本当はこわい「エナジードリンク依存」元気の代償、気づいてますか?

「最近、エナジードリンクが手放せない」

「午後になると飲まないと動けない」

そんな感覚、覚えはありませんか?

エナジードリンクは、忙しい日常のなかで“手軽に元気をくれる存在”として人気です。

けれど、気づかないうちに「エナジードリンクなしではいられないからだ」になっているかもしれません。

今回は、「エナジードリンク依存」のリスクと、その背景にあるからだのサイン、そして根本的な回復につながる漢方的ケアについてご紹介します。

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なぜエナジードリンクがやめられないのか

毎日のように手が伸びてしまうエナジードリンク。

やめられない理由には、からだと心の深いつながりがあります。

慢性的に疲れている

「朝からだるい、寝ても疲れが取れない」

そんな状態が続いていませんか?

現代人の多くが、睡眠不足やストレス、栄養の偏りなどで「慢性的な疲労」を抱えています。

本来なら休むべきタイミングでも、仕事や家事に追われて無理をしてしまうことで、からだはどんどんエネルギー不足に。

そんなときに“手っ取り早く元気が出るもの”として選ばれがちなのが、エナジードリンクです。

一時的な「シャキッと感」がクセになる

エナジードリンクに含まれるカフェインや糖分には、覚醒作用や血糖値の上昇を促す働きがあります。

飲んだ直後に「シャキッとした」「頭が冴えた」と感じるのはそのためです。

しかしそれは、あくまで一時的なもの。

時間が経てばまた元に戻り、さらに強い刺激を求めてしまうこともあります。

習慣化し、耐性がつく

毎日飲み続けていると、からだが刺激に慣れてしまい、同じ量では効きにくくなります。

これを「耐性がつく」といい、さらに多くの量を求めるようになると依存状態に近づいていく危険性も。

「飲まないと落ち着かない」「集中できない」と感じたときは、すでに習慣の域を超えている可能性もあります。

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エナジードリンク依存がからだに与える影響

「疲れをとるために飲んでいたはずなのに、なんだか前よりしんどい」

そんなふうに感じたことはありませんか?

実は、エナジードリンクに頼りすぎると、からだにさまざまな負担がかかってしまうのです。

自律神経が乱れる

エナジードリンクに含まれるカフェインは、交感神経を刺激してからだを興奮状態にします

その影響で、休むべきタイミングにリラックスできなくなったり、夜に眠れなくなったりすることも。

こうした状態が続くと、自律神経のバランスが崩れ「疲れているのに眠れない」「寝ても回復しない」といった悪循環に陥ります。

胃腸への負担が積み重なる

糖分の多い炭酸飲料は、胃腸にとっては意外と負担の大きい飲み物です。

カフェインは胃酸を多く分泌させる働きがあるため、胃もたれや胃痛の原因になることも。

とくに空腹時に飲むと胃や腸が刺激されやすく、からだへの負担になります。

「疲れが取れない」が当たり前になる

飲めばその場しのぎにはなっても、根本的に元気になった実感がないまま、毎日が過ぎていく……。

そんな状態が当たり前になると、本来の「自分らしい元気さ」を忘れてしまいます。

エナジードリンクでごまかし続けるほど、からだが本来持っている回復力は低下してしまうのです。

エナジードリンク依存から抜け出す方法

本来の元気を取り戻すためには「今すぐやめる」よりも、無理のない方法でからだを立て直していくことが大切です。

睡眠と食事をしっかりとる

まずはしっかり寝て、ごはんを食べてからだを養いましょう

夜は湯船につかってしっかり休み、朝はおにぎりや味噌汁など、軽くでも何か口にすることがおすすめ。

朝ごはんを摂ることでエネルギーが補給され、日中の集中力も高まりやすくなりますよ。

基本的な生活習慣を見直して、体調を整えることが大切です。

だるさをごまかさず「からだの声」を聞く

「だるいけど頑張らなきゃ」「まだいけるはず」と無理を続けていませんか?

その違和感は、からだからのSOSかもしれません。

ほんの数分でもいいので、深呼吸をして目を閉じてみる、ストレッチをしてからだをほぐす

そんな“ゆるめる時間”が、回復力を育てる第一歩になります。

慢性的な疲れには漢方薬もおすすめ

なかなか抜けない疲れや無気力感には、体質に合わせた漢方薬でケアするのもひとつの方法です。

漢方薬は、一時的な元気を補給するだけではなく「自分で元気をつくる力」を底上げしてくれる存在。

エナジードリンクをやめたいけれどなかなかできないという人にも、やさしく寄り添ってくれます。

疲労改善には、「消化・吸収機能をよくして栄養の吸収を高めて疲れを取る」「自律神経のバランスを整え、ストレスによる疲労を減らしたり、睡眠の質を

上げたりする」「血流をよくして疲れた筋肉をほぐす」といった漢方薬を選びます。

慢性的な疲れ対策におすすめの漢方薬

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

胃腸の機能をよくして体力を回復し、気力を充実させることで疲労や倦怠感に働きかけます。

体力がなく、疲れやすい人におすすめです。

  • 人参養栄湯(にんじんようえいとう)

からだを温め、血流を促して全身に栄養を届けることで、体力低下や食欲不振を改善します。

手足の冷えや貧血などの症状がある人におすすめです。

漢方薬は自分の体質に合ったものを選べば、気になる症状だけではなく、体質の改善も期待できます。

自分に合った漢方薬がわからない、という人は「あんしん漢方」がおすすめです。

あんしん漢方は、オンラインで薬剤師に相談しながら漢方薬が選べる画期的なサービス。

注文した漢方薬は自宅に届くので、忙しい人にもぴったりです。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

まとめ

「なんとなくだるい」

「集中できない」

「飲まないと動けない」

それはただの疲れではなく、からだからのサインかもしれません。

エナジードリンクでごまかす元気は、一時的なもの。

でも、自分の体質に合わせたケアを続けていけば、「気づいたら元気になっていた」という未来も見えてきます。

まずは少しだけ、生活を整えてみることから。

エナジードリンクでごまかさず、本物の元気を育てていきましょう。

公式|あんしん漢方

この記事の監修者

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

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