

とくに、ウイルスと戦う抗体を作るタンパク質、免疫機能を調整するビタミンDは意識的に摂取してください

疲労がたまると免疫力が低下し、ウイルスに感染しやすくなってしまうので、夜ふかしせずに早寝早起きで生活リズムを崩さないように心がけましょう。

体力維持や免疫力アップに漢方薬もおすすめ

これまでご紹介した対策以外におすすめなのが、漢方薬を使った体力維持や免疫機能のアップです。

漢方薬は根本からの体質改善が目指せるので、不調を治すだけでなく、不調にならないからだへと導いてくれるのです。

漢方薬は植物や鉱物といった自然由来の生薬で構成されており、一般的に西洋薬よりも副作用リスクが低いといわれます。

実際に、高齢者を対象とした研究では、漢方薬を使用することでインフルエンザや肺炎の感染率が軽減したという結果報告もあります(※1)。

インフルエンザの予防には、「胃腸のはたらきを回復して、食事の消化吸収力を高める」「血流をよくして栄養を全身に届ける」「自律神経を整え、ストレス疲労を軽減し、睡眠の質を上げる」といった漢方薬を使用しましょう。

インフルエンザ対策におすすめの漢方薬

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

胃腸の機能をよくし、気力を補い、疲れやすくなったからだを回復します。

  • 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

血流をよくして栄養を全身に届けます。

体力低下、食欲不振、倦怠感などに用いられます。

漢方薬を使用するときは、体質との相性を重要視しましょう。

どんな漢方薬も、体質との相性がよくなければ本来の効果を発揮できません。

医師や薬剤師に相談し、体質に合った適切な漢方薬を選んでもらいましょう。

「もっと気軽に漢方薬を使いたい」という人には、オンライン漢方薬サービスの「あんしん漢方」がおすすめ。

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まとめ

インフルエンザの流行は、いよいよこれから本番を迎えます。

手洗い・うがい、マスクの徹底や、適度な湿度管理、そして食事や睡眠などの生活習慣を整え、病気に対抗するからだを作り、インフルエンザを予防しましょう。

【参考】(※1)加藤士郎「高齢者における漢方の有用性」

公式|あんしん漢方

<この記事の監修者>

医師|木村 眞樹子(きむらまきこ)

都内大学病院、KDDIビルクリニックで循環器内科および内科に在勤。総合内科専門医・循環器内科専門医・日本睡眠学会専門医。産業医として企業の健康経営にも携わる。

自身の妊娠・出産、産業医の経験を経て、予防医学・未病の重要さと東洋医学に着目し、臨床の場でも西洋薬のメリットを生かしながら漢方の処方を行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行う。

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