「つい食べすぎて後悔する……」
そんなことはありませんか?
マインドフル・イーティングは、食事をしっかり味わい、満足感を高めることで自然と適量を食べられる方法です。
無理に我慢するのではなく、食べる楽しみを深めながら健康的な習慣が身につきます。
この記事では、メリットや実践方法を解説。
今日から試せる方法を紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。
マインドフル・イーティングとは?
マインドフル・イーティングとは、食べることに意識を向け、食事を味わいながら適量で満足する方法です。
詳しく紹介していきます。
マインドフル・イーティングの基本的な考え方
マインドフル・イーティングは「マインドフルネス」の考え方を食事に応用した方法です。
食事中の自分の気持ちやからだの反応に意識を向け、おなかの空き具合や味、満腹感を観察しながら食べることで、適量でも満足しやすくなります。
食べる楽しみを深めながら、必要以上に食べすぎるのを防ぐので、健康的な食習慣につながるのが特徴です。
こんな食べ方をしていませんか?
つい食べすぎてしまう人は、無意識のうちに以下のような食べ方をしていることがあります。
- テレビやスマホを見ながら食べる
- おなかが空いていなくても時間だから食べる
- 味わうよりも、早く食べ終わることが習慣になっている
これらの食べ方を続けると、満足感が得られにくく、必要以上に食べてしまうことがあります。
マインドフル・イーティングのメリット
マインドフル・イーティングには、食べすぎを防ぐだけでなく、健康にもよい影響があります。
食べすぎを防ぎ、適量で満足できる
食事に集中しながら食べることで、「もう十分だ」とからだが感じやすくなります。
必要以上に食べすぎることが減り、自然と適量を守れるようになるのです。
消化がよくなり、からだに負担がかかりにくい
よく噛んで味わいながら食べると、消化がスムーズになります。
胃腸への負担が減り、食後の不快感も軽減できます。
食べることの楽しさを再発見できる
味や食感、香りに意識を向けることで、普段何気なく食べていたものの美味しさを改めて感じられます。
「今までなんとなく食べていた」という人は、食べることの楽しさを再発見できるでしょう。
今日からできる!マインドフル・イーティングの実践方法
マインドフル・イーティングは、ちょっとした意識で始められます。
まずは簡単なことから取り入れてみましょう。
食事の前に「今おなかが空いているか」を確認する
食事を始める前に「本当におなかが空いているか?」と自分に問いかけてみてください。
ストレスや習慣で食べようとしていると気づけば、一旦落ち着いてから食べるのもひとつの方法です。
一口ごとに味わい、しっかり噛む
一口食べたら「どんな味がするか」「どんな食感か」を意識してみましょう。
よく噛むことで満腹感も得やすくなり、少量でも満足しやすくなります。
「ながら食べ」をやめる
テレビを見ながら、スマホを触りながら食べていると、食事に意識が向きにくくなります。
食べることに集中できる環境を整えるだけでも、満足感が変わるため、食事に意識を向けることを心がけましょう。
食べすぎ対策には漢方薬もおすすめ
「気をつけていても、つい食べすぎてしまう……」という人には、漢方薬を活用する方法もあります。
食欲を抑えるには「ホルモンバランスや自律神経の乱れを整えて、過食を軽減する」「過剰な胃腸の働きを抑える」といった生薬を含む漢方薬を選びます。
食べすぎ対策におすすめの漢方薬
- 大柴胡湯(だいさいことう)
「気(生命エネルギー)」の巡りを促してストレスを低減させ、便通も改善します。
ストレスで食欲が増してしまう、便通が悪くがっちりした体型の人におすすめです。
- 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
からだの余分な熱を取り除き、代謝を促すことで肥満や便秘を改善する働きがあります。
また、脂質代謝を促すので、ため込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。
自分に合った漢方薬を選ぶには「あんしん漢方」がおすすめです。
あんしん漢方は、漢方薬に精通した薬剤師がAIを使ってあなたにぴったりの漢方薬を選定。
オンラインで注文でき、薬は自宅に届けられるため忙しい人でも簡単に漢方薬生活をスタートすることができます。
お試しもあるため、お気軽に利用してみてください。
まとめ
マインドフル・イーティングは、食事をしっかり味わいながら、自然と適量を食べられるようになる方法です。
「食べる量を減らすこと」が目的ではなく「食事の満足感を高める習慣」であることがポイントです。
まずは今日の食事から「おなかが空いているかを確認する」「よく噛んで味わう」「ながら食べをやめる」など、できることを試してみてください。
また、食べすぎが気になるときは、漢方薬を取り入れるのもおすすめです。無理なく食事を楽しめるよう、自分に合った方法を見つけてみましょう。
公式|あんしん漢方
<この記事の監修者>
あんしん漢方薬剤師|山形 ゆかり
薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。
症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。
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