もう気のせいにしない。「職場ストレス」がからだに与える影響とその対処法

「最近、なんとなく体調が悪いけど、病院に行くほどでもないし……」

「眠れないのは気のせいかも」

そんなふうに、いつの間にか不調を“我慢するのが当たり前”になっていませんか?

とくに職場でパワハラを受けた経験がある人は、心のダメージがからだの不調としてあらわれることがあります。

でも、自分のせいではありません。

からだからのSOSを正しく受け止めて、ケアを始めることが大切です。

この記事では、パワハラによって起こる心とからだの不調、そしてその対処法について、東洋医学の視点も交えてご紹介します。

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ストレスは心だけでなく「からだ」もむしばむ

職場での人間関係や強いストレスは、精神面だけでなく、からだの症状としてもあらわれます。

とくに、次のような不調が続いている場合は、ストレスが関係しているかもしれません。

不眠・頭痛

「夜眠れない」「眠っても途中で目が覚める」などの不眠症状は、強いストレスで自律神経が乱れたときによく見られます。

だるい・肩がこるといった症状も、心の緊張状態が続いているサインです。

胃腸の不調や食欲不振

職場のストレスで、食事が喉を通らなくなったり、胃がムカムカしたりすることもあります。

また、吐き気や下痢・便秘など、胃腸の働きが乱れるケースも少なくありません。

動悸・息苦しさ・のどの詰まり

胸がザワザワする、呼吸が浅くなる、のどが詰まるような感覚がある――。

そんなときも、心身のバランスが崩れているサインかもしれません。

まずは「この症状が出たら、自分にとってのストレスサイン」と自覚することが大切です。

ストレスが過剰に続いていることをからだが教えてくれていると考え、対処法を考えていきましょう。

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不調を感じたら、相談という選択肢を

つらさを感じているのに「誰にも言えない」「我慢しなきゃ」と思っていませんか?

からだや心に異変を感じたときは、ひとりで抱え込まず、外部のサポートを頼ることが大切です。

職場に産業医がいれば相談してみるのもひとつの方法。

民間のカウンセリングや心療内科を利用する人も増えています。

また、信頼できる上司や人事担当者に、環境の見直しを相談してみることも選択肢のひとつです。

相談することで状況が変わることもありますし、話すことで自分の気持ちが整理されることもあります。

「こんなことで相談していいのかな」と思わずに、まずは行動してみることが、回復への一歩になります。

職場ストレスにはセルフケアも大切

相談や環境調整と並行して、心とからだを整えるセルフケアにも取り組んでみましょう。

毎日できる簡単な方法でも、少しずつ心身のバランスを整えることにつながります。

ぬるめのお風呂・深呼吸でリラックス

ストレスがたまっていると、交感神経が過剰に働いて、からだが常に緊張状態になります。

そんなときは、ぬるめのお風呂にゆっくり入るだけでも副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなります。

また、意識して深くゆっくりと呼吸する「腹式呼吸」も、自律神経を整えるのに役立ちます。

無理をせず休養する

ストレスやパワハラで心身が疲れきっているときは、無理をせず休むことが何よりも大切です。

「少し休んだだけじゃ変わらない」と思ってしまうかもしれませんが、十分な睡眠やゆったりした時間をとることで、自律神経のバランスが整い、回復が進みやすくなります。

罪悪感を手放して、休むことに意識を向けてみましょう。

自分に合った漢方薬を取り入れる

ストレスによる不調を整えるには、からだ全体のバランスを見ながら改善する「漢方薬」もおすすめです。

「気・血・水」の巡りをよくし、症状を和らげながら体質改善につなげていくのは漢方の得意分野。

とくに、心とからだのつながりを大切にしている漢方は、ストレスケアにぴったりです。

ストレスケアにおすすめの漢方薬

ストレスによる不調には、根本改善を目指す漢方薬もおすすめです。ストレスケアには、次のような作用をもつ漢方薬を選びます。

  • 気分の落ち込みを改善する
  • 自律神経のバランスを整え、ストレス耐性を高める
  • イライラや興奮を鎮める
  • 消化・吸収機能を改善してからだの内側から心とからだを元気にする

代表的な漢方薬をご紹介します。

ストレス対策におすすめの漢方薬

  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

喉や胸部に滞ったつっかえ感を取り除くことで、精神の緊張をゆるめて精神不安を改善する漢方薬です。

気分がふさぎ、喉や食道部に異物感があり、動悸やめまい、嘔気などのある人に。

  • 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

精神を安定させることで自律神経を整え、不安や不眠、イライラを抑える漢方薬です。

体力があまりなくて疲れやすく、神経過敏で眠れない人に。

漢方薬は、自分の体質に合ったものを服用すると、気になっている症状だけではなく体質改善も期待できます。

自分に合った漢方薬がわからないという人は「あんしん漢方」といったサービスを利用するのがおすすめです。

あんしん漢方は、漢方薬に精通した薬剤師が、オンラインで漢方薬を選んでくれる画期的なサービス。

漢方薬というと「高い」というイメージがある人もいらっしゃると思いますが、あんしん漢方なら継続しやすい価格。

まずはお試しだけでも可能なので、ぜひご利用ください。

まとめ

パワハラによるストレスは、目に見えないからこそ見逃されがちですが、からだは正直です。

眠れない、食欲がない、息が苦しい――それは、もう限界が近いというサインかもしれません。

まずは、相談できる窓口を探してみること。

そして、からだを整えるセルフケアを取り入れていくこと。

無理をせず、少しずつ「本来の自分」を取り戻していきましょう。

漢方薬も、その回復のサポートになるはずです。心とからだを同時にケアする選択肢として、ぜひ検討してみてくださいね。

この記事の監修者

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師|碇 純子(いかり すみこ)

薬剤師・元漢方薬生薬認定薬剤師 / 修士(薬学) / 博士(理学)
神戸薬科大学大学院薬学研究科、大阪大学大学院生命機能研究科を修了し、漢方薬の作用機序を科学的に解明するため、大阪大学で博士研究員として従事。現在は細胞生物学と漢方薬の知識と経験を活かして、漢方薬製剤の研究開発を行う。

世界中の人々に漢方薬で健康になってもらいたいという想いからオンラインAI漢方「あんしん漢方」で情報発信を行っている。

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