「最近ちょっと太った?」なんて言われたくない。
でも、健康診断の数値はじわじわ上昇中……。
そんな30〜50代男性におすすめしたいのが、漢方薬での“こっそりダイエット”です。
この記事では、漢方薬を使った無理のないダイエット方法をご紹介します。
漢方薬がこっそりダイエットに向いている理由
漢方薬は、見た目にはあまり変化がなくても、からだの内側からゆっくり整えていくアプローチが得意です。
誰かに気づかれることなく、ふとしたときに「あれ、痩せた?」と言われるような変化を目指せます。
生活に自然になじむ体質改善タイプのダイエット
漢方薬は、体質をゆるやかに整えていくことで、代謝や消化の力を引き出します。
そのため、急激に体重が減るようなものではありませんが、西洋薬と比べると副作用は少ないといわれています。
飲むだけで始められる手軽さもあり、誰にも知られずに継続しやすいのもポイント。
習慣のなかで少しずつからだが変わっていく、そんな“じわっとダイエット”が可能です。
自律神経や代謝を整えて痩せやすいからだを作る
加齢とともに代謝が落ちてくると、若いころと同じ生活をしていても太りやすくなります。
そこにストレスや睡眠不足などが重なると、自律神経も乱れ、より痩せにくい体質に。
漢方薬には、自律神経やホルモンのバランスを整える働きがあるものもあり、太りにくく痩せやすいからだを内側から作っていけるのが特徴です。
こんな人は太り予備軍?漢方薬が向いているサイン
自分ではそこまで太っていないと思っていても、実は“予備軍”に片足を突っ込んでいるかもしれません。
以下のサインがある人は、早めの体質改善がおすすめです。
健康診断で「軽度異常」が増えてきた
血糖値・中性脂肪・尿酸値など、健康診断で「ちょっと注意が必要ですね」と言われる数値が増えていませんか?
これは「未病(みびょう)」といわれる、病気になる一歩手前の状態です。
漢方では、こうした段階でのケアをとても大切にしています。
生活習慣病予防のためにも、今から漢方薬でのケアを始めるといいでしょう。
食事量は変わらないのにおなか周りだけ出てきた
「食べる量は変わっていないのに、なんだかおなかだけ出てきた」
そんな変化は、代謝の低下や内臓脂肪の増加が原因かもしれません。
おなか周りは年齢とともに脂肪がつきやすく、落ちにくい場所。
漢方薬で胃腸の働きや排出力を整えて、ため込みにくい体質に変えていくことが有効です。
体質別に選ぶ!こっそりダイエットにおすすめの漢方薬
漢方薬は、体質によって選び方が変わります。
ここでは、よくあるタイプ別におすすめの漢方薬をご紹介します。
むくみやすく、ぽっちゃりタイプ
水分をためこみやすく、からだが重だるい人には「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」がおすすめ。
6種類の生薬からなり、からだの水分バランスを整えて、むくみや水太りを改善します。
おなか周りが気になるストレス食いタイプ
ストレスで食べすぎたり、イライラがたまると食に走ってしまったりする人には「大柴胡湯(だいさいことう)」がおすすめ。
8種類の生薬が、自律神経の乱れを整え、脂肪の燃焼を促し便通もサポートしてくれます。
脂っこい食事が好き、がっちり体型タイプ
こってりした食事や飲酒の機会が多く、おなか周りが出てがっちりした体格の人には「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」がおすすめ。
ダイエットの漢方薬といえばコレ! という代表的なものです。
18種類の生薬が脂肪代謝を高め、体内の老廃物を排出させます。
自分に合った漢方薬を選ぶコツ
漢方薬は、自分の体質に合ってこそ効果を発揮します。
たとえば、防風通聖散は便秘薬として処方されることもあるため、元々下痢気味の人が内服すると、下痢がさらにひどくなり中止せざるを得ないケースがあるのです。
「自分はどれに当てはまるかわからない」
「市販のものを買っても不安」
そんなときにおすすめなのが「あんしん漢方」です。
スマホで簡単な体質チェックをするだけで、漢方の知識を持つ薬剤師がAIを用いながら最適な処方を提案してくれます。
通院不要で、自宅に漢方薬が届くから、誰にもバレずに始められるのも嬉しいポイントです。
まとめ
ダイエットを始めたいけど、誰かに気づかれるのはちょっと……。
そんな人には、漢方薬での“こっそりダイエット”がおすすめです。
無理なく、自然に体質を整えていけるから、スーツがきれいに着られるようになったり、健康診断の数値が改善されたり。
気づいたときには「あれ? ちょっと引き締まった?」と言われるかもしれません。
誰にもバレずに、自分らしいペースで。
まずは漢方薬から、ゆるやかに整える一歩を踏み出してみませんか?
公式|あんしん漢方
<この記事の監修者>
あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
碇 純子(いかり すみこ)
薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。
世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。
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