「最近、肌のテカりやシミが気になる……でも何をすればいいかわからない」
そんな悩みを抱えている50代男性は多いのではないでしょうか?
実は、肌の老化はケア次第で大きく変わります。
今回は、男性の肌に合ったシンプルなスキンケア方法を紹介します。
中年男性の肌にスキンケアが必要な理由
50代になると肌の水分量や皮脂の分泌が減り、乾燥やシミ、くすみが目立ちやすくなります。
男性はもともと皮脂量が多く「テカるからスキンケアは不要」と考える人もいますが、加齢とともに皮脂の分泌も減少し、水分を保持しにくくなるのです。
さらに、テカリの原因は皮脂だけでなく、肌のキメが乱れていたり、赤黒く見えたりすることも関係しています。
そのため、キメを整え、肌のトーンを明るく保つケアが大切です。
また、男性は女性と比べて紫外線対策を忘れがち。
しかし、シミの原因は紫外線のダメージによる肌の老化といわれています。
これからの季節、とくに紫外線は強くなるためしっかりと肌を保護することが必要です。
50代男性がやるべきスキンケアの基本
普段スキンケアに慣れていない方でも、手間をかけすぎず続けられるスキンケアを紹介します。
以下の3つを実践すると、肌の状態が改善しやすくなるでしょう。
洗顔は優しく、保湿を忘れずに
洗顔は肌を清潔に保つために欠かせないステップですが、やりすぎると逆効果になります。
洗顔料でゴシゴシこすったり、強く洗ったりすると、肌に必要な皮脂まで取り除いてしまい、乾燥や肌荒れを引き起こす原因となります。
洗顔は泡立てた洗顔料を使って、優しく顔全体を包み込むように洗うのが大切。
手のひらや指の腹を使い、軽く滑らせるように洗いましょう。
洗顔後は、化粧水でたっぷりと水分を補い、その後、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めることが必要です。
これにより、肌の乾燥を防ぎ、しっかりと保湿ができます。
日々のスキンケアで乾燥を防ぐことが、年齢とともに増える肌悩みの予防につながるでしょう。
紫外線対策は通年で行う
紫外線は季節に関係なく、1年中降り注いでいます。
とくに、春から秋にかけて紫外線は強くなりますが、冬でもしっかり存在しています。
紫外線はシミやしわ、たるみなどの原因となるため、年間を通じて日焼け止めを塗る習慣をつけることが大切です。
外出する際には、顔だけでなく、首や手の甲、耳なども紫外線にさらされるため、忘れずに保護するようにしましょう。
また、帽子やサングラスを上手に使うことも紫外線対策として効果的です。
帽子は顔だけでなく、首周りまで紫外線を防ぐ役割を果たしますし、サングラスは目元の皮膚を守るアイテムです。
紫外線対策を徹底することで、肌の老化を防ぎ、健康的で若々しい肌を保つことができます。
生活習慣を見直す
肌の健康は、普段の生活に深く関わっています。
まず、バランスの取れた食事が基本です。
ビタミンB群やビタミンCなどの栄養素を積極的に摂ると、肌の回復を助け、毎日のダメージをやわらげることができます。
また、肌の主成分であるコラーゲンを作るためには、たんぱく質も欠かせません。
さらに、野菜や果物に含まれる食物繊維も肌を内側から支える大事な要素です。
また、十分な睡眠をとることも大切です。
睡眠中に分泌される成長ホルモンが肌の修復を助けるため、質のいい睡眠を確保することは、健康な肌作りに欠かせません。
漢方薬で肌の内側から整える方法もおすすめ
スキンケアと合わせて、からだの内側から肌を整えることも大切です。
漢方薬は体質の根本改善が期待できるため、肌トラブルの予防にもつながります。
肌を内側から整えるには、
- 肌の新陳代謝をよくして紫外線によるダメージを回復する
- 水分の循環をよくして肌に潤いを与える
- 血流をよくして肌に栄養をいきわたらせる
- ホルモンバランスの乱れを整える
などの生薬を含む漢方薬を体質に合わせて選びます。
スキンケアにおすすめの漢方薬
- 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
化膿や炎症を起こしている皮膚疾患に用いられる漢方薬です。
からだを冷やすことで炎症を抑え、水分代謝を高めることで膿を出す働きがあります。
- 桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
シミやニキビなどに用いられる漢方薬です。
血流を改善し、肌へ栄養がいきわたるようにする働きがあります。
「自分に合った漢方薬を使って体質改善をしたい」と考えている方にぴったりなのが「あんしん漢方」というサービスです。
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ぜひ、気軽に試してみてください。
まとめ
50代の男性が肌の衰えを感じるのは自然なことですが、スキンケア次第で肌の印象は変えられます。
まずは、洗顔と保湿を習慣にし、紫外線対策を忘れずに行うことが大切です。
くわえて、食事や睡眠を見直し、必要に応じて漢方を取り入れることで、より健やかな肌を保ちやすくなります。
「何から始めればいいかわからない」と感じているなら、まずは洗顔と保湿を毎日続けてみてください。
シンプルなケアでも、続けることで肌は変わっていくでしょう。
公式|あんしん漢方
<この記事の監修者>
あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師|碇 純子(いかり すみこ)
薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。
世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。
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