「運動不足は健康によくない」「体力をつけるためにも運動をしたい」
そう考えていても、なんとなく億劫になり先延ばしになっていませんか?
毎日忙しくて運動のための時間をなかなか確保できないこともあるでしょう。
しかも寒い冬は外でジョギングなんてもってのほか!
そこでおすすめしたいのが家トレです。
運動は工夫すれば家の中でもできるので、わざわざ外に出る必要がありません。
今回は、そんな家トレの方法についてご紹介します。
冬は圧倒的に運動量が減る
冒頭でも少し触れましたが、寒い冬は外に出るのが億劫になりますよね。
外出の機会が減ると、それに比例するように運動量も減少する傾向があります。
また、冬は忘年会や新年会、親戚の集まりなどのイベントごとも増えて、単純に運動時間を確保するのが難しくなる場合もあるでしょう。
そのため、冬はとくに意識的に運動する時間をつくることが大切です。
冬の運動不足は「冷え」を加速させる?
運動不足になると筋力が落ちて血行が悪くなり、冷え性になりやすいといわれています。
とくに、ふくらはぎは第二の心臓ともいわれ、筋ポンプ作用で下半身の血液を上半身に循環させる働きがあります。
そのため、このふくらはぎの筋力が低下してしまうと血流が滞り足先が冷えやすくなるのです。
冷え性の特徴は「寒いわけでもないのに手足が冷たい」「お風呂に入ってもすぐに冷えてしまう」「便秘や下痢になりやすい」「何をしても痩せない」などが挙げられます。
当てはまると感じた人は、しっかり対策を行いましょう。
家トレで効率よく代謝UP!
「冷えは解消したい」「でも外に出て運動をしたくない」そんな人におすすめなのが家トレです。
ここからは家でできるトレーニングを2つご紹介します。
下半身のトレーニング(スクワット)
(1) 両足を肩幅程度に開く。
(2) 腰を落として、ひざを曲げる。
ひざがつま先より前に出ないように注意する。
(3) ひざを軽く曲げた状態まで立ち上がる。
(4) (2)(3)を繰り返す。(20回を目標に行い、余裕がある場合は回数を増やす)
体幹トレーニング
(1) 四つん這いになる。
肩の下に手首、脚の付け根の下にひざを置いて、つま先は立てる。
(2) 右脚を後ろに伸ばす。
(3) 床と平行になるまでゆっくり持ち上げて、左腕を耳の横で伸ばす。
(4) 背中を丸めて右ひざと左ひじを近付ける。
(5) ひざとひじを伸ばして(3)に戻る。
(6) (3)(4)を10回行ったら反対も同様に行う。
漢方薬の併用で冷え対策はバッチリ
冷え性がひどい場合は、運動に加えて漢方薬を服用してみるのもおすすめです。
冷えを解消するだけでなく、冷え性になりにくいからだ作りの手助けもしてくれます。
決まった量を飲むだけなので、日常にも取り入れやすいのがうれしいポイントですよ。
冷え性には下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
- 水分の偏りを調整して冷えを解消する
- 血流をよくして熱を巡らせる
- 胃腸の働きをよくして熱を作りだす
- 代謝を上げて、熱を作る機能を回復する
冷えにおすすめの漢方薬
- 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
手足の冷えを感じ、冷えると下半身やおなかが痛くなりやすい人に向いています。
血行をよくすることで、手や足先の冷え、しもやけに働きかけます。(※1)
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血流をよくしてからだを温める漢方薬です。
水の代謝をよくしてむくみなどを改善したり、女性ホルモンのバランスを整えて月経に伴う症状を改善したりします。
からだが冷えやすい人、貧血になりやすい人におすすめです。(※2)
漢方薬は一般的に、西洋薬と比べて副作用が少ないといわれていますが、初めての場合は何を選べばいいか悩みますよね。
そんなときな人は「あんしん漢方」のような「オンライン個別相談」を利用してみましょう。
漢方に詳しい薬剤師にスマホで気軽に相談ができ、自分に合った漢方薬をお手頃価格で自宅まで郵送してくれますよ。
まとめ
家からでずとも、運動はできます。
外に出て運動するよりも時間に融通が利くので、自分のタイミングでできるのも大きなメリットでしょう。
まずはスキマ時間で実践することから始めてみてくださいね!
参考サイト
(※1)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ当帰四逆加呉茱萸生姜湯エキス顆粒(医療用)」
(※2)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒(医療用)」
公式|あんしん漢方
<この記事の監修者>
高橋かなこ(たかはしかなこ)|ヨガインストラクター
2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとして幅広い年齢層へのクラスを開催。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験を経て、美しいからだを作るためには、食と思考が大切だと痛感。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」などで、同じ悩みを持つ方に向け精力的に情報発信を行う。
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