「夏休み、しんどい」ママの疲れは気の消耗?自律神経を守るセルフケア

「子どもがずっと家にいるだけなのに、なぜか自分が疲れている」

「いつもより眠れないし、気分の波も激しい」

そんな夏のママの不調、もしかしたら“気の消耗”や自律神経の乱れが関係しているかもしれません。

夏休みは子どもとの時間が増える一方で、自分の時間は減りがち。

生活のリズムも変わるため、心とからだに目に見えない負担がかかりやすくなります。

この記事では、そんな“夏休みしんどいママ”の不調の理由と、漢方薬の視点からできるケア方法をご紹介します。

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夏休みにママが疲れやすくなる理由

いつもと違う夏の生活が、ママの心とからだにじわじわ影響を与えています。

頑張りすぎで「気」が消耗していく

東洋医学では、心とからだのエネルギー源である「気」が不足すると、だるさややる気の低下、疲れやすいなど、さまざまな不調があらわれるといわれています。

夏休みは、朝昼晩の食事づくり、子どもの宿題のフォロー、レジャーの計画や準備など、「気をつかう場面」がとにかく多くなります。

さらに、自分の時間やペースが保てなくなるため、気力だけでなんとか日々をまわしているような状態に。

気がどんどん消耗していけば、からだがだるくなるのは当然のこと。

「何もしていないのに疲れる……」と感じるのは、気が不足しているサインかもしれません。

生活リズムの変化で自律神経が乱れやすい

子どもが夏休みに入ると、起床・就寝時間や食事のタイミングが変わりがち。

毎日同じリズムで動けていたときと違い、予定が日によってバラバラになったり、家にいる時間が長くなったりと、ママ自身の生活も乱れやすくなります。

この変化が影響するのが「自律神経」。

交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、眠りが浅くなったり、疲れが取れにくくなったり、気分が不安定になったりします。

「なんか調子が悪いけど、病気ではない気がする」そんなときは、自律神経の乱れを疑ってみましょう。

気温や湿度の変化による体力の消耗

外は猛暑、家の中は冷房でひんやり。

この「寒暖差」も、からだのエネルギーを大きく消耗させる要因のひとつです。

暑さで汗をかきすぎたり、冷房でからだが冷えたりすると、体温を保つために余計なエネルギーをつかうことになります。

とくにママは、子どもの体調を気にして空調管理に気をつかったり、外遊びの付き添いをしたりと、自分の体力を後回しにしがち。

気温や湿度に適応しようとするだけで、思っている以上にからだには負担がかかっているのです。

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自律神経と“気”を整えるためにできること

日常生活のなかで、ちょっとした習慣を取り入れるだけでも、からだと心のバランスを保ちやすくなります。

「しんどい」と思ったら休む

「母親だから」

「しんどいなんて言っていられない」

そんなふうに自分を追い込んでいませんか?

気が消耗しているときに必要なのは、まず「休むこと」。

たとえば、5分だけでも横になって目を閉じる、ソファで深呼吸をする、家事の手を止めて好きな飲み物を飲むなど、小さなことで十分です。

「私は休んでいい」と自分に許可を出すことが、心の余裕を取り戻す第一歩になります。

朝の“ゆる習慣”で心に余白をつくる

朝から全力モードに入るのではなく、1〜2分だけでも“ゆるっと過ごす時間”をつくってみましょう。

  • カーテンを開けて朝日を浴びる
  • 気持ちを紙に書き出す
  • 窓辺で温かいお茶を飲む

どれも特別なことではないけれど「今ここ」に意識を戻すことで、交感神経から副交感神経へとスイッチしやすくなります。

自律神経が整えば、心もからだも安定しやすくなります。

食事で「気」をチャージする

気を補うには、日々の食事も大切です。

とくにおすすめなのは、豆類・かぼちゃ・さつまいも・雑穀などの「自然な甘み」を含む食材。

これらは胃腸への負担が少なく、からだの内側からじわじわとエネルギーを補ってくれます。

夏バテ気味で食欲がないときは、冷たいものを避けて、温かいスープや煮物にすると、より消化吸収が高まります。

「気」の巡りを整える漢方薬という選択肢も

セルフケアだけでは追いつかないと感じたときは、漢方薬の力を借りてみるのもひとつの方法です。

漢方薬で足りない気を補い、乱れた気の流れを整えていきましょう。

自律神経の乱れによる不調に対しては、「気分の落ち込みを改善する」「イライラを鎮める」「血流をよくして自律神経の乱れを整える」「消化・吸収機能を改善してからだの内側から心を元気にする」といった作用のある漢方薬を選び、根本改善を目指します。

夏休みママにおすすめの漢方薬

  • 加味逍遙散(かみしょうようさん)

疲れやすくイライラしがちな方におすすめです。

上半身にたまった気の流れを全身に巡らせることでこもった熱を冷まして、ほてりやイライラなど女性ホルモンの変動による不調に働きかけます。

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

疲れやすく、胃腸の働きが衰えている方におすすめです。

胃腸の活動を高めることで「気」を補い、疲労や倦怠感、食欲不振を改善します。

漢方薬を選ぶときは、体質やそのときの状態に合わせることが大切なので、専門家に相談するのが安心です。

最近では「あんしん漢方」のようにオンラインで薬剤師に相談し、自分に合った漢方薬を自宅に届けてもらえるサービスもあります。

忙しくて外出が難しいママでも、自分のケアをあきらめずに済みます。

まとめ

子どもの夏休みは、ママにとって「頑張りどき」である一方、知らず知らずのうちに“気の消耗”や自律神経の乱れを引き起こしやすい時期でもあります。

「なんでこんなに疲れてるんだろう」

「私だけうまくできてないのかな」

そんなふうに責めてしまいそうになったときは、「気が足りてないだけ」とやさしく声をかけてあげてください

この夏を、無理せず、笑顔で乗り越えられますように。

この記事の監修者

あんしん漢方薬剤師|中田 早苗(なかだ さなえ)

デトックス体質改善・腸活・膣ケアサポート薬剤師・認定運動支援薬剤師。病院薬剤師を経て漢方薬局にて従事。症状を根本改善するための漢方の啓発やアドバイスを行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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